■極限標的(第494話) 発表2003年3月
評価 ★★★
依頼人 ①不明②不明
ターゲット ①サバロア書記 ②ロシア人マフィア ユージノフ
報酬 ①不明②不明
今回弾丸発射数 3/ 通算弾丸発射数 2,893
今回殺害人数 3/ 通算殺害人数 5,303
今回まぐわい回数 0/ 通算まぐわい回数 116
<ストーリー>
アメリカ大統領を警護する最強の狙撃チームの中でも卓越した技能をもつマックレガー中佐。しかし、マックレガーにはゴルゴに煮え湯を飲まされた過去があった。復讐に燃えるマックレガーは・・・
<この一言>
たっぷりやってくれ・・・
<解説>
アメリカ大統領を警護する最強の狙撃チームの中でも卓越した技能をもつマックレガー中佐。しかし、マックレガーは過去の要人警護中に、自らが想定していた射撃距離よりも後方からの狙撃を許し、警護に失敗した過去を引きずっていた。
ハリウッドの特殊メーク技術を身に付けて顔を変え、自転車のフレームに偽装したカスタム狙撃銃を入手したマックレガーは良心を捨てて悪魔になりきり、ゴルゴへの復讐を決意する。ゴルゴがスイスで仕事をするとの情報を入手し、ゴルゴの狙撃ポイントよりも後方からゴルゴを狙い撃つことで過去の怨念を果たそうとする。
雪山に陣取りゴルゴが狙撃地点に来るのを待ち受けるマックレガー。想定通りの狙撃地点にゴルゴが現れ、勝利を確信するマックレガー。しかし、ゴルゴがターゲットを撃たんとした瞬間、マックレガーのスコープの反射光を察知する。スイス国内で入手したライフルではマックレガーを仕留めることができないと読んだゴルゴは、魔法瓶にライターのガスを充満させて投げつけて魔法瓶を狙撃、雪崩を引き起こしマックレガーを葬るとともに、ターゲットを狙撃、パラグライダーで現場を去る・・・
スコープにゴルゴの背中を捉えながら、ゴルゴが狙撃する瞬間に狙い撃つことに拘ったために敗れ去ったマックレガー。勝機はあったのに詰めの甘さが出たというところか。ゴルゴの使用ライターはジッポーだったはずだが(第106巻-1『BEST BANK II オフサイド・トラップ』)、本作では100円ライターを用いている。少々イメージが狂うが、まあドンマイだ・・・。
本作では「820m」の長距離狙撃が描かれているが、これまでの長距離狙撃ランキングを記す。
①第134巻-1『害虫戦争』5,000m
②第146巻-1『いにしえの法に拠りて』2,500m
③第42巻-2『海神が目覚める』1,500m
④第7巻-1『AT PINHOLE』1,020m
⑤第27巻-2『60日間の空白への再会』1,000m
⑤第48巻-3『ゼロの反撃』1,000m
⑤第114巻-3『アメリカンドリーム』1,000m
⑧第149巻-2『極限標的』820m
⑨第110巻-3『冷血キャサリン』800m
⑨第51巻-2『橋は崩れた』800m
⑪第18巻-1『動作・24分の1』700m
⑫第83巻-2『シビリアン・コントロール』600m
⑬第11巻-1『ROOM No.909』500m
⑬第141巻-4『星条旗を撃つ』500m
⑮第22巻-1『スエズの東』400m
ズキューン
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