哲ノート

gentle heart!! ヤサシイココロ・オトナノココロ

車窓から見えるもの

2021-05-17 22:51:54 | ちょっと気になる
いつものように、電車に乗ってお出かけ・・・

車内は割と空いていて座席に座る人がほとんど。

座席に座っているひと、そうだなぁ・・・ざっと8割がた“首を垂れて”スマホと対峙

画面をガン見していたり、指を動かしたり、上下左右に指を動かしたり(ゲームか?)・・・

電車からの目まぐるしく変わる車窓を見るわけでもなく、ただ車内は電車の走行音だけで、うすら寒い鎮静とした空間だけが電車で運ばれているよう・・・

ボ~とでもいい、考え事しててもいい、あえて人同士のコミュニケーションでもいい、なんか「動き」、生身の人間の「動き」が、この狭い車内にはないものか。

たとえば目まぐるしく移りゆく車窓からでも、風景・光景の変化、興味、憶測、観測、ときには感情なんていう、人間のアタマのあらゆる術をもってしても

計り切れない「人間が本来備わっているであろう力」が見え隠れしているかもしれないのだ。そんなとても有意義な「車窓を見る」ことなく人間はただ運ばれるだけなのだ。

その瞬間、瞬間が過ぎ去っていってしまう、貴重な時間はもう振り返ることはできない・・・「スマホ」というアンチ人間たる道具のせいで・・・。
コメント
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