３枚のボトムカードを合計すると

ニック・トロスト氏の
「SUBTLE　CARD　MAGIC」の中の
「３枚のボトムカードを合計すると」
を読む。

シャフルしたデックから
３枚のカードを選んで
テーブルに裏向きに並べてもらい、
演者は後ろを向く。
客は１枚ずつ裏向きカードの数を見て、
デックから１２になるまで配っていき
三つの山を作ってもらう。
演者は後ろ手に残りのカードをもらい、
数回に分けて適当な数のカードを
客に渡して数えてもらう。
三つの山のボトム３枚の数を
合計してもらうと、
渡したカードの数と一致している
というもの。

バラの出現

荒井晋一氏の
「手作りクロースアップマジック」
の中の
「バラの出現」
を読む。

胸のポケットにさしているバラを
抜き取って、
左手でポケットに入れると、
右手にバラが出現。
それを左手でつかんで
右手に投げつけると右手に出現。
またバラをポケットに入れると
右手に出現する。
そのバラを一振りするとシルクに変化。
更にシルクからバラが出現。
このバラにシルクを掛けると
赤いバラが黄色に変化する
というもの。

ライジング・デック

「ターベル・コース　第２巻」の中の
ルイス・タンネン氏の
「ライジング・デック」
を読む。

カードマジックの冒頭、
テーブルからカードケースを取り上げ、
ケースの蓋を開けて
マジカル・ジェスチャーをすると、
右手の指の動きに誘われて
デックがゆっくりとせり上がってくる。
十分せり上がったところで
デックを取り出して
カードマジックを始める
というもの。

カードマジックのプロローグとしては
面白い演出。
　　　　　　　　　　　　　　　　　

プー博士のストップカード

「The　Magic　第71号」の中の
「プー博士のストップカード」
を読む。

デックをシャフルして
客に１枚覚えてもらい、
デックを紙袋に入れて振ってかき混ぜる。
演者が紙袋から
カードを１枚ずつ取り出すので、
客に「ストップ」と言ってもらう。
ストップと言われて取り出したのは
大きなスコップ。
客の反応を見て、
演者は「あれっ、聞き違いかな」と言い、
客もジョークに笑い出す。
改めて客のカードを聞き、
スコップの裏を見ると
客のカードが貼り付いているというもの。

The Invisible Flight

横井宗夫氏の
「The　Invisible　Flight」。

赤と青の二つのデックを出して
客に一方を選ばせる。
お互いのデックをシャフルして、
トップから１枚ずつ１０枚を
テーブルに数え置く。
客に手を出してもらい、
演者の１０枚をもう一度数え置き、
表向きにして客のデックに乗せて
カットしてもらう。
同様に客の１０枚も数えて表向きにして
演者のデックに乗せてカットする。
客のデックから演者のデックに
２枚飛行するジェスチャーをする。
二つのデックをリボン・スプレッドすると、
客のデックの表向きは８枚になっていて、
演者のデックの表向きは１２枚というもの。

ポケットから取り出して当てるカード

高木重朗氏の
「カードマジック事典」の中の
「ポケットから取り出して当てるカード」
を読む。

客に１０から２０の間の数を決めてもらい、
シャフルしたデックから
テーブルにその枚数を配る。
その数の１の桁と１０の桁を足し、
テーブルに配ったカードから
その足した枚数を客の前に配り、
最後のカードを客に取ってもらう。
デックを集めて演者のポケットに入れ、
１枚のカードをデックから抜き出して
テーブルに出す。
客と演者の２枚の表を見ると、
数と色が同じメイトカード
というもの。

トス・トゥー

ダン・ハーラン氏の
「マインド・バグラーズ」の中の
「トス・トゥー」
を見る。

コップを掌に深く握り、
指先にサイコロをつまんで、
更にその上にもう一個のサイコロを乗せる。
上のサイコロを空中にトスして
コップに入れ、
そのサイコロをコップに入れたままで
下のサイコロも空中にトスして
２個ともコップに入れることができるか
賭けをする。
演者はテクニックだけで入れてみせる
というもの。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

赤と黒とどっちが多いか

「奇術研究　第５７号」の中の
上野景福氏の
「赤と黒とどっちが多いか」
を読む。

デックを客にシャフルしてもらい、
半分以下のカードを持ち上げて
客に取ってもらう。
客に裏向きのパケットの
トップから１枚ずつ色を推測して
赤とか黒とか言って分けてもらい、
推測した赤が何枚か数えてもらい、
表を見て実際は何枚だったかを
確認する。
演者は私の黒はあなたの赤より
X枚多いですと予言する。
演者のパケットの黒のカードを数えると、
予言が当たっているというもの。

サンキュー・マジック

YOUTUBE　で見た
「サンキュー・マジック」。

シャフルしたデックから
客に１枚選んで覚えてもらい
デックに混ぜ込む。
客が覚えたカードのマーク以外の
好きなマークを言ってもらい
そのマークのAからQまでの１２枚を
抜き出して裏向きに客に渡す。
客にパケットをカットして
トップの２枚をひっくり返すことを
好きなだけ繰り返してもらう。
パケットを二つの山に配り分け、
客の好きな方をひっくり返して
他方に重ねる。
パケットの表向きカードの数を合計し、
デックのその枚数目を開くと
客のカードが出てくるというもの。

スプーン・フロム・カードボックス

以前、購入していた
「スプーン・フロム・カードボックス」。

右手でポケットからカードケースを
取り出して左手に渡す。
ケースの蓋を開けて
中からデックを取り出して
ファンにして見せ、
ファンをテーブルに置く。
更に、マジカル・ジェスチャーをして、
中からスプーンを取り出し、
テーブルに打ち付けて
スプーンの硬さを証明する
というもの。