千葉実年大学校 歴史倶楽部便り!
平成22年度5月度定例会 茨城県 “大洗 ・ 水戸の旅”
5月定例会は、24期生等の新会員の皆様を迎えて、茨城県 “大洗 ・ 水戸の旅”を開催致します。
大洗市では、明治天皇の宮内庁長官を務めた田中 正顕伯爵の“幕末と明治の記念館 (常陽明治記念館)” を訪れます。
また、水戸市では、水戸藩第九代藩主徳川 斎昭公が創設した“偕楽園と弘道館”を訪れます。
偕楽園は梅の香り漂う歴史の景勝地、弘道館は江戸時代の総合大学です。
偕楽園は“梅林”で有名ですが、5月の“ツツジ”も見物です。
5月度定例会は、歴史の宝庫・茨城県大洗・水戸の歴史をたずねました。
2010年 5月 7日(金)午後から小 参加者 58名
2010年 5月 9日(日) 参加者 54名 合計112名
次にご案内の は会長様より頂きましたのでご紹介させていただきます。
大洗磯前神社の宮司さんを囲んで 5月7日(左側) ・ 5月9日(右側) 参加者の皆様
宮司様から説明をいただく 大洗磯前神社より太平洋を望む
幕末と明治の記念館 記念館見学
好文亭庭園の藤の花 好文亭と庭園
2階から1階の屋根を望む 2階からツツジの咲く庭園を望む
好文亭 桜の間 羽衣の松 2階から庭園を望む
弘道館 弘道館の梅の古木
※ 弘道館(江戸時代の総合大学。国指定特別史跡 ・ 重要文化財)
この度は残念ながら参加できませんでしたが、歴史倶楽部のお仲間がご丁寧に感想を寄せてくださいましたので、とても嬉しくここにご紹介させていただきます。
大洗は私にとって40年ぶりの訪問です。
今では町がすっかり都市化してしまい、フェリーの発着場等を備えた観光の町となっています。
事前にバスの中で永井会長より稲毛浅間神社の宮間宮司にお目に掛かり、宮間宮司は大洗の飯塚宮司に面識があり、その場から電話を掛けて歴史倶楽部を宜しくと頼んで
下さったとの説明がありました。
そんな中での大洗磯前神社訪問です。
鹿島灘に面した岬の突端に「神磯鳥居」が鎮座し、鬱蒼と生い茂る木々に覆われた高台に本殿が清々しい安らぎの姿を見せていました。
祖先は或るときは荒々しい又或るときは静かな大海原から太陽が昇る東の空に神々が宿っていたと信じていたのでしょうか。
海岸に近い神社はそんな佇まいを感じさせます。
飯塚宮司が10分ほど説明して下さいました。
大洗町にある「大洗磯前神社」ではありません。大洗磯前神社が先にあってそこから大洗町の名が生まれたのです。・・・成程。
10分間に2度強烈な爆音が響きました。神社の由緒を説明中に中断。
かなり離れている自衛隊百里基地に向かう戦闘機による爆音であること、普天間はもっと凄いだろうと基地問題を解説?して下さいました。
そこで一句浮かびました。
「本殿にぬかずく空を戦闘機」下手な腰折れをと思いましたが川柳になってしまいました。 お粗末。
同神社の感想を一言で言えば、「精神的に落ち着ける都会の中のオアシス」が最も相応しいのではと思いました。
県立歴史舘には幕末の水戸藩関連の資料が数多く出展されておりました。
徳川慶喜、藤田東湖、坂本竜馬等々の書が展示され、素養の無い私もインパクトを受けました。
okoさんでしたら・・・・どんな感想が聞けたのかと想像を広げました。
隣の席にご一緒したK.Yさんと一杯傾けながらの帰り道、本当に楽しい旅でした。
ご苦労された会長はじめ役員の方々には感謝、感謝の一言です。
以上のお言葉を頂き、楽しい旅にご一緒しましたかのように幸せのお裾分けを頂きました。誠に有り難うございました。