今、雑感！！

　民主党の党首選挙は小沢一郎氏の対抗馬がなく無投票になりそうだ。自民党は「民主党は堂々と対抗馬を出して政策論争をして党首を選ぶべきだ。」と揺さぶりをかける。内政干渉をしてはいけないと言いつつ内政干渉をしている。
もし民主党が勝ちに近づく方法は今は小沢一郎氏の無投票と線しかないと思う。昔のいろいろな党出身者がいる寄り合い世帯である。対抗馬が出れば必ず不協和音となるのが目に見えている。なんといっても昔の自民党一の実力者である。人脈、金脈他の追随を許さないであろう。時が時なら総理大臣の最右翼である。
小沢党首の実現でいよいよ政局も慌しくなる。公明党も自民党と一線を引き出した。公明党の今後の動きも微妙である。
暢気ですなあ自民党。アフガンで活動中のＮＧＯの一人が殺された。出てくるのは福田総理と山本一太外務副大臣だけである。あとの議員さん何しているのか。誰一人として危機感がない。尊い命がなくなったというのに他国のことのようだ。親御さんは息子を助けてと絶叫しているのだ。
選挙近しのためか、東京にはいないのだろう。危機感を持って東京へ帰ってくる議員は一人としていないのだろうか。
　またもや農水大臣の不適切な行為が発覚しつつある。秘書の自宅を事務所にして２年間で２千数百万円の計上。身体検査やってませんのか。農水大臣は疫病神に取り付かれているのか。今後の状況によっては？
農水といえば昨日我が家の次男坊がフランスから短期間の一時帰国した。昨年１１月シェフ見習いで渡仏。夏のバカンスで約10日間の休暇とのことである。話を聞いているとやはり日本人は働きすぎのような気がする。また、フランスは自給率１２０％とのこと。日本は３６％である。日本のようにウィークデーは勤めに出て土曜・日曜を利用して農業を行っているのは少ないそうだ。人々に余裕感があるとのことである。彼の職場も50席に調理人が20人いるとのことである。フランス料理のコースは日本円にして平均3万円。お酒抜きである。忙しいとのことのようだ。
日本の農業政策早急に見直すべきである。そんな折、農水大臣の不祥事？である。

惨敗日本のマラソン

北京オリンピックは無事終了した。しかし、日本にとっては何か後味の悪い結果と見たのは私だけであろうか。クーベルタンの掲げたオリンピック精神とかけ離れていくオリンピック。日本も同じような道を辿っている。いや辿らねばメタルは取れない。オリンピック開催国にはなれない。アマチュアの大会であったオリンピックは回を重ねるごとに商業ベース化していく。プロ選手の参加、スポンサー企業の参加、その他商業ベースに乗らざるを得なくなった体制。又、どんどん競技種目が増えていく。もう一度オリンピック発祥の原点に戻るべきである。

　最終日、世界が注目する競技である男子マラソンが始まった。見る気に成れない。
１２時間前、日本では本命と言われていた選手の出場辞退。今回のマラソンについては仏の○○と言われている私でも異議を申し立てたい。陸連、監督、コーチ陣の失態である。男女６選手の内２名が敵前逃亡、１名が途中リタイア、それも実力選手ばかりである。まともに走ったのは３名である。その３名の中にも準備が短かったと行っている。前々から思っているが出場選手の選考方法が悪いのではないか。
欠場した女子選手など２年前に決まっていた。２年もすると人の身体どうなるかも判らない。かなりの変化があると思う。選手の選考方法を研究しなおすことが必要ではなかろうか。
　

残念星野ジャパン

　星野ジャパン残念無念。北京オリンピック野球の準決勝戦。韓国に負けてしまった。昨日書いたように日本選手に覇気がない。紳士的な野球である。闘将星野監督も穏やかである。あの阪神タイガースを優勝に導いた時の元気がない。ベンチの扇風機を壊したり、ベンチの椅子を蹴飛ばしたりした時の感情向き出しの積極性がない。年のせいだろうか。昨日のソフトボールがあまりにも劇的な優勝であったからその余韻が残っているせいでもあろうか。準決勝に進む各チームの実力はほとんどないといってもよい。何に原因があったのだろうか。しかし、この検証は最早必要ではない。野球がオリンピックから消えてしまうからである。
明日、３位決定戦が行われる。最後の試合、全力でがんばって帰国して欲しい。
監督、コーチを始め選手の皆さんご苦労様でした。日本のプロ野球も終盤戦。
熱い戦いをお願いしたい。
　野球がオリンピックから消える第一の原因は世界的に野球人口が少ないことだ。
今回の出場チームは８チーム。そのうちアジアから４チーム。あとキューバを含めアメリカ大陸から３チーム。ヨーロッパはオランダだけ。アフリカは０。こんなのほかの団体競技では考えられない。消えるのも当然であろう。オリンピックに入るには世界的にもっと競技者人口を増やすべきである。底辺をしっかり増やすことだろう。その前に世界的な野球機構の構築をしないとだめである。そして、ワールドカップのような戦いの場を創ることである。
やはり野球の本場アメリカが本腰を入れられるかどうかである。そこまでしてアメリカが動くかどうかである。現状ではかなり難しいのではないか。
北京オリンピックも今日をいれあと２日。明日の夜にはロンドンへオリンピック旗が渡る。

ソフトボール最高！！

　ついに悲願成る。北京の空に日の丸が翻る。日本のソフトボールが常勝アメリカに勝った。この３日間、ものすごい試合が続いた。特に前２試合は何れも延長戦。
あの世界最速の持ち主上野投手は３試合連投。前２試合で３１８球を投げ、腕は限界に近づいていたであろう。決勝戦の６回の裏の守りはハラハラの連続であった。ワンアウト満塁。一打出れば同点。長打の場合は逆転である。神は日本に笑ったとはこのことである。上野が投げた。打者が振る。勢いのついた黄色いボールは地を這うかのようにテレビ画面から消えた。抜かれた。万事休す。次の瞬間、サードが身を挺して捕球している姿がテレビに映った。サードライナー。よく捕った。鍛え抜かれた日本の守備である。まだ、ツーアウト満塁。次打者も３塁強襲。よい当たりである。これもサードがよく処理をした。チェンジ。いつの間にか、手には汗が出ていた。最大の難局を乗り越えた日本。そして上野投手の力投。更に鍛えられたサード。
ソフトボールは北京を最後に姿を消すという。世界的にソフトボールの人口が少ないという。近い将来、是非復活して欲しい。
　今日からは野球の戦いが始まる。星野ジャパン、日本のソフトボールチームを見習えといいたい。前半戦を見ていてもなんとなく全体的に覇気がない。闘争心が画面に出てこない。神もついていない。負けている韓国との戦いである。泣いても藁ってもあと２試合。悔いのない戦いをしてほしい。最後の最後まで・・・。
野球も今回が最後だ。是非野球の面白さを、奥深さを全世界に発信して欲しい。そんな戦いを期待する。
がんばれ星野ジャパン。

がんばれ国技

　相撲界はご難続きである。幕内力士若ノ鵬が大麻を所持していたことから警視庁に逮捕され身柄を拘束されている。前代未聞の事件だとか。
北の海理事長またまた頭が痛い。本日、彼を解雇したと発表。また、彼の所属していた間垣部屋の間垣親方は責任をとって理事を降りる。
今、相撲協会は大変だ。外国力士が増え、それも幕内の半分が外人である。しきたりを重視する大相撲。日本のしきたりや文化を理解するのは大変であろう。協会もあまりこのことには無関心だったのではないのか。日本では大麻は麻薬である。持つこと、栽培すること、口の中に入れることすべて禁止である。大麻取締法と言う法律がある。外国の中には大麻は麻薬ではないと言う国もある。
相撲協会は入門すぐの若い力士に対してもっと日本の習慣、文化を徹底的に教育すべきである。勿論日本人力士、外国人力士分け隔てなくである。
名横綱だった北の海理事長。運営の方でも名理事長になってもらいたい。