■ブーメランを持つ女(第485話) 発表2001年12月
評価 ★★★★
依頼人 不明
ターゲット 不明
報酬 不明
今回弾丸発射数 2/ 通算弾丸発射数 2,825
今回殺害人数 1/ 通算殺害人数 5,161
今回まぐわい回数 2/ 通算まぐわい回数 115
<ストーリー>
ミッション遂行後、オーストラリアの砂漠に不時着したゴルゴ。瀕死のゴルゴを救った女は・・・
<この一言>
お前のような人間を・・・俺は、もう一人知っている・・・
<解説>
ミッション遂行後、セスナで現場を離れたゴルゴだが、追撃を受け砂漠に不時着する。瀕死のゴルゴを救ったのは砂漠に一人住む『エミリー』。
甲斐甲斐しくゴルゴを看病する一方、ゴルゴに女として扱われたい欲望を隠そうとしないエミリー。何度か体を交えた後、ある程度の回復を革新したゴルゴは、エミリーの元を後にする。
自分を捨ててゴルゴが出て行ったことに立腹したエミリーは、得意のブーメランでゴルゴを襲撃する。傷の回復にと説明して飲ませていた薬草には、幻覚剤が含まれており視覚に異常をきたすゴルゴ。しかし、傷口に手を入れ、激痛により幻覚を取り払うやエミリーを狙い撃つ。一人でしか生きることの出来ない人生を悔いるエミリーに、ゴルゴは『お前のような人間を・・・俺は、もう一人知っている・・・』と言葉をかけ、花を手向ける・・・
あまりにもセンチメンタルで、ゴルゴ・シリーズのパロディかと思われる程、異端な作品。全てがエミリーの妄想で構成されているのではないかとも勘ぐれる内容だ。トゲの刺さったエミリーの足を舐めるゴルゴ、エミリーに求められるがままに応ずるゴルゴ、エミリーに花を手向けるゴルゴ、いずれもが女性視点から描いた妄想の中のゴルゴのようである。『お前のような人間を・・・俺は、もう一人知っている・・・』というのは、ゴルゴ自身のことなのだろうか?
「二度三度と味わえる女は・・・そうざらにはいない」(第5巻-5『飢餓共和国』)と語ったゴルゴだけに、ゴルゴが同一女性と複数回まぐわうことは非常にレアである。本作のエミリーは8人目の例外ケース。
①第10巻-4『リオの葬送』マイヤ
②第11巻-4『そして死が残った』マリー
③第21巻-2『海へ向かうエバ』エバ
④第73巻-2『ダイブ to トリポリ』エリザ
⑤第74巻-1『見えない翼』ゾーヤ
⑥第110巻-3『冷血キャサリン』キャサリン
⑦第135巻-3『一年半の蝶』マリア
⑧第146巻-3『ブーメランを持つ女』エミリー
ズキューン
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