ゴルゴ13総合研究所『俺の背後に立つな!』

ゴルゴ13の全ストーリーを解説

ゴルゴ13第149巻-2極限標的

2010-02-28 22:27:28 | 第146巻~第150巻

■極限標的(第494話) 発表2003年3月

ゴルゴ13 149 (SPコミックス)

評価   ★★★

依頼人 ①不明②不明

ターゲット ①サバロア書記 ②ロシア人マフィア ユージノフ

報酬 ①不明②不明

今回弾丸発射数      3/ 通算弾丸発射数 2,893

今回殺害人数    3/ 通算殺害人数   5,303

今回まぐわい回数     0/  通算まぐわい回数   116

<ストーリー>
アメリカ大統領を警護する最強の狙撃チームの中でも卓越した技能をもつマックレガー中佐。しかし、マックレガーにはゴルゴに煮え湯を飲まされた過去があった。復讐に燃えるマックレガーは・・・

<この一言>
たっぷりやってくれ・・・

<解説>
アメリカ大統領を警護する最強の狙撃チームの中でも卓越した技能をもつマックレガー中佐。しかし、マックレガーは過去の要人警護中に、自らが想定していた射撃距離よりも後方からの狙撃を許し、警護に失敗した過去を引きずっていた。

ハリウッドの特殊メーク技術を身に付けて顔を変え、自転車のフレームに偽装したカスタム狙撃銃を入手したマックレガーは良心を捨てて悪魔になりきり、ゴルゴへの復讐を決意する。ゴルゴがスイスで仕事をするとの情報を入手し、ゴルゴの狙撃ポイントよりも後方からゴルゴを狙い撃つことで過去の怨念を果たそうとする。

雪山に陣取りゴルゴが狙撃地点に来るのを待ち受けるマックレガー。想定通りの狙撃地点にゴルゴが現れ、勝利を確信するマックレガー。しかし、ゴルゴがターゲットを撃たんとした瞬間、マックレガーのスコープの反射光を察知する。スイス国内で入手したライフルではマックレガーを仕留めることができないと読んだゴルゴは、魔法瓶にライターのガスを充満させて投げつけて魔法瓶を狙撃、雪崩を引き起こしマックレガーを葬るとともに、ターゲットを狙撃、パラグライダーで現場を去る・・・

スコープにゴルゴの背中を捉えながら、ゴルゴが狙撃する瞬間に狙い撃つことに拘ったために敗れ去ったマックレガー。勝機はあったのに詰めの甘さが出たというところか。ゴルゴの使用ライターはジッポーだったはずだが(第106巻-1『BEST BANK II オフサイド・トラップ』)、本作では100円ライターを用いている。少々イメージが狂うが、まあドンマイだ・・・。
本作では「820m」の長距離狙撃が描かれているが、これまでの長距離狙撃ランキングを記す。
第134巻-1『害虫戦争』5,000m
第146巻-1『いにしえの法に拠りて』2,500m
第42巻-2『海神が目覚める』1,500m
第7巻-1『AT PINHOLE』1,020m
第27巻-2『60日間の空白への再会』1,000m
第48巻-3『ゼロの反撃』1,000m
第114巻-3『アメリカンドリーム』1,000m
⑧第149巻-2『極限標的』820m
第110巻-3『冷血キャサリン』800m
第51巻-2『橋は崩れた』800m
第18巻-1『動作・24分の1』700m
第83巻-2『シビリアン・コントロール』600m
第11巻-1『ROOM No.909』500m
第141巻-4『星条旗を撃つ』500m
第22巻-1『スエズの東』400m

ズキューン

ゴルゴ13(149) 巻掲載
ゴルゴ13(155) 巻(最新刊)
★ゴルゴ・グッズ紹介 デイブ・マッカートニーの店★

デル株式会社

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ゴルゴ13第149巻-1 激突!AK-100vsM-16

2010-02-08 00:09:50 | 第146巻~第150巻

■激突!AK-100vsM-16(第493話) 発表2002年10月

ゴルゴ13 149 (SPコミックス)

評価   ★★★

依頼人 -

ターゲット -

報酬 -

今回弾丸発射数      22/ 通算弾丸発射数 2,890

今回殺害人数    18/ 通算殺害人数   5,300

今回まぐわい回数     0/  通算まぐわい回数   116

<ストーリー>
世界最強の突撃銃はAK-100なのか、それともゴルゴの愛用するM-16なのか?武器市場の覇権を目指し、ロシアがゴルゴに対峙する・・・

<この一言>
俺は・・・”一人の軍隊”だ。

<もう一言>
お前の開発したAK-100は、五十年後でも名銃として残るだろう・・・だが、M-16にはそれまでの”命”はない・・・

<解説>
狙撃兵からロシアの兵器開発局・造兵廠に抜擢されたマカロフ・グロスキーは、ロシア製のAK-100を世界中に広め、ロシアに外貨をもたらし、強国ロシアを復活させることを目論む。しかし、AK-100のライバルであるアメリカ製M-16が競合として立ちはだかっていた。M-16はゴルゴの愛用する突撃銃として知られ、メンテナンスに難がありながらも一定の評価を保っていた。

マカロフはAK-100を用いたロシア兵とゴルゴを闘わせ、ゴルゴを葬ることでM-16の信用を失墜させることを企て、偽の依頼でゴルゴをアラル海に誘い込む。砂嵐と塩害により、定期的なメンテナンスが必要とされるM-16には圧倒的に不利なロケーションで、ゴルゴはAK-100を携えたロシア兵に囲まれる。

将来の武器マーケットを左右する闘いがアラル海で行われているとの情報が世界中を駆け巡り、武器証人、NATO首脳、AK-100の産みの親である”カラジニコフ”がアラル海に集結、ロシア兵とゴルゴの激突を見守る。ゴルゴはロシア軍装甲車のタイヤをコンプレッサー代わりに使うことで、M-16を清掃しロシア兵を殲滅させる。死に逝くカラジニコフがゴルゴにM-16愛用の理由を問いただすが、『俺は・・・”一人の軍隊だ”』との答えを残し、ゴルゴはアラル海を後にする・・・

世界中で使われているAK-47の産みの親『カラシニコフ』を登場させ、ゴルゴとAK-100を用いたロシア兵との対決を描く作品。カラシニコフが孫にAKシリーズの実践での強さを説くあたりは、にやりとしてしまう。ゴルゴが追い込まれながらも多数のロシア兵をなぎ倒す展開も面白い。しかし、冷静に考えてみると、砂嵐や塩害が想定される場所に、ゴルゴがM-16を携行すること自体が的外れのような気がしてならない・・・

ズキューン

ゴルゴ13(149) 巻掲載
ゴルゴ13(155) 巻(最新刊)
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ゴルフダイジェスト・オンライン

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