あきお不定期日記

日常の思いついたことを不定期で書いてみたい。

自民党復活こそ真の政治が実現?

2009-09-28 23:23:21 | Weblog
 9月29日(火)。
 自民党の総裁が決まった。谷垣禎一氏が他の候補を大きく離し1回で当選した。
テレビでその模様が中継されていた。それにしてもこじんまりした自民党になってしまった。衆参合わせて199名しかいない。自民党という重さが全然感じられない。自民党をぶっ壊すといっていた小泉さんの姿も無い。総理経験者では森さんが前にでんと控えていただけであった。麻生さんの顔も写らない。小泉チルドレン達の顔もない。自民党結党以来の大惨敗の姿が映し出されている。
覇気がない。活気が無い。気力が感じられない。ないないづくしである。
もう晩秋が来たのかと思うぐらいである。
どうだろうか。自民党は復活するのだろうか。それとも空中分解してしまうのだろうか。哀れささえ感じるのである。
ここは谷垣新総裁のもと一致団結して、新しい自民党を構築して欲しい。
自民党が元気を取り戻してこそ2大政党による緊張感が生まれ本来の政治ができるのである。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

銀行よ親身になって中小企業対策を

2009-09-28 00:26:30 | Weblog
 9月28日(月)。
 2週間振りの投稿である。いつも言っているように月日の経つのは本当に早いですね。新政権になって、首相・外相は国連に、国交大臣はダム地の視察、防衛大臣は沖縄県の視察と動き出した。鳩山首相は環境、非核問題で日本がリーダーシップをとると世界に向って高らかに宣言した。世界のリーダーは一度広島に来て欲しいとも述べた。小生テレビを見ながら拍手喝采をした。本当に広島に来て欲しい。そして原爆の恐ろしさを目で見て欲しい。広島の惨さを見ると、原爆づくりなどできるはずが無い。鳩山さんよく言ってくれた。
 亀井静香郵政金融担当大臣が吼えている。中小企業救済対策のため返済期間を3年を目途に猶予するとのこと。これも大賛成である。銀行側は猛反対とのこと。もう10年も前だろうか。国民の税金6千億強を銀行に注入し、救ったことがある。銀行の野放図な資産運用の結果、銀行は経営状態が悪化し、国民は銀行を救った経緯がある。経営責任はお咎めなしである。このとき中小企業も沢山つぶれた。政府は銀行を助け、中小企業を助けなかった。すなわち中小企業に対するセーフティーネットはOに等しかった。そのお陰で銀行は立ち直った。しかし、銀行のサービスは低下したままである。両替をするのに手数料をとったり、普通預金の残高が10万円以下の場合はこれまた手数料である。預金金利は0ベースである。そして、貸出も政府が中小企業対策で予算を投入するといっても中小企業には貸さず、外貨をはじめ外国のリスクの高い派生商品を買いあさり挙句の果てはリーマンショックで財務内容がおかしくなっている。それでも今回は過去に比べまだ余裕はある。
 日本の企業の99%は中小企業である。中小企業対策なくして日本の経済は成り立たない。銀行経営者は過去の自分達が行ってきた中小企業対策を胸に手をあてて考えるべきである。親身のなって中小企業の救済と育成をしてほしい。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人材不足になった自民党

2009-09-14 00:27:10 | Weblog
 9月14日(月)
 自民党の後継総裁候補者がいない。
郵政民営化に反対し、自民党を出て行った大物議員。そして今回の総選挙で大物議員は小選挙区で滑って、比例区で復活している先生方が多い。
中堅議員は口うるさいがさて自分が一肌脱いでやろうというのがいない。
まさに自民党は人材難である。
元自民党議員、現自民党議員も含め一人いる。あの小泉に反旗を翻し、抵抗し自民党を出て、今無所属の平沼赳夫様がいるではないか。
小生は彼の4年前の行動は立派だったと未だに確信している一人である。平沼氏についていきたい議員がかなり多くいたそうである。無所属でも選挙区では信望者が多い。大臣経験も豊富で、理論家である。日本の心を持っている人である。
 自民党は土下座をしてでも彼に自民党に復党してもらう努力をすべきである。
奇しくも昨日の日曜日の関西地区での人気番組であるたかじんの「なんでも言って委員会」で、自民党総裁はだれがよいかのコーナーで平沼赳夫氏の名が出た。出演者のほとんどが賛成していた。
 その夕方、谷垣氏が火中の栗を拾ってもいいとの表明をした。彼も今回は比例区での当選である。
 9月下旬には野党自民党の総裁が誕生する。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

落日の国にならないために

2009-09-12 01:16:14 | Weblog
 9月12日(土)
 千葉県で30億円の不正経理が発覚した。
報道によると30年前からとのことである。架空発注などで業者に預けているいわゆる預けが4億以上とのこと。中には1億以上預かっている業者もある。3月の年度末は預かっている業者も非常に忙しいとか。これをしないと取引してもらえなくなるようだ。こういうことを取締る警察でも行なわれていたという。こんなの犯罪行為である。
 一昔前、北海道警の警察幹部が裏金づくりを暴露し、その後各地の警察での裏金づくりの実態が表に出、社会問題となった。テレビの前で頭を下げる警察幹部の場面が度々報道された。
 法の番人であるべき検察庁も同じようなことをおこなっていた。現職の元大阪高検公安部長が検察の裏金の実態をマスコミを使って公表しようとしたその朝に逮捕された。逮捕容疑は微罪であった。小生はこの事件に関心を持ち、毎回傍聴に大阪地裁、大阪高裁に足を運んだ。判決で裁判長は検察の裏金づくりの実態は認めながらも、そのことには多くを語らず、他罪で実刑判決を受けた。最高裁まで行ったが控訴棄却で現在服役中である。つい最近、ある地方紙(月刊)の記者が傍聴のコメントを書いて欲しいということになり、投稿し、8月号に掲載された。
裏金の原資である調査活動費はグッと少なくなった。
 千葉県の森田健作知事は勇断をふるいこの問題を徹底して究明して欲しい。そして、新政権の民主党はこの問題にメスをいれ、各行政機構の裏金づくりがあるかどうかの調査を徹底しておこなうべきである。また、都道府県をはじめ、1800の市町村を実態調査して欲しい。天下りの禁止とひも付き行政、そして全国自治体の裏金づくりの調査だけでもかなりのものがでてくるのでは無いだろうか。
民主党政権だからできるのである。
 公務員だけが日の目を見るこの国の制度を今、根本からチェンジしなければこの国の未来はないであろう。このまま行くと落日の国、日本となること間違いが無いであろう。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3党動き出す

2009-09-09 23:37:12 | Weblog
9月10日(木)。
 民主・自民・公明とも動き出した。
 民主党は社民・国民新党と協議を重ね合意に達し、3党による与党を形成し、福島・亀井両氏に入閣を要請、受諾しいよいよ第一次鳩山内閣の人選に入った。
民主党運営のトップに豪腕小沢一郎を置き、来年の参議院選挙に向って動き出すであろう。小沢氏も参議院での単独過半数獲得を目指すと公言している。参議院で民主党が単独過半数を獲得することにより名実共に民主党政権が誕生するのである。
前回の参議院選挙といい、今回の総選挙といいやはり小沢氏の功績は非常に大きい。また、党運営を一番よく知っているのはやはり小沢氏をおいて他に無いであろう。幹事長の就任は誰もが認めざるを得ない。民主党の3役や第一次鳩山内閣は重厚な内閣になるのではなかろうか。また、そうしなければならない。
 野党になってしまった自民党はごたごたしている。結党以来、選挙に完敗したのは長い自民党の歴史の上で初めての経験であり、負けた時の後始末について全く要領を得ない。あまりにも大きな負け方で、どうしていいのかわからないのだろう。
臨時国会開催まで半月もあるのに総裁選挙も出来ない。総裁選挙の立候補者も出てこない。誰もが敗戦処理の総裁は御免だと逃げ回る。麻生さんも臨時国会の直前に総理を辞任する。臨時国会の首班指名は誰に投票するのかでひと悶着。白紙はないだろう。総裁不在で総裁には投票できない。そこで持ち上がったのが若林両議院運営委員会長の若林氏に投票となった。この模様をテレビで放映していたが、この決め方もまた軽い。評論家には自民党もこの際民主党の鳩山氏に入れたらという。
選挙から臨時国会まで2週間あるのに総裁を決められない自民党。やはり今回のショックは計り知れない。営々として築いてきた自民王国もこの面では意外ともろいものである。
 もう一つ、今回の総選挙で完敗したのが、自民党にべったりだった公明党である。自民党の維持を助けてきた。公明党の協力がなければこの間までの自民党はなかったといっても過言でない。7月の都議選では100%勝利した公明党が、なんでこうなったのかわからない。幹部級が小選挙区で続々落ちる。自分は絶対勝つと思ったのだろう。安全パイの比例区に立候補していなかった。党の2枚看板であった代表・幹事長が揃って討ち死にし、前大臣も落選、みんな揃って議員資格がなくなった。公明党は原点に返り、公明党の存在意義を胸に手をあてて勉強しなおさなければならない。
 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする