2010年の小売業店舗別売り上げランキングというものを見つけました。
トップファイブの店舗の所在している年は、杭州、北京、南京、上海、成都、全部バラバラなんですよね。杭州は沿岸部の大都市ですが、そこの百貨店がこんなにいる上げがあるというのを意外に感じる人は多いでしょう。この店舗の売り上げの60%は杭州以外の方々によるものだそうです。次に注目すべきは北京新光天地です。なんと売り上げが前年比46.3%も伸びてます。無錫ヤオハンも49%伸びているのでこれも凄いです。
さて、北京新光天地は台湾新光三越百貨公司と北京華聨集団が50:50で設立した一つ目の百貨店です。台湾新光三越百貨公司は日本の三越と台湾の新光との合弁ですので、北京新光天地は間接的に日本の資本が入っている店舗ということになります。そして、台湾新光三越百貨公司は今度は独資で蘇州と成都に百貨店を展開することが決まっており、2014年に同時に開店することを目指しています。
日本と台湾の合弁で中国市場を攻める、いいですねえ。台湾にルーツがあり日本に育った自分としてはこのようなビジネスにぜひ噛み込んで行きたいですね。