新型コロナ補助金の不正申請

９月４日の毎日新聞朝刊に新型コロナ補助金の不正申請問題が掲載されていた。
コロナに感染しているかどうかを検査するPCR無料検査所が多くつくられたが其の検査所が舞台となり不正行為が行われていたという。
不正申請は現状で２４０億円だそうだ。既に何十億円が支払われたとのこと。勿論、不正行為は一部の事業者だろうが不正申請額や既払い
額が大きいのには驚く。既払い額は国民の税金である。
不正の手口についても説明されている。
一例が検査事業者は代理店を使い検査を受ける人を集めさせる。一代理店にノルマを与える。一日５００人ともいえる。代理店はノルマを
達成するために誰かれなしに勧誘する。酷いのは代理店自らが唾液を提供する。
検査事業者は役所から一人８千円を受ける。その内、２千円を代理店に支払う。代理店は５００人のノルマを達成すれば１００万円の手数料が
転がり込むとの説明がされていた。
新しいことが発生すれば普通の人では考えもつかないことをする人が出現する。
所轄行政庁は徹底的に調べていただきたい。国民の税金が絡んでいるから尚更である。