前々から気になっていたところへ…
ゴルフとかでよく行く房総半島内陸部
小湊鐡道月崎駅の近く、県道沿いにポッカリと“穴”があいています。
「永昌寺トンネル」
素掘りのトンネル。観音掘りとよばれる五角形のトンネルです。
調べてみると、房総半島にはこのような素掘り、観音掘りのトンネルがあちこちに点在しています。
もともと土壌が柔らかく、素掘りが容易にできることから、人々の往来にかかせない生活道路として古くから利用されていたようです。
さすがに現代になっては危険が伴うためにコンクリが吹き付けられて、トンネルが整備されて今に至っています。
いざうかがうと、入り口に案内板が掲示されており、長さは142m、明治期に造られたことが案内されており、房総半島を縦断する遊歩道の一部として道路整備されているようです。
岩肌に掘られた特徴ある五角形の入り口から中を覗くと、出口が遠くに見えますが蛍光灯の光だけでトンネル内は薄暗く「平気かなぁ…」と恐る恐るトンネルの中に入っていきました。
トンネル真ん中あたりまで歩いてくると、さすがに暗くなり素掘りの雰囲気を味わいながら探検しているような気分になります。
数分でトンネルを抜けると、反対側の出口はうっそうとした森の中、緑の中にポッカリ穴が開いています。(こちらは普通のトンネルの表情です)
危険が伴うだろう素掘りのトンネル掘削作業だったでしょうが、五角形にして山の重圧に耐えられるような形を工夫して造られるなど、まさに生活に直結した技術が歴史遺産として残されていました。
まだまだこのようなトンネルが点在しています、ふたたびこの房総に来るときは“トンネル巡り”をして有意義な時間を過ごしたいものです。
ゴルフとかでよく行く房総半島内陸部
小湊鐡道月崎駅の近く、県道沿いにポッカリと“穴”があいています。
「永昌寺トンネル」
素掘りのトンネル。観音掘りとよばれる五角形のトンネルです。
調べてみると、房総半島にはこのような素掘り、観音掘りのトンネルがあちこちに点在しています。
もともと土壌が柔らかく、素掘りが容易にできることから、人々の往来にかかせない生活道路として古くから利用されていたようです。
さすがに現代になっては危険が伴うためにコンクリが吹き付けられて、トンネルが整備されて今に至っています。
いざうかがうと、入り口に案内板が掲示されており、長さは142m、明治期に造られたことが案内されており、房総半島を縦断する遊歩道の一部として道路整備されているようです。
岩肌に掘られた特徴ある五角形の入り口から中を覗くと、出口が遠くに見えますが蛍光灯の光だけでトンネル内は薄暗く「平気かなぁ…」と恐る恐るトンネルの中に入っていきました。
トンネル真ん中あたりまで歩いてくると、さすがに暗くなり素掘りの雰囲気を味わいながら探検しているような気分になります。
数分でトンネルを抜けると、反対側の出口はうっそうとした森の中、緑の中にポッカリ穴が開いています。(こちらは普通のトンネルの表情です)
危険が伴うだろう素掘りのトンネル掘削作業だったでしょうが、五角形にして山の重圧に耐えられるような形を工夫して造られるなど、まさに生活に直結した技術が歴史遺産として残されていました。
まだまだこのようなトンネルが点在しています、ふたたびこの房総に来るときは“トンネル巡り”をして有意義な時間を過ごしたいものです。