哲ノート

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正直車夫 -日本講談協会二月定席-

2021-02-20 23:18:24 | 落語・浪曲・講談・演劇・芸能
「うぅ~ん、切れ場が憎い・・・!!」

「股引のおまわりさんと、どうかかわってゆくの・・・」「光秀は弓矢を引けるの・・・」

今月の講談も、いつもの上野・広小路亭で定席を拝聴します。

亭内はコロナ禍のなか(客席制限)50席満席の盛り上がり、いつもの最前列に陣取って講釈をたっぷりと・・・。

  

開口一番は「わんぱく竹千代」(家光と信綱)「三国志 桃園の誓い」「安政三組盃 繁三出世」「正直車夫」「走れメロス」中入り前、松鯉先生「赤垣源蔵 徳利の別れ」をじっくりと・・・。

中入り後、「信長記 光秀眉間割り」「妲己のお百 十万坪の亭主殺し」(悪女もの大好きなんだよな・・・「金棒お鉄」とか)

トリは愛山先生「清水次郎長伝」 次郎長を取り巻く相関図に疎くて、講釈についてゆくのがやっとでした。

そのなかで、初聴の神田昌味先生「正直車夫」

明治期のはなしでホントいい話だなぁ・・・、車の帳場を任せられるところで、ちょうど「切れ場」

この後、股引のおまわりさんとの関わり合いはどうなるんでしょうか・・・ハッピーエンドのはなしのようで聴きたい・・・惜しい!!

もうひとつの初聴は神田真紅先生「信長記 光秀眉間割り」

安土城内での信長と光秀の確執。弓矢を持たされた光秀は・・・で、「切れ場」

光秀は弓を引けるか、信長とのやりとりは・・・と盛り上がってきたところで・・・どうなるどうなる!! 聴きたい・・・惜しい!!

「切れ場」も講釈のうちなんだろうけど、それにしても盛り上がって盛り上がって、さあこれから・・・というのは惜しい!! (それだけ講釈に集中しているわけだけど・・・)

来月もまたどんな講釈に出合えるか期待して・・・広小路亭を後にしました。







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