独り居の充実ライフを求めて!

ご訪問を頂きまして有り難うございます

久留里・養老渓谷・大多喜の旅 

2006年09月22日 12時31分34秒 | 千葉実年歴史倶楽部(友の会・同好会を含む)

       千葉実年大学校 歴史倶楽部 平成18年9月度定例会      
      1.開催日 : 9月17日(日) 湿度が高く  時々
      2.参加者 : 48名
      3.行  程 往路:千葉NTT前出発(8:00) ~ 一路 久留里へ

1.久留里の見所
 (1)歴史を刻む名水の里。(上総博物館デジタルミュージアムの提供写真より)

         
町内のあちらこちらに掘られた上総堀りの井戸から、 関東の名水百選 に選ばれた 「久留里の水」 がこんこんと湧き出ています。

久留里の町では、一般向けに6カ所の井戸を解放しています。
  
 
                   散策の折にいただいた 名水 2カ所を収めてみました。

(2)久留里城址(別名・雨城)

          久留里城址(別名・雨城)                 ナンバンギセルに出会いました

戦国時代後期、安房地方から上総・下総へ勢力を広げた、房総の覇者・里見義尭が本城とし、里見氏の最盛期を築いた。
久留里城は築城に際し、3日に一度21回、雨が降ったと言う伝説から「雨城」の別名があります。
城までの上り坂は高い土手に囲まれ、可愛い沢山の山野草に癒されました。

旅の感想を詠むことが出来ました。

   上総堀りへの思い
     上総堀りの技術つたへて湧き出ずる名水くみてひととき潤ふ
   ナンバンギセルに出会って   
     ひそやかに薄の陰に咲きをれるナンバンギセルにしばしを憩ふ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

続 ~ 久留里・養老渓谷・大多喜の旅 

2006年09月22日 12時12分52秒 | 千葉実年歴史倶楽部(友の会・同好会を含む)

2.養老渓谷の見所
養老渓谷の上流、蕪来川が合流するあたりを養老渓谷と言われています。
渓谷は市原市と大多喜町にまたがり、滝、断崖など、房総には珍しい渓谷美を見ることが出来ます。釣り、川遊び、キャンプ、紅葉狩りに最適です。
  
 
                 中瀬遊歩道                         橋が崩落後の弘文洞跡

中瀬渓谷沿いの遊歩道には川をわたるために飛び石のような遊歩道がいくつもありました。
弘文洞跡」 江戸時代、農地拡大のために養老川と筒森川の合流地点に造られたトンネル。
昭和50年代に一夜にして天井が崩落し、現在の姿になってしまいましたが、我が家では小学生だった子ども達と崩落前の弘文洞を描いた作品が残りました事が懐かしい思い出です。

 
               観音橋                             出世観音
小湊鉄道「養老渓谷駅」より徒歩15分ほどのところに「養老渓谷温泉郷」があり、一番最初に目にとまるのが朱色が鮮やかな太鼓橋、周囲の緑に映え、養老渓谷のシンボルとして知られています。この橋を渡った先に少し階段を上ったところに出世観音があります。養老山聖天院立國寺は「出世観音」と呼ばれ「源頼朝公が再起をかけ祈願した」ところと言われています。
「開運招福」の観音様として、また「祈祷の名刹」と言われて多くの人たちが参詣に訪れます。

3.昼食は 滝見苑 

 
 
松茸の釜飯・キノコ類と白身魚のホイル焼きなど季節料理に舌鼓をうちました。
昼食後は、滝見苑から徒歩5分のところにある「粟又の滝」を散策しました。滝の全長は約100m。
初夏から夏にかけては渓谷に沿って下る遊歩道が「納涼コース」になります。カジカの声を耳に、魚影を追いながら川べりを歩く森林浴の道でもあります。
「11月~12月にかけては川沿いは 紅葉で真っ赤 に染まる。千葉の観光は海だけではないことを首都圏の人たちにもっと知ってほしい。」と滝見苑の社長さんのお話でした。

4.房総の小江戸大多喜歴史散歩 
(1)大多喜城址 
 
里見氏の重臣であった正木宗家(1532~1555)の居住として発展した。その後、徳川家康が江戸城に入り、本多忠勝に与え里見氏の勢力をおさえようとした。
本多氏の後、元禄16年に松平氏が入り9代続き、明治の廃藩置県を迎えた。

(2)薬医門 

江戸時代中期の城内御殿の門。現在は千葉県立大多喜高校の敷地内に存在。

 大井戸 
 忠勝が掘ったもので、水が枯れたことがないと言われています。
(3)渡邉家住宅  
 江戸時代後期の町家

(4)商い資料館  
 平成13年にオープン、江戸から明治時代の資料展示。

(5)大屋旅館 江戸時代から旅館として創業。現在も旅館、食事処です。
(6)良玄寺 
 城主本多氏の菩提寺。
 本堂は戦後昭和20年代の台風により倒壊し、お隣の大円寺の本堂を持って来て以後 40年間両寺で共用していましたが、近手檀家一同の気運がみのり、再建に着手平成9年4月、
 めでたく落慶の運びとなり現在の威容を誇っているそうです。

 最後は大多喜名物のとっても美味しい「10萬国最中」を購入しました。
5.大多喜ハーブ園
 ハーブ園到着時には小に見舞われましたが、始めての訪問先に世界各地のハーブ約600種類を収集・栽培しておりますことを伺い、かすかなハーブの香りに魅了されました。

 
     宿泊施設の 「ノルマンディーの家」               レストラン

レストランでハーブティを戴き、散策の疲れを癒しながら楽しい思い出を語りながらも女性の皆さんは早くもご主人様・ご家族の皆さんの夕食に主婦の顔に早変わり、
慌ただしくハーブ入りのソーセージ等のお買い物に忙しい方も見受けられました。

復路:大多喜 ~  千葉へ
千葉到着時は心配したも止み、この度の素晴らしい企画にご尽力いただきました役員の皆様に心から感謝を申し上げました。
有り難うございました。 

コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする