狸便乱亭ノート

抽刀断水水更流 挙杯消愁愁更愁
          (李白)

御璽

2005-12-25 22:02:07 | 怒ブログ
例によって広辞苑による。

ぎょ‐じ【御璽】天皇の印。大きさは方三寸、「天皇御璽」の四字を刻す。律令制では少納言が監して内印とも称した。現行のものは1874年(明治7)改刻の金印で、もと内大臣が保管して、詔書、親任官・認証官の官記、親授・勅授の位記に用いられた。今は侍従職が保管、天皇の国事行為に伴い発せられる詔書・法律・政令・条約・内閣総理大臣の任命書に用いる。玉璽。おおみしるし。→国璽。 

民間では判子(実印)を押すには、印鑑証明が要る。責任の証である。
御璽を押すのは、天皇ではないらしい。印鑑証明も恐らくいらないだろう。

印鑑証明がないのだから、めくら判を押しても、全く責任はない筈である。不思議な法治国家である。

今夜は、「般若湯」を戴き過ぎたので、その考察は明日に持ち越したい。憂国諸氏のコメントやTBで「御璽」の責任範囲のご教教授を賜りたい。