狸便乱亭ノート

抽刀断水水更流 挙杯消愁愁更愁
          (李白)

「ごじゃっぺ」「でれすけ」考

2007-02-04 22:13:47 | 怒ブログ
 わが県での地方紙は、県単位・県南の都市中心のと、2紙がある。もっとあるかも知れないが、日刊紙はこの2つだけが代表的日刊紙であろう。
前者は県名を冠した新聞名で、後者は専ら記事内容を県南都市にウエートを置いている。

 私はこの後者のバックナンバー紙を、さる所から入手して読んでいる。以前つまり運送店経営で若干の報酬があった頃は、2紙とも購読していた事もあったが、今では新聞代も切り詰めねばならぬ。
 この新聞は、社説がない。またプロ野球の記事もない。しかし、わが地方の詩歌・俳句グループの投稿や、知友のオピニオンなどの掲載が頻繁にあるので、バックナンバーで充分用は足りる。貴重な情報源である。

 今日戴いてきたバックナンバー号紙に「ごじゃっぺ考」という投稿記事があった。
 「ごじゃっぺ」とはわが地方では、「道理の解らない人、駄目な人、未熟者、馬鹿、どじ、間抜け、でたらめ、できそこない」という意味で、「ごじゃっぺやろー」などと活用する。
 その「ごじゃっぺやろー」は「柳沢厚生労働相」のような男のことをいうような場合に使うことばである。

 わが県は全国でも屈指の自民独占の保守の県であるから、柳沢発言を必ずしも弾劾はしていないと思う。自民党を窮地にするようないやな事をいう「ごじゃっぺ野郎」だとしか思っていない人が多いのではないだろうか。

も一つわが地方には「でれすけやろうー」がある。「罵倒語、色香に迷いやすい人、だらしが無い人、でれでれしている人、ろくでなし」という意味で、「でれすけあまー」とは図に乗って騒ぐ女性にむかっていう罵倒語である。

 これも自民党を窮地に陥れている柳沢大臣を「でれすけ」というのであって、その観点は同じだと思っている。