哲ノート

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人間国宝展を見る -国立博物館-

2014-02-03 23:40:25 | ちょっとそこまで。
いつものように国立博物館で「土偶」に会いに行った後、きょうは「人間国宝展」「クリーブランド美術館展」を鑑賞します。

日本伝統工芸展60回記念と称して、ここ国立博物館と東京都美術館「世紀の日本画展」とでおおいに上野をもりあげるイベントです。

まずは「人間国宝展」へ…。



伝統工芸・伝統美術を人間の技を通して、歴史を追って現代にいたるまでをていねいに展示してあります。

きめの細かい色調、きめの細かい技法、一品一品が丹念に作りこまれており、作品の前でためいきが出るほどの秀逸さです。

寄せ集めといえば寄せ集めの展示スタイルですが、「人間国宝」という、何か1つのテーマにしぼったスタイルならば途中で飽きることなく最後まで見ることが出来ます。

(有名どころの寄せ集めだと、“これでもか、これでもか”で途中でアタマに入ってこなくなっちゃって飽きちゃうんですよね)

日本人の培われてきた技術・文化をこの作品群からグイグイと鑑賞することが出来ました。

…………おかげで、併設の「クリーブランド美術館展 -名画でたどる日本画-」見る時間なくなっちゃった。

午後5時閉館は早いよなぁ…、せっかくのチケットだし、今月再訪は出来そうもないので足早にササッと見て本日の鑑賞はすべて終了。

美術品というと、ついつい海外に目がいきがちですが、今日は3つの展示会をめぐり「日本(日本人)ならではのきめ細かさ」は独特で独創的で

まだまだ奥深いものだと実感しました。
コメント (1)
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