狸便乱亭ノート

抽刀断水水更流 挙杯消愁愁更愁
          (李白)

素朴なる疑問

2007-02-05 22:03:56 | 怒ブログ
大臣が連日テレビ画面に写しだされる。それも格好のいい場面ばかりならば良しとせざるを得ないだろう。しかしこのところの某大臣は、決して格好が良いとはいいない、むしろ何とかの筵の上に立たされているような感じだ。気のせいか放心状態の顔である。
これでも大臣の席に固執するのは、もちろん本人の意ではなく、我々には不可解の深い深いいわれがあるのだろう。

それも、1日や2日ではない。「産む機械」発言からいったい今日で何日経つだろう。
この間やらねばならない仕事があるとすれば、すべてめくら判を押させるくらいだろうと愚考する。では、他にいったい、大臣は何を司るのか。何を採決するのか。私の率直な素朴な疑問である。

広辞苑で「だいじん」を引いてみる。

だいじん【大臣】①政を執る高官。②太政官の上官、すなわち太政大臣・左大臣・右大臣・内大臣の称。大臣。おとど。多い馬内気味。大町気味。大間悦気味。③
国務大臣または各省大臣の称。
納得できる答がないのでもう一つ大言海をひく。

だいじん〔大臣〕(1)おほまちぎみ。おほまうちぎみ。おほいまうちぎみ。おほまへつぎみ。おほいとの。大臣。丞相。相国。太政官の上官の称。太政大臣、左大臣、右大臣、内大臣等あり。各条に注す。(二)泛く、政府執政の高官の称。(三)今、内閣に、諸省に、其最長官の称。
なお納得できない。
結局、あってもなくても国民生活には関係ない役職のような気がした。眠くなった。寝る。