恥ずかしい歴史教科書を作らせない会

改憲で「戦争する国」、教基法改定で「戦争する人」づくりが進められる今の政治が
将来「恥ずかしい歴史」にならぬように…

イラク戦争開始から1年

2004年03月20日 | 外交・国際
 今日、イラク戦争が始まってからちょうど1年を迎え、国内だけで百数十カ所で「占領統治終結」「自衛隊撤退」などを訴える行動がありました。世界中で数千万人の人が今日、同じ行動を起こしています。私も地元の行動に参加してきました。

 そして、1年前のことを思い出していました。

 ブッシュ大統領の演説の後、日本時間の22時に攻撃が開始されたと記憶しています。その後、小泉さんが米英軍の攻撃開始支持を表明するため、衆議院・参議院の本会議を召集しました。私は参議院本会議のテレビ中継を見ました。
 衝撃的だったのは、小泉首相が本会議場に入場したときの光景でした。自民党・公明党・保守党(当時)の与党席からは拍手と歓声の「スタンディングオベーション」が起こり、小泉首相は与党席に向かって大きく手を振りながら満面の笑みを浮かべ、入場してきたのです。

 「戦争が始まり、今この瞬間に多くのイラク市民の命が奪われようとしているとき、日本の国会ではその戦争開始に狂喜している。日本は一体どうなってしまったのか。」
 本当に目を覆いたくなる光景でした。

 私は、「開戦」や「戦争支持」に沸く国会などもう二度と見たくありません。