牧師雑感

聖書のことばを中心に毎日の出来事を書いています。

エネルギーのステップアップ

2012-04-24 09:12:48 | Weblog
何事かを成し遂げようと思ったらエネルギーが必要です。

 最初のステップ、不満のエネルギーです。今の環境や人間関係に対する不満でいっぱいです。それを人に向けると、不平不満を吐き散らすどうにもならない落ち込みになり果ててしまいます。

 しかし、その不満を改善するために、エネルギーを使うと不思議に、環境を変え人間関係も良い方に向かい始めます。

 二番目のエネルギーは、興味や得意のエネルギーです。不満のエネルギーが解消されると、やればできるという自身が生まれます。だれでも自分が得とすることは喜んでやります。

 喜んでやれば喜びが着いてきます。教会に来ている子どもたちにもよく言います。喜んで勉強すれば、勉強の喜びが着いてくるよ!

 仕事でも何でもそうです。不満を昇華させて喜びになるよう、今日もまた天国の一日、喜んで生活してみましょう。無駄なエネルギーを使わないで。

 第三に、願望や期待のエネルギーです。人には様々な欲求があります。それを欲望だけではなく、意欲として持つ時、爽やかにエネルギーとなり、生きることに期待が持てるようになります。

 たとえどのような試練の時にも、取り抜けることができると期待し、希望があると大丈夫です。

 第四に使命感のエネルギーです。自分が期待したことや欲求が、いま実現していななくても、自分に与えられている使命を達成していくのだと言う、強い使命を持っていれば、その使命感がエネルギーとなり、あろうが無かろうが、すごい推進力となります。

 使命とは命を使うこと、命とは時間を使うことです。ほんとうにやりたいことがあれば、そのことを達成するまで、使命のエネルギーは燃え上がります。

 第五に感謝のエネルギーです。感謝こそすべてのエネルギーの源です。不満が感謝に変わる時、ものすごいエネルギーが発揮されます。

 すべてのことに感謝する時、不思議なエネルギーが働き始めます。一ヶ月ほど前、右手の親指の付け根あたりを擦りむいて怪我をしてしまいました。舌でなめて水で洗って、感謝しますと手を置いて祈り感謝しました。五ヶ所もも傷ついていたので、でも感謝!感謝!気になるたびに感謝!感謝!で過ごし、きれいな手に戻り感謝している朝です。

 心の傷も問題も、感謝のエネルギーで吹き飛ばし、心も身体もエネルギッシュに生きることができるのです。

 第六に、すべてのエネルギーの源は、イエス・キリストのいのちです。十字架の上に全人類の救いのために死なれました。すべての罪や病は癒され、呪いや貧乏、死の恐れから解放してくださる救いです。アーメンと信じると、きよく正しく、健やかに祝福され豊かな人生を生きることができます。肉体の死を迎える時、永遠のいのちが与えられているので天国に行くことができます。 

 しかもイエス・キリストは十字架で死なれ墓に葬られましたが、三日目の朝に復活しいまも生きておられます。

 死を打ち破ったエネルギーが、信じる者のエネルギーとして与えられるので、聖霊によって復活のエネルギーに満たされる時、すべてが祝福となる恵みを体験できるのです。

 第七に、そのエネルギーの目的は神の栄光の輝きとなるのです。

命の春の輝きの中、新しいエネルギーに満たされ、今日もまた天国の一日です!と、力強く前進しましょう。祝福をお祈りいたします。

エペソ人への手紙

1:16 あなたがたのために絶えず感謝をささげ、あなたがたのことを覚えて祈っています。

1:17 どうか、私たちの主イエス・キリストの神、すなわち栄光の父が、神を知るための知恵と啓示の御霊を、あなたがたに与えてくださいますように。

1:18 また、あなたがたの心の目がはっきり見えるようになって、神の召しによって与えられる望みがどのようなものか、聖徒の受け継ぐものがどのように栄光に富んだものか、

1:19 また、神の全能の力の働きによって私たち信じる者に働く神のすぐれた力がどのように偉大なものであるかを、あなたがたが知ることができますように。

1:20 神は、その全能の力をキリストのうちに働かせて、キリストを死者の中からよみがえらせ、天上においてご自分の右の座に着かせて、

1:21 すべての支配、権威、権力、主権の上に、また、今の世ばかりでなく、次に来る世においてもとなえられる、すべての名の上に高く置かれました。

1:22 また、神は、いっさいのものをキリストの足の下に従わせ、いっさいのものの上に立つかしらであるキリストを、教会にお与えになりました。

1:23 教会はキリストのからだであり、いっさいのものをいっさいのものによって満たす方の満ちておられるところです。