ヘモドラム科アニゴザントス属。 別名:アニゴザントス。 多年草、草丈は種によってまちまちで、およそ30~100㎝になります。 日本では草丈50~90cmの園芸種が、鉢植えとして出回っていることが多いです。 地際からアヤメに似た細長い葉を出します。 寒さにはあまり強くないので鉢植えで育てることが多いですが、霜や寒風に気をつければ、暖地や平地では露地植えで冬越し出来ます。 原産地:オーストラリア南西部。 オーストラリアの西南部を中心に約8種類が分布する。 毎年花を咲かせる多年草です。 先端の開いた筒状の花は表面に細かい毛がびっしりとついており、その姿をカンガルーの脚に見立てて、「カンガルーポー」の名前があります。 正式名はアニゴザントスと言う名前の植物です。 アニゴザントスは、ギリシア語で「開いた花」の意で、花姿に由来します。 日本へは1,971年に渡来しました。 開花期:4月~6月。 花茎を長く伸ばして先端に花を咲かせます、花は1本立と枝分かれするものもあります。 花色は赤、ピンク、黄色、グリーン、オレンジなどがあり、鮮やかなツートンカラーになるものもあります。 開花は春から初夏ですが秋に咲くものもある。 水あげがよく花持ちがよいので切り花に利用できます。 何となく野性味があるのですが、微毛に包まれた花はベルベットの様な品があり、個性的な植物です。 5月14日、12月4日の誕生花。 花言葉:「不思議」、「こっちへ来て」、「驚き」、「可能性」。 「かわいい愛」、「分別」。
写真 カンガルーポー (2月25日花屋)