あきお不定期日記

日常の思いついたことを不定期で書いてみたい。

年金・社保庁問題は政争にするな!

2007-06-30 05:37:24 | Weblog
 6月30日、今6チャンネルの朝まで生テレビ(田原総一郎氏司会)の番組が終わった。午前4時20分である。今回は参議院選挙について、社保庁の問題、年金の問題、公務員改革法案の問題等が議論されていた。社保庁が使用しているコンピューターはコボル時代の機械を使用しており、互換性、汎用性がまったくないものだとはじめて知った。なぜ社保庁だけがこんな前世紀の遺物みたいなマシーンやシステムを使っていたのかの説明はない。片山さつき氏曰く「2年ほど前からシステムを入れ替え2023年までに新しいシステムを導入する。」とのことである。貴女は大蔵省の主計官だったのではないか。それも社保庁を担当していたとのことである。官僚時代に指導していなかった。官僚の持つ新しいことへの挑戦をしない習性ががないからである。
年金問題は完全に政争になってきている。又、公務員改革法はザル法の様相が強い。この討論を聞いていてやはり日本は劣化しているなあとつくづく思うしだいである。日本の官僚制度や日本の政治制度を目の当たりに見てきた宮沢喜一氏はどんな思いで旅立たれたのでしょうか。

 昨29日の昼、異業種交流会「パワーランチの会」が大阪北区の中華料理店で開催された。60名の熟年経営者から若き経営者まで多士済々である。毎回何人かが舞台に出て自社および自分をアピール時間がある。今回は女性の経営者のみであった。司会者である原田忠義氏(代表世話人。大学時代からの知人。)からの指名で女性経営者が次々と壇上へ。やはり皆様経営者で能弁である。ある年配の経営者曰く「財産は少しあるぐらいで。心を豊に持つことのほうが人生で一番大切だ。」とつくづく述べておられた。昔は何百億という財産を持ち、お金は使い放題の生活が続いた。子供もスポーツカーを乗り回し、その車が気に入らないと自分でぶつけ、又新しい車を買う。湯水のごとくお金を使い、どぶに捨てるようなお金の使い方で資産は激減した。気がついたときには少しの財産しか残っていなかった。しかし、そのときのほうが心の豊かさが実感された。子供も述懐している。あのときの飽食の時代が続いていたならば今の僕は無かっただろう。と。誠に感じるものがあった。人間にとって何が幸福かを考えさせられる体験談であった。

 この交流会の主宰者である林田正光氏のスピーチもいつもながら胸に打たれるものがある。年間日本各地で240回の講演をしている。CS(顧客満足)の第一人者であろう。ホテルマン時代の体験を通してスピーチされる。実体験ほど人の心に訴えるものはない。

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読んでみたい事故調査委員会の報告書

2007-06-29 04:54:33 | Weblog
 戦後日本の政治の生き字引である政治家が又一人去った。元内閣総理大臣の宮沢喜一氏である。87歳、老衰で眠るがごとくの大往生であったとのことである。朝は新聞を読んだりしていたが午後1時過ぎ逝去された。東大出身、頭脳明晰で英語が流暢で歴代総理では一番上手だったらしい。総理を辞めて後も小渕、森内閣の大蔵大臣を務め、平成の高橋是清と称されていた。何といってもあの「安・竹・宮」(安倍・竹下・宮沢)で総裁を目指したが中曽根裁定で竹下登総理が誕生し、その後安倍晋太郎氏は病に倒れ総理になれずこの世を去った。宮沢氏はその後総理大臣になり、自衛隊海外派遣法を成立させ、自衛隊海外派遣の元をつくった。それでも護憲派で9条は護らねばとの説を貫いていたとのことである。憲法の議論が起こりつつあるなか自民党の数少ない護憲論者である。印象に残るのは小泉純一郎総理が宮沢・中曽根の長老を政治の第一線からから下ろしたことである。ご冥福を祈ります。

 28日の話題はJR福知山線の列車脱線事故の交通事故調査委員会の報告書が国土交通大臣に渡されたとのことである。死人にくちなしの結果である。事故を発生させた主因はJR西日本の体質であり、運転手のミスかもしれない。それよりもっと奥に隠れた原因があるのではないか。報告書を読んでいないので判らないが、私は国土交通省にも原因があると思う。その年の年末に某新聞社の主宰で今年を振り返っての座談会が開かれコメンテーターとして出席の機会があり、この事故は国交省にも原因があるとの意見を述べ大きく取り上げられた。国交省はこの過密ダイヤを見過ごしたのだ。ダイヤが改正になれば国交省に時刻表が提出される。それを検討して過密ダイヤであれば国交省は指導する責任がある。安全・安心して運んでくれるダイヤ編成をすることが大前提であり、国民は信頼し、お金を払って交通機関を利用するのだ。国民の生命と財産を護るのが行政ではないのか。この報告書はやはり限界があると思う。政府の息のかかった報告であるからだ。マスコミも事故当時は過密ダイヤが原因かと書きたてていたがそれもいつの間にか消えてしまった。報告書に対するコメントや有識者の談話を見てもそのことには一切触れていない。オフレコになっているのだろうか。報告書を是非読んでみたいものである。

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益々広がる格差

2007-06-27 22:26:56 | Weblog
昨26日は朝某鉄鋼会社の株主総会に参加した。一昨年から参加している。昨年までは大阪北浜のビルの会場を借りて開催であったが今年はリーガロイヤルホテル光琳の間での開催であった。やはり業績がアップしているので経営陣も余裕である。社長が議長となって淡々と業績の報告が行われる。史上空前の利益が出ている。株価も数年前と比較にならない。一時額面割れしていた株価は今700円前後である。質問の時間になっても会社の方針に反対する質問は1件のみであとは技術的な質問ばかりである。ある質問など株価が上がっていることに対するお礼の質問もあった。総会が終わっての案内で懇談会を開くとのことである。昨年まではそんなのなかった。お菓子をもらってハイさよならである。リーガロイヤルのお料理を食べたかったのだが、次の予定があったのでいつものお土産(お菓子)をもらってホテルを後にした。小生などいつも中小零細企業を相手にしているので大企業の決算をみて羨ましい限りである。取締役10人の年俸が8億強である。又、監査役4人の報酬が年1億5千万円である。正に大企業様様である。格差が広がるのもむべなるかなである。

 夜は会合があり食事をしながら討論し、その後スナックでカラオケ大会。帰宅は夜中の12時となった。

 27日は朝5時おき今日押印いただく建設業の許可の書類作りである。1時間みっちり仕事に打ち込んだ。それでもきつい。眠い。6時から一時間布団にもぐる。7時、朝風呂に入り、身体をリラックスさせる。9時半予定通り関与先に到着。間に合った。65歳にもなるとやはり体力はついていかない。特に脳がついていかない。もうこんなこと止めておこうと思っても付き合いもあると自己満足。ついついみんなと一緒に騒いでしまう。自分の体と相談もせずに・・・・。
さあ明日はこの書類を持っていざ出陣である。

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全部だしてよ?社保庁様!!

2007-06-26 06:52:57 | Weblog
 25日、月曜日は朝から忙しい。午前中は朝9時半、協同組合の設立に関し、発起人の代表者と書類作成のことで打ち合わせである。終わって11時までに次の訪問先へ。先生送りましょう。ということで最寄の駅JR西九条駅まで車で送ってもらった。予定の時刻に間に合った。労働者派遣事業の補正、差し替え文書に記名押印いただき、途中コピー屋でコピーおよびセットした。いつもながらこのコピー屋は便利である。コピーは勿論、ホッチキスやクリップ、ボールペンなどが揃っている。コピーは自分で操作し1枚9、45円であるが他は無料である。この間大阪駅前のコピー屋でコピー中、他の客が来てこれコピーしたいんだがと空いているか。との問いに、今、全部ふさがっているので奥の機械で撮りますわ。まではよかったのだが、お客さんこのホッチキスの留め金はずしてからでないとできませんよ。はずすのん1箇所10円かかります。とのこと。御客さん「そんなんサービスしといていな。」。いや10円入りますねん。ということで押し問答が約5分続く。そのうちコピー機が空いたので、お客さん全部自分でする羽目になりました。これがよかったか悪かったかは判断できません。

 大阪府庁の別館の喫茶室で昼食をとり、大阪労働局へ。昼一番なので空いていた。すぐ、提出の番が回ってきた。数日前に見てもらっているので確認後受理番号が決まり決着。特定労働者派遣なので届出で受理された日から業務ができる。とりあえず依頼者にTELし番号を連絡した。1件落着である。

 その後紹介者に連絡しておかねばと思っていたところ、タイミングよく紹介者からTELあり、「先生、マージャン店の許可してもらえる。」。「やりまっせ。」。
「ほな、ここへ電話してえな。」OK!。「ところで今電話しようと思っていてん。労働者派遣事業の届出受理されたで。明日副本もって行きまんねん。大阪労働局の1階におるねん。ぐっどたいみんぐやなあ。」

 夜、たけしのテレビタックルを見ていると年金問題の徹底討論である。あの大村議員、又やられている。この問題で一躍有名になった谷澤弁護士も登場。本人が若いときの納付が計上されていなく訴訟を起こし、国会でも参考人で呼ばれている。
かなり鋭く追求している。他のコメンテーターもこぞって大村議員を攻撃している。悪党党幹事長浜田幸一氏がおらず、三宅久之氏までもがトーンは低いが大村氏を攻撃。大村氏たじたじである。社保庁ぐるみでポッポナイナイしているものもいるとか。その額6億強である。大村氏全然反論できないまま終了。
このお金は社保庁一丸となって国庫に返すべきである。国民は最後の1円が還るまで監視すべきだ。大村議員、最悪の1日でした。

 

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のんびりの日曜日

2007-06-24 18:10:32 | Weblog
 本日は本当に梅雨らしき一日です。晴れておれば妻と久しぶりに遠出をしようと計画していたのですが、朝からものすごい雨が降り、家でのんびり過ごしています。フォークソングや癒しのDVDをかけ1ヶ月の間の室内整理やパソコン整理で過ごしています。
 今日は妻とダイエットをしようということになり朝食は抜き昼はコーヒーにサラダ、食パン一切れです。今夕方ですがお腹ぺこぺこです。夕食も低カロリーの模様です。

 北海道でまたまた事件です。数日前から報道されていた食肉の問題です。もうええ加減にしてほしいです。衣食住といわれますがそのなかで一番重要な食の問題です。牛肉のミンチを作るのに豚を入れ、牛の心臓や腸などを混ぜ、色をつけるために牛の血液を混ぜ合わせていた。もつの嫌いな小生これをきいたとたん胃の中のものがこみ上げてきた。今までこんなものを食わされていたのかと思うと、とたんに
怒りがこみ上げてくる。利益第一主義で会社を経営してきたこの経営者。一番重要な食を扱う資格などない。即刻、この業界から去っていただきたい。普段でも景気回復が遅れている北海道にまた事件が起こった。もうひとつ、農水省何をしていたのだ。1年前に北海道の農水省の出先機関に現物を持ってタレこんだにもかかわらず何の対策も打っていない。役人どうなってんの。この経緯は必ずマスコミであばいていただきたい。厚生労働省といい、農林水産省といい国民のためにどんな行政を行っているのか。税金泥棒も甚だしい。噂によると氷山の一角とのこと。北海道警、検察庁は徹底的に捜査してほしい。民間だけでなく、農水省のお役人、そしてその背後にいるものを暴いてほしい。
 市町村民税が上がり増税、ガソリン、マヨネーズなどが上がり物価上昇へ向かっている。給料は上がらずお金はたまりません。たまるのはストレスだけである。国民よ、ストレスをため病気になり早くあの世に行きなさいという国家の方策でしょうか。

 あるテレビで元外務省の佐藤審議官のことが放映されていたが、当時外務大臣だった田中真紀子氏の言葉が正しかったと述懐していた。小泉政権が長期間政権維持ができた原因はこんなところにもあったのだと思った。
 明日から又一週間月末の多忙な日が続く。あと一週間で上半期も終了。

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