(パンフレットより一部ご紹介)
秩父の山深い村に暮らす小林ムツさんは、平成に入った頃から、夫の公一さんとともに、丹精込めた段々畑をひとつまたひとつと閉じそこに花を植えてきました。
その数、1万本以上。とムツさんは言います。
「長い間お世話になった畑が荒れ果てていくのは申し訳ない。せめて花を咲かせて山に還したい」それはまるでふるさとに花を手向け終わり支度をしているかのようでした。
久し振りの外出に2人の友人と山深い村に咲く沢山のお花の美しい光景とムツさんの可愛いお人柄に魅入りながら幸せなひと時を過ごしましたのでご紹介させて頂きます。
千葉劇場での上映日時 6月19日(金)~25日(木) 午前10時より1回のみ (電話)043-227-4591
山中に美しく咲くお花のパンフレットを頂いてきました 18年にわたりNHKが記録したドキュメンタリー、待望の映画化
(以下はHPの解説より転載させて頂きました。)
山あいの段々畑に花を植え続けた夫婦と小さな村の人たちを追い、2002年から放送されたNHKの人気ドキュメンタリーシリーズ「秩父山中 花のあとさき」を映画化。
埼玉県秩父市吉田太田部楢尾。
山深い村に暮らす小林ムツさんは60歳を過ぎた頃から、夫の公一さんとともに丹精込めた段々畑をひとつずつ閉じていき、そこに花を植えてきた。
長い間世話になった畑が荒れ果てていくのを申し訳なく思ったムツさん夫婦は、せめて花を咲かせて山に還したい思いで、毎日コツコツと花を植え続け、その数は1万本以上
にもおよんだ。
暮らす人が年々少なくなる村に、春になるとムツさん夫婦の植えた色とりどりの花が咲きほこる。
やがて、ムツさんにつらい出来事が ・・・。ムツさんの歩いた道を、美しい山里とともにたどります。