ゴルゴ13総合研究所『俺の背後に立つな!』

ゴルゴ13の全ストーリーを解説

ゴルゴ13第86巻-2大学教授の私生活

2007-07-31 23:52:47 | 第086巻~第090巻

■大学教授の私生活(第294話) 発表1987年8月

評価   ★★★

依頼人  国防省の准将

ターゲット ディプロマ・ミルズのボス

報酬     不明

今回弾丸発射数      3/ 通算弾丸発射数 1,631

今回殺害人数        3/ 通算殺害人数   3,794

今回まぐわい回数    0/  通算まぐわい回数    92

<ストーリー>
M16を改良した高性能銃がゴルゴを再び襲う!狙われていることを察したゴルゴは・・

<この一言>
受けとった報酬はあんたの家の生垣の陰に返しておいた・・・

<解説>
国防省の准将から殺害依頼を受けたゴルゴ。ターゲットをスコープに捉えるが、何者かにターゲットを仕留められてしまう。ゴルゴは依頼人の准将に再び会うが、依頼人の二重依頼はないことが確認できたため、報酬を返却する。

ゴルゴのターゲットを仕留めたのはハーバード大学教授の「ゴールドマン」。大学教授の傍らアルバイトで狙撃を請け負っているゴールドマンは、武器商人ロゼリーからゴルゴの殺害を依頼される。第73巻-3『フィールド・テスト』で、ロゼリーはM16を改良した新型高性能銃の販売していたが、ゴルゴは高性能銃を全て破壊するという依頼を受けて新型銃5丁を破壊していた。以来ロゼリーは、ゴルゴから命を狙われていると誤解し、今回ゴールドマンにゴルゴ殺害を依頼したのである。ゴールドマンは、ロゼリーから最後の1丁となる新型銃を受取り、ゴルゴ殺害の機会を窺う。

暗闇のデトロイト空港で、ゴルゴがタラップから降りるところを暗視野スコープ越しに狙うゴールドマンであるが、偶然ゴルゴがライターでタバコに火を点けたため、目がくらみ狙撃に失敗する。暗闇で正確な狙撃を受けたことからゴルゴは、新型銃の存在を嗅ぎつけ、武器商人であるロゼリーに接触。図らずもゴルゴ殺害を洩らしてしまったロゼリーは、ゴルゴの弾丸の餌食となる。ロゼリーからゴルゴ殺害依頼を受けたゴールドマンと対決すべく、ゴルゴはガラス張りのビルを背景にゴールドマンをおびき寄せる。再び暗視野スコープでゴルゴを捉えるゴールドマンであるが、ガラス張りのビルの光が乱反射したためゴルゴを見失う。そのスキをゴルゴが逃すはずもなく、ゴールドマンもゴルゴにより葬り去られる。

『フィールド・テスト』で新型銃の破壊依頼を受けていたゴルゴだが、本作でようやくミッションをコンプリートしたことになる。本作の見所はゴールドマンの銃弾がゴルゴをかすめた時の、ゴルゴの驚きの表情であろう。タバコに火を点けながら、目を大きく見開き驚愕の表情を隠そうともしない茫然自失のゴルゴが確認できる。ゴルゴの名セリフに「10%の才能と20%の努力・・・そして、30%の臆病さ・・・残る40%は・・・”運”だろう・・・な・・・」(第66巻-3『ロックフォードの野望(謀略の死角)』)というのがあるが、本作では流石のゴルゴも運に助けられている。一方の報酬を自宅の生垣に返却された准将、運悪く報酬を第三者に持ち去られていないといいのだが・・・

ズキューン

ゴルゴ13 (86) 巻掲載
★ゴルゴ・グッズ紹介 デイブ・マッカートニーの店★

<iframe marginwidth="0" marginheight="0" src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=golgoblogocnn-22&amp;o=9&amp;p=8&amp;l=as1&amp;asins=4845800861&amp;fc1=DF1919&amp;IS2=1&amp;lt1=_blank&amp;m=amazon&amp;lc1=0000FF&amp;bc1=000000&amp;bg1=000000&amp;f=ifr&amp;npa=1" frameborder="0" scrolling="no" style="WIDTH: 120px; HEIGHT: 240px"> </iframe> <script type="text/javascript"> </script> <script type="text/javascript" src="http://pagead2.googlesyndication.com/pagead/show_ads.js"> </script> <script src="http://www.google-analytics.com/urchin.js" type="text/javascript"> </script> <script type="text/javascript"> _uacct = "UA-792331-1"; urchinTracker(); </script>

ゴルゴ13第86巻-1禿鷲伝説

2007-07-30 23:48:21 | 第086巻~第090巻

■禿鷲伝説(第293話) 発表1989年2月

評価   ★★★★★

依頼人  保守党の長老 黒井信介

ターゲット 元KGB特別局の暗殺者イワン・マルコビッチ・コズロフ

報酬     不明

今回弾丸発射数      4/ 通算弾丸発射数 1,628

今回殺害人数        2/ 通算殺害人数   3,791

今回まぐわい回数    0/  通算まぐわい回数    92

<ストーリー>
ゴルゴは日本陸軍特務機関”卍”の1級暗殺者「東堂征一郎」大尉の息子「東堂高志」なのか?ルーツもの第8弾!

<東堂高志の一言>
俺の背後に忍び寄るのはよせ・・・嫌いなんだ・・・

<解説>
『日本人・東研作』(第14巻-1)『芹沢家殺人事件』(第27巻-1)『おろしや間諜伝説』(第36巻-1)、『蒼狼漂う果て』(第41巻-1)『毛沢東の遺言』(第51巻-1)『河豚の季節』(第57巻-1)『すべて人民のもの』(第81巻-1)に続く、ゴルゴ出生の謎に迫る「ルーツもの」第8弾。

ソ連はペレストロイカ(改革)の一環で、グラスノスチ(情報公開)を進めていた。KGBは過去に為されたゴルゴへの殺人依頼が表沙汰になることを恐れ、ゴルゴの殺害を企てる。同時にゴルゴの過去を発表し、KGBの情報収集能力を高さをアピールする作戦に出る。元KGB特別局の暗殺者「イワン・マルコビッチ・コズロフ」はKGB本部より命を受け、ゴルゴの過去を探り、ゴルゴの殺害に執念を燃やす。

コズロフは東京→神戸→香港→ロサンゼルスと移動、ゴルゴ=「東堂高志」説を追う。しかし、「東堂高志」がベトナムで殺されていたことを知った直後、ゴルゴにより殺害される。

[東堂高志プロフィール]
1940年頃  父・陸軍特務機関”卍”「東堂征一郎」大尉、小学校教員の母の間に出生
1945年8月 旧満州黒竜江省でソ連兵に襲われ、姉を面前で犯される。直後、ソ連兵を射殺。 
        その後、旧北満州・ペイアン高原で中国人「馬天明」に育てられ中国拳法を教わる。
        中国名は「馬禿鷲」。
1955年頃  毛沢東の解放軍4名を殺害、ペイアン高原を去る。
1960年頃  黒河北方で毛沢東軍と闘う”黒竜団”の頭目「雷学両」に見込まれ、射撃術を学ぶ。
1965年頃  黒竜団を離れ、北ベトナムへ。「ヨン・リー・バンミン」を名乗る。
1968年   ベトナム人兵士「グエン・フン・ロウ」と出会う。米軍前線管制官を100名以上狙撃。
        その後、グエンの裏切りに合い、背後から撃たれて死亡。
※東堂高志 通算弾丸発射数108/通算殺害数106/通算まぐわい回数0

ゴルゴは第85巻-4『14Kの謎』に登場する保守党長老「黒井信介」から、コズロフ殺害の依頼を受けていたのだ。コズロフが東堂征一郎・高志を探っていることを知った黒井は、満州に残されたとされる旧日本軍の「Z資金」をソ連が探っていると誤解し、ゴルゴにコズロフ殺害を依頼したのであった。

ゴルゴは「東堂高志」なのだろうか?当総合研究所では、その可能性は低いと考える。
まずは、グエンが高志を殺したという具体的証言が決定的だ。グエンの持つ高志の最期の写真には背中しか写っておらず、高志死亡の決定的証拠にはならないが、グエンが懸賞金をもらいアメリカへ亡命したとすれば、当然アメリカ側は高志の死亡を確認したはずである。高志=ゴルゴで、高志が生き延びていたのだとしたら、真っ先にグエンに復讐に行っているだろう。また、高志が1965年以降北ベトナムで戦闘に従事していたのであれば、ゴルゴが関与した最も古い1965年の事件(『ビッグ・セイフ作戦』『60日間の空白への再会』)と合致せず、東堂高志=ゴルゴを否定する材料となる。

とはいえ、陸軍特務部隊”卍”幹部の血を引く中国残留孤児が、中国拳法を身につけてスナイパーへと成長するストーリーは、ゴルゴの出生の秘密としてはいかにもありそうで、本作の価値は非常に高い。また、終戦間際の秘密財宝「Z資金」とからめた歴史ミステリーの色彩を帯びているも痛快だ。

その「Z資金」を語る保守党長老「黒井信介」は、第85巻-4『14Kの謎』に登場する。実際の発表順は本作『禿鷲伝説』→『14Kの謎』であり、この2作を通じて初めて「黒井信介」の正体が判明する。満州のダイヤモンド、特務機関、政界への影響力などを考えるとこの黒井信介のモデルは児玉誉士夫か?とすると、本作にも登場し『14Kの謎』でゴルゴに戦いを挑む「ヨシオ」というのは児玉誉士夫にかけたネーミングなのだろうか・・・。児玉誉士夫については『黒幕―昭和闇の支配者』が詳しい。

蛇足ながらもう一点。本作でゴルゴは大型ウイングのついたフェラーリに乗っている。コズロフの車に平行して走っているときは明らかに右座席にハンドルがついている。しかし、ゴルゴがフェラーリから降りるときは左座席から降りている。このフェラーリ、左右どちらにハンドルがついているのだろう・・・

ズキューン

ゴルゴ13 (86) 巻掲載
★ゴルゴ・グッズ紹介 デイブ・マッカートニーの店★

<iframe marginwidth="0" marginheight="0" src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=golgoblogocnn-22&amp;o=9&amp;p=8&amp;l=as1&amp;asins=4845800861&amp;fc1=DF1919&amp;IS2=1&amp;lt1=_blank&amp;m=amazon&amp;lc1=0000FF&amp;bc1=000000&amp;bg1=000000&amp;f=ifr&amp;npa=1" frameborder="0" scrolling="no" style="WIDTH: 120px; HEIGHT: 240px"> </iframe> <script type="text/javascript"> </script> <script type="text/javascript" src="http://pagead2.googlesyndication.com/pagead/show_ads.js"> </script> <script src="http://www.google-analytics.com/urchin.js" type="text/javascript"> </script> <script type="text/javascript"> _uacct = "UA-792331-1"; urchinTracker(); </script>

ゴルゴ13第85巻-4 14Kの謎

2007-07-29 23:52:54 | 第081巻~第085巻

■14Kの謎(第292話) 発表1989年3月

評価   ★★

依頼人  駐日中国大使館参事官(中国中央調査部)趙慎行

ターゲット 香港最大の地下組織”14K”の首領 陳秀清

報酬     不明

今回弾丸発射数      2/ 通算弾丸発射数 1,624

今回殺害人数        2/ 通算殺害人数   3,789

今回まぐわい回数    0/  通算まぐわい回数    92

<ストーリー>
返還を目前に香港最大の地下組織”14K”が日本でも動き始めた。14Kの首領と日本の政治家の接点とは・・・

<この一言>
この依頼は・・・外交官としてか・・・?

<解説>
中国への返還を前に香港最大の地下組織”14K”が蠢き出した。中国返還後には取締が厳しくなることを見込み、日本進出を進めていたのである。中国調査部はこの動きを察知、日本での調査を進めていたが、”地上げ”案件を調査するうちに、江川不動産→保守党長老「黒井信介」→14Kの繋がりを突き止める。黒井は日中戦争当時、中国秘密結社の幹部を助けた縁で、裏社会とのパイプを脈々と育んできたのである。

中国調査部は、江川不動産と黒井が14Kの首領”陳秀清”に面談することをキャッチ、ゴルゴに陳の殺害を依頼する。香港返還後、中国当局は裏社会の根絶を図ることをアピールすべく、ゴルゴが陳を狙っていると言う情報を事前に流し、黒井の面前で陳を殺害するという条件の依頼内容であった。

ゴルゴは条件通り、事前予告をした上で陳を殺害、ゴルゴに勝負を挑んできた黒井の忠実な部下(息子?孫?)「ヨシオ」も葬り去る。

バブル絶頂の日本と返還前の香港を描いた作品。バブル期の地上げや中国犯罪集団の上陸など、日本社会のターニングポイントが描かれているのが分かる。しかし、ストーリー的には締まりがなく、①黒井の過去と現在の結びつきが曖昧②「ヨシオ」と黒井の関係も曖昧③「ヨシオ」とゴルゴの対決の必然性がない、といった印象を受ける。ゴルゴのルーツにからみ、その結果「ヨシオ」とゴルゴの血縁関係が疑われる、という展開だったらこの作品の評価も違ったものになっただろう。

ズキューン

ゴルゴ13 (85) 巻掲載
ゴルゴ13 145巻(最新刊)
★ゴルゴ・グッズ紹介 デイブ・マッカートニーの店★

<script type="text/javascript"> </script> <script type="text/javascript" src="http://pagead2.googlesyndication.com/pagead/show_ads.js"> </script> <script src="http://www.google-analytics.com/urchin.js" type="text/javascript"> </script> <script type="text/javascript"> _uacct = "UA-792331-1"; urchinTracker(); </script>

ゴルゴ13第85巻-3インディアン・サマー

2007-07-26 23:55:53 | 第081巻~第085巻

■インディアン・サマー(第291話) 発表1989年5月

評価   ★★★

依頼人  ネバタ・ファミリーのドン ウイリー・デカーロ

ターゲット カジノ強盗犯

報酬     不明

今回弾丸発射数      1/ 通算弾丸発射数 1,622

今回殺害人数        1/ 通算殺害人数   3,787

今回まぐわい回数    0/  通算まぐわい回数    92

<ストーリー>
ネバタ州のカジノが強盗に襲われ、80万ドルが奪われた。犯人はユタ州に逃げ込んだという。ネバタ・ユタの州境のモーテルに、ゴルゴと保安官が鉢合わせ・・・

<この一言>
うまかったよ・・・

<解説>
ネバタ・ユタを結ぶルート80号沿いにあるモーテルにゴルゴが現れる。盲目の母とともにモーテルを営むシンディは、出稼ぎに出た兄「ハンク」の帰りを待っていた。そんな折、保安官が現れ、ネバタ州のカジノで80万ドルが奪われ犯人がユタ州に逃げ込んだことをシンディらに告げる。保安官が去った後、ハンクがモーテルに帰ってくる。ハンクはシンディらに隠れてテッドをモーテルに招き入れる。ハンクとテッドこそが、ネバタ州で発生した強盗の犯人であり、”ボス”に強奪した現金を渡すためにモーテルに立ち寄ったのだった。

シンディはテッドに気付かなかったが、盲目の母はテッドの気配に気付きハンクの部屋に押し入る。盲目の母は、息子ハンクがカジノ強盗であることを察知し、息子を悪の道に導いたテッドを射殺しようとする。ハンクとテッドがもみ合うなか、盲目の母の放った銃弾がハンクを捉える。テッドは逃げ出すが、シンディと母はハンクの亡骸のもとで悲しみにくれる。

テッドは”ボス”に強奪した金を渡しに行くが、ボスの裏切りに合い殺されてしまう。カネを独り占めしたボスの前にゴルゴが立ちはだかる。ボスの正体は保安官で、ゴルゴは強盗犯の殺害をネバタ・マフィアのドンより依頼を受けていたのであった。拳銃の抜き合いとなるが、”田舎の保安官”はゴルゴの敵ではなくあっけなく勝負がつく。

盲目ゆえ、すべてを気配で察する母親が物悲しい。息子への愛情が仇となり息子ハンクを死に至らしめてしまう。しかし、その銃口は確実にテッドの心臓を捉えており、目が見えない分、恐ろしいまでに嗅覚・聴覚・皮膚感覚が優れているのだろう。そんな母親のゴルゴ評:あの男は”普通”じゃない・・・あの男はけだものの臭いがする・・・、そうピューマのような息づかい・・・なんだよ。

ズキューン

ゴルゴ13 (85) 巻掲載
ゴルゴ13 145巻(最新刊)
★ゴルゴ・グッズ紹介 デイブ・マッカートニーの店★

<script type="text/javascript"> </script> <script type="text/javascript" src="http://pagead2.googlesyndication.com/pagead/show_ads.js"> </script> <script src="http://www.google-analytics.com/urchin.js" type="text/javascript"> </script> <script type="text/javascript"> _uacct = "UA-792331-1"; urchinTracker(); </script>

ゴルゴ13第85巻-2公開処刑の日

2007-07-25 23:39:00 | 第081巻~第085巻

■公開処刑の日(第290話) 発表1989年11月

評価   ★★★

依頼人  イスラエル モサド ネーマン部長

ターゲット 絞首台のロープ

報酬     $500,000

今回弾丸発射数      1/ 通算弾丸発射数 1,621

今回殺害人数        0/ 通算殺害人数   3,786

今回まぐわい回数    0/  通算まぐわい回数    92

<ストーリー>
イスラエル・モサド工作員がイラク公安警察に逮捕され、死刑判決を受けた。モサドはエージェントを必ず取り返すというポリシーに基づき・・・

<この一言>
さあな・・・

<解説>
イスラエル・モサド工作員「モシェ・バルカ」が、イラク秘密警察に逮捕され死刑宣告を受けた。モサドエージェントはなんとしても取り返すというポリシーのもと、モサドのネーマン部長は部下にイラク入りを命ずる。フランス放送局の特派員に化けたモサド工作員は、「モシェ・バルカ」の公開処刑を撮影するよう指示を受け待機する。

各国報道陣や人権擁護団体が見守る中、モシェ・バルカがイラク秘密警察に連れられ、絞首台の前に現れる。バルカの首にロープがはめられ、足下の板が外されたその刹那、ゴルゴの銃弾がロープを射抜く。バルカは宙づりになることなく地面に落下、死刑執行は失敗に終わる。

各国報道陣監視の中、失敗した死刑執行を再度執り行うことは恥の上塗りになるため、サダム・フセインは死刑をあきらめざるを得なくなったのである。

サダム・フセインが実名で登場する作品。CNNがその名を馳せるのは1991年の湾岸戦争であるが、1989年発表の本作は映像ジャーナリズムが権力の監視役になることを提言している作品でもある。しかしながら、現実には湾岸戦争の映像は戦争の抑止力とはなり得ず、戦争のテレビゲーム化とでも言うべきリアリティの希薄化をもたらした。

ズキューン

ゴルゴ13 (85) 巻掲載
ゴルゴ13 145巻(最新刊)
★ゴルゴ・グッズ紹介 デイブ・マッカートニーの店★

<script type="text/javascript"> </script> <script type="text/javascript" src="http://pagead2.googlesyndication.com/pagead/show_ads.js"> </script> <script src="http://www.google-analytics.com/urchin.js" type="text/javascript"> </script> <script type="text/javascript"> _uacct = "UA-792331-1"; urchinTracker(); </script>