全投資顧問会社を徹底調査せよ

　２月２５日（土）
　テレビ報道によると年金基金を運用している投資顧問会社が金融庁から業務停止命令を受けた。２１００億円の各企業から預っている資産を運用していた。蓋を開けるとほとんど資産がなかったとのことである。２１００億円ものお金どこへ消えてしまったのだろう。金融庁は当該会社を調査するらしいが、もっと早い機会に判らなかったのだろうか。確か、投資顧問法で１年に一度事業報告を義務付けられている。勿論、決算書をはじめ各種資料を添付して報告すると思う。報告を受けた監督官庁はその報告に対してどんな調査をしたのであろうか。調査などやっていないと思う。上場企業は有価証券報告書や株主総会へ資産状況を提出し公にわかるのであるが、非上場の会社は内容が表に出ない。命の次に大切なお金を扱っている全投資顧問会社を総点検すべきである。
先日も国会で厚生年金が数ヶ月の間に３兆円減ったが誰か責任をとったのかとの共産党議員の質問に対し、厚生労働大臣は長いスパンで見れば利益が出ていると答弁した。国民に対してお詫びがない。国民から預った大切なお金である。常に運用益が出ることが原理原則である。３兆円もの運用基金が短期間でなくなった。これこそ一大事である。大切なお金を預り運用する機関や人はもっと危機感をもって仕事をしてもらいたい。昔のこの種の機関は安全確実をモットーに商品を選んできた。今は金融派生商品すなわちデリバティブのようなリスクの大きな商品を扱う。国民の財産を扱う観点から安全な商品を扱うべきである。運用益は稀少かもしれないが確実に元本は保証される。この範囲内で政策を行うべきである。
いずれの場合にも最後にバカを見るのは真面目に人生を送っている弱き国民ではなかろうか。こんな不条理な日本から早く脱皮すべきである。

ご多忙すぎる天皇陛下

　２月１９日（日）
　昨日、天皇陛下の心臓バイパス手術が行われ、無事成功したニュースは世界中を駆け巡った。
無事手術が終了したことは喜ばしいとのことである。執刀した天野教授をはじめ東大病院の先生方は大変なプレッシャーだったと思う。昨夕の記者会見ではプレッシャーはなかったと発言していたが、大変なプレッシャーだったと確信する。
約２週間の入院の後公務に戻られるとのことである。
天皇陛下の公務日程が某テレビ局で放映していたが。超多忙である。こんなに多くの公務を毎日こなされている。ご病気になられて当たり前である。一日も早く対策を立て実行すべきではなかろうか。昨年、秋篠宮が天皇の公務について意見をお述べになっていたが、秋篠宮のおっしゃるとおりである。皇室典範には摂政制度の規定があるが、この制度を一日も早く採用し検討すべきである。政府と国会議員は超党派で一日も早く制度変更をすべきではなかろうか。

脅威、橋下維新塾

　２月１３日（月）
　橋下徹市長が率いる維新の会が４月に開塾しようとしている維新塾に入塾希望者が３３００人となった。当初４００人の定員であったが思っていたより多く、ほぼ全員を入塾させるとのことらしい。中には現役の国会議員も要るらしい。先の区長公募といい、今回の公募といい予想を遥かに上回る希望者である。
４月開塾し６ヶ月間で体制を整えるらしい。６が月後といえば９月である。夏から秋にかけて自民党、民主党の総裁選挙がある。かりに今解散総選挙があればあまり維新の会の力は発揮できないであろう。しかし、９月解散総選挙となると維新の会の体制が整い、既成政党にとって恐怖である。現職の国会議員はうかうかしておれない。維新の会がどのような体制を敷くかは今のところ不明であるが、当初の如く関西に３００人を立候補させ２００人の当選を目指すと選挙に大きな影響を与えることは判っているが、これが全国に広がればより大きな影響が出る。無血革命である。
既成政党は、橋下氏に擦り寄るばかりで、最近の各党の談話を見ても危機感がない。大臣が無断で席をはずしたことは言語道断であるが、それに怒り狂って委員会内でがなりたて委員会審議を何十分も中断させる方はもっと悪いのではないでしょうか。それほど野党議員は質問がないのだろうか。もっと国民のために何をするかを審議をしないとやがて今の国会議員は国会から消えてゆくこと間違いなしである。国民はテレビ放映をみている。維新の会の手中にはまってしまうといっても過言でない。
東京電力が一方的に電気料金の値上げを打ち出し、事業者に文書を送付したことが報道された。政府の談話があっても国会議員からは今のところ何の談話もない。東京都や神奈川県の首長などが現段階では反対の意向を示している。こんな時にこそ超党派で素早く議論し対応すべきである。

相変わらず多い詐欺犯罪

　２月５日（日）
　寒いですね。
相変わらず、東でも西でもオレオレ詐欺や旨い投資話による被害が続出しています。狙われているのはお年寄りばかりです。
先日テレビで放映していた東京でのオレオレ詐欺事件など見ていると、手口が巧妙ですね。かなり注意をしていても乗っちゃうのですね。電話がかかってきたら相手の電話番号を聞き、一度電話を切れば如何でしょうか。相手の電話番号を聞くと答えず、相手から電話を切ることもあるそうです。そして、その電話番号には電話せず、普段から聞いている電話番号に電話するようにすれば少しは防止できるのではないでしょうか。そしてあとで警察に報告しておくことも必要です。
大阪では旨い投資話で姉妹で６千万円被害に遭った方がいました。最近の話です。この事件の加害者は数億円を集めていたとのことです。これも被害者はほとんど年齢が高い人です。何十年前にあった豊田商事の事件以来何度となくこの種の犯罪が繰り返されてきました。世間に知らされているのにこの種の犯罪はあとを断ちません。金銭欲は無くならないのですね。
こんな犯罪が横行するなんて、矢張り世の中乱れている証拠ですね。
宝くじの当選金額がアップするとのことですが、小生は反対です。当選金額が少なくても多くの人に当たるようにしてほしいものです。ジャンボ宝くじでも１等５千万円ぐらいでよいのと違いますか。
あまり高額をつかむと人生狂ってしまいますよ。そのあたりを主宰者は検証して欲しいものです。