兵庫県１００条委員会での知事答弁

兵庫県で１００条委員会が行われている。
８月３０日は１００条委員会にかけられている齋藤知事本人が出席し２時間答弁に立った。
今回は知事のパワハラ疑惑についてであった。
知事から夜～深夜にメールが送信される。休養している職員の精神状態は不安定になる。
直ぐに返事をしなければ怒鳴る（パワハラ）とのことである。
２４時間頭の休まるところがない。
知事経験者のH氏が述べていたが夜遅く職員にメールしても返信不要と記していたとのことである。
然し、返信不要と言っても知事からメールが来た場合、職員は寝られないだろう。
こんなの兵庫県だけだろうか。
何れにしても緊急の時を除いては事務所にいる間に行うべきである。
チャットは便利な時もあるが、その使い方によっては不幸になることもある。
トップは肝に銘じていただきたい。
頭脳明晰な知事であろうが、人間味の無い知事に思えた。

大阪・関西万博は本当にどうなのか

あと８か月に迫った大阪・関西万博ですが。万博協会の石毛事務局長はチケットの前売りも予定通りだとの談話を発表した。
万博協会はじめ大阪府・大阪市、関西財界は万博に向け必死に順調さをアピールしている。
一方、関西在住の評論家、識者、市民団体などは準備に危惧し、また開催リスクを危惧するコメントを出している。
我々一般市民はどちらを信用して良いのかわからない。こんなに混とんとしている原因は何なのだろうかと私なりにまとめてみた。
一番大きな原因は、万博協会、大阪府・大阪市、関西財界は勝ってバラバラな発表をしていると感じる。
万博を主宰するのはあくまでも国であり、その機関である万博協会が民間といわれている。そのくせ万博協会には各省庁や大阪府・
大阪市から沢山の出向者が派遣され寄り合い所帯となっている。万博協会内部でも意思の疎通が図られていないのではないかと思
われる。
大阪府知事、市長は当初空飛ぶ車や人間洗濯機をシンボルに宣伝してきたが実施が無理だと解ると大屋根リング構想が出てきて、
それも後世に残るのではなく終了後には取り潰す。１９７０年の万博はシンボルとして太陽の塔を設置し、今なお千里丘陵から日本
を世界を見渡している。パリのエッフェル塔もパリ万博のシンボルであると聞く。
関西財界は前売り券を大量に売り捌くとしているが当初の談話から売り捌き状況を発表しない。一部の報道ではかなり格安で受け
入れた企業の従業員や取引先に出回っているとのうわさがある。
二番目の原因は、コロナの影響もあるだろうが、海外パビリオンA型の最終参加が当初の予定よりダウンした。万博協会は想定内
のことだと言う。本当にそうだろうか？なんでXタイプなどの構想を出してくるのだろうか。矢張り真実を述べていない。
三番目の原因は、リスクマネジメントが疎かにされている。危機管理がなされていない。津波、高潮、落雷、爆発等についての
対策や交通アクセスなどの対策が聞こえてこない。その他多くの対策が見えない状態と聞く。
最近も関東の知人と話をしていると関東圏ではあまり関心がないとのこと。それより危険が一杯のところには行けないとの談であった。
矢張り、大阪・関西万博は舞洲で開くべきでなかったのではないのだろうか？
ゴミの埋め立て地に調査も、危機管理対策もほどほどにしカジノありきで決定された大阪・関西万博である。

さあ、元気を出して・・・！！

暑中お見舞い申し上げます。
毎年暑さが厳しくなってくるようですね。
天候も不順でございます。
政界、官界、財界、教育界、スポーツ界ここにきて膿が出っぱなしの様です。
オリンピックフランス大会が開催されます。
体操界は大変な事になりました。５人の競技が４人でしなければならなくなりました。
決められた範囲内で頑張ってくださいね。

万博問題について主催者側はよく説明すべきである。

大阪・関西万博の状況が混沌としている。
主催者の万博協会や大阪府・大阪市等は素晴らしい万博になると前に向かって進んでいる。
開催日までに間に合わせ、素晴らしい万博にすると豪語している。
一方、万博開催に危機感を持っているグループや個人はこんな状態でやれるんだろうかと危惧する。
大手マスコミは前からであるが何が原因かあまり放映しない。
協会、大阪府・大阪市は詳しいことをしゃべらない。大阪の与党である維新も然りである。
日曜日、機会があり「明るい民主大阪府政をつくる会」主催の集会に参加した。
お二人の方が講演された。その内のお一人ＦＢ友達で阪南大学教授の桜田照雄先生も急遽来会された。
先生は主にメタンガス爆発について発言された。ＦＢで先生の万博に対する発言をよくされている。
以前から感じていることだがパビリオン建設の遅れや撤退、災害対策・交通アクセス問題など解決
しなければならない問題があるようだ。
ガス爆発と言えば何十年も前の天六ガス爆発のことを思い出す。大きな鉄板が何枚も吹き飛んだ。
死者も出た。断末魔とはこのことを指すのだ。メタンガスとは違うがガスの爆発は恐ろしい。
昨日のお話ではかなりたってからの報道された一か所ではなく複数個所からガスが出ているそうだ。
お二人の発言に注目した。お一人は建設業者で万博会場で作業を行っている小企業の建設経営者。
作業現場の土壌が悪く、ぬるぬるで作業がはかどらない。こりごりであると。
もうお一人は元教師の方でこんな危険なところに生徒を連れて行かぬよう各学校を回っているとのこと。
教育委員会が各学校に出したアンケートはひどいもので、万博に連れていくと検討中の２つしかなく、
連れて行かないはありませんと。検討中との回答をすれば教育委員会から指導があるそうだ。
二言目には子供は国の宝だというが、政治をする人たち、行政をする人たちは本当にそう思っているの
だろうか。
僕はこの元先生の発言には賛同できる。
疑問に対する主催者側の丁寧な説明が不足しているように思った次第である。
主催者側の十分な説明を望む次第である。

くじら「淀ちゃん」の埋葬に疑念？

大阪湾、淀川河口に迷い込んだくじらの「淀ちゃん」は必至の願いもかなわず昇天した。
淀ちゃんが流れ着いたのは私の家から直ぐ近くの淀川でありました。
亡くなって埋葬について検討されましたが、紀伊水道まで搬送し海中に埋める方策がとられました。
最近、一連の埋葬費用問題について報道がなされました。
報道などによれば大阪市港湾局とサルベージ会社との随意契約で４千万円が提示されました。
ところが担当でない部局の課長が金額の増額を示しました。結局、担当でない課長の意見が採用され
倍額の８千万円となったとのことです。
直接の担当者でない課長の意見が取り入れられました。
これ組織的にも可笑しいのではないかと市民団体が行動を起こし、返還などの訴訟提起をするようです。
また、大阪市議会でも議論されるようです。
大阪市の組織が歪んできているのではないでしょうか。
大阪市の政治・行政を見ていて可笑しいことが私には見受けられます。
大阪市議会の過半数の議員を有し市長も同じ派閥である某党はそれをよいことに数の理論で言うがままの
政策を行っているように思えてなりません。ここでは地方自治は絵にかいた餅です。
淀ちゃん事件をきっかけに、民主的な地方自治が行われることを期待します。