ゴルゴ13総合研究所『俺の背後に立つな!』

ゴルゴ13の全ストーリーを解説

ゴルゴ13第27巻-2 60日間の空白への再会

2006-12-12 00:34:28 | 第026巻~第030巻

■60日間の空白への再会(第101話) 発表1975年9月

評価     ★★★

依頼人    ボルス

ターゲット  就役心理学者ウォートン教授/バッコム刑務所長/ガーソン警備長

報酬     不明

今回弾丸発射数      4/ 通算弾丸発射数 712

今回殺害人数        4/ 通算殺害人数   625

今回まぐわい回数    0/  通算まぐわい回数  56

<ストーリー>
アフリカ・モーリタニア共和国で銃殺刑になったボリス。銃殺直前に笑みを浮かべたボリスは、ゴルゴへの依頼を済ませていた・・・

<この一言>
自分のことは自分でやる

<解説>
本作は「ダベーズ」が1965年の事件を回想する内容。注目すべきは1965年という年。ゴルゴが関与した最も古い事件は1965年コンゴ動乱でのルナムバ将軍暗殺ということが 第1巻-1『ビッグセイフ作戦』 に記されていたが、本作はゴルゴ史上最古となる1965年に起きた別の事件が描かれている。

アフリカ・モーリタニア共和国の監獄。「就役心理学者ウォートン教授」「バッコム刑務所長」「ガーソン警備長」の3人が囚人たちを虐げていた。囚人「ボルス」が脱獄を試みるも失敗、銃殺刑に処される。銃殺執行直前に笑みを浮かべたボルスは、彼ら3人の殺害を密かにゴルゴに依頼していた。ボルスが殺害依頼したことをキャッチした3人はゴルゴを捕らえ、ボルスの入っていた独房にゴルゴを拘禁する。日中の気温は40度を超え夜間は逆に冷え込むという劣悪な環境下で食事は塩スープとパンのみ。ボルスの「この依頼はプロがプロに対しての依頼である」というメッセージから、ゴルゴはヒントを掴み60日後に脱獄、彼ら3人の殺害を遂行する。かつては敵対したゴルゴとボルスであるが、互いに認め合うプロ同士の心情が熱い。

ダベーズはこの事件を新任の看守長として経験する。10年後、空港でゴルゴを見かけるのだが、そのゴルゴは1,000mの狙撃を完遂し、かの地を去るところであった。

本作は1,000mの長距離狙撃であるが、過去の長距離狙撃ランクは以下の通り。
第7巻-1『AT PINHOLE』 1,020m
②第27巻-2『60日間の空白への再会』1,000m
第18巻-1『動作・24分の1』 700m
第11巻-1『ROOM No.909』 500m
第22巻-1『スエズの東』 400m

なお、本作が収録されている第27巻には映画版『ゴルゴ13』の写真、ゴルゴのプロフィール、「さいとう・たかを」氏による解説が記されている。プロフィールにはゴルゴの身長は182cmと明記されている。

ズキューン

ゴルゴ13 (27)巻掲載
ゴルゴ13 143 百人の毛沢東最新巻
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