■大学教授の私生活(第294話) 発表1987年8月
評価 ★★★
依頼人 国防省の准将
ターゲット ディプロマ・ミルズのボス
報酬 不明
今回弾丸発射数 3/ 通算弾丸発射数 1,631
今回殺害人数 3/ 通算殺害人数 3,794
今回まぐわい回数 0/ 通算まぐわい回数 92
<ストーリー>
M16を改良した高性能銃がゴルゴを再び襲う!狙われていることを察したゴルゴは・・
<この一言>
受けとった報酬はあんたの家の生垣の陰に返しておいた・・・
<解説>
国防省の准将から殺害依頼を受けたゴルゴ。ターゲットをスコープに捉えるが、何者かにターゲットを仕留められてしまう。ゴルゴは依頼人の准将に再び会うが、依頼人の二重依頼はないことが確認できたため、報酬を返却する。
ゴルゴのターゲットを仕留めたのはハーバード大学教授の「ゴールドマン」。大学教授の傍らアルバイトで狙撃を請け負っているゴールドマンは、武器商人ロゼリーからゴルゴの殺害を依頼される。第73巻-3『フィールド・テスト』で、ロゼリーはM16を改良した新型高性能銃の販売していたが、ゴルゴは高性能銃を全て破壊するという依頼を受けて新型銃5丁を破壊していた。以来ロゼリーは、ゴルゴから命を狙われていると誤解し、今回ゴールドマンにゴルゴ殺害を依頼したのである。ゴールドマンは、ロゼリーから最後の1丁となる新型銃を受取り、ゴルゴ殺害の機会を窺う。
暗闇のデトロイト空港で、ゴルゴがタラップから降りるところを暗視野スコープ越しに狙うゴールドマンであるが、偶然ゴルゴがライターでタバコに火を点けたため、目がくらみ狙撃に失敗する。暗闇で正確な狙撃を受けたことからゴルゴは、新型銃の存在を嗅ぎつけ、武器商人であるロゼリーに接触。図らずもゴルゴ殺害を洩らしてしまったロゼリーは、ゴルゴの弾丸の餌食となる。ロゼリーからゴルゴ殺害依頼を受けたゴールドマンと対決すべく、ゴルゴはガラス張りのビルを背景にゴールドマンをおびき寄せる。再び暗視野スコープでゴルゴを捉えるゴールドマンであるが、ガラス張りのビルの光が乱反射したためゴルゴを見失う。そのスキをゴルゴが逃すはずもなく、ゴールドマンもゴルゴにより葬り去られる。
『フィールド・テスト』で新型銃の破壊依頼を受けていたゴルゴだが、本作でようやくミッションをコンプリートしたことになる。本作の見所はゴールドマンの銃弾がゴルゴをかすめた時の、ゴルゴの驚きの表情であろう。タバコに火を点けながら、目を大きく見開き驚愕の表情を隠そうともしない茫然自失のゴルゴが確認できる。ゴルゴの名セリフに「10%の才能と20%の努力・・・そして、30%の臆病さ・・・残る40%は・・・”運”だろう・・・な・・・」(第66巻-3『ロックフォードの野望(謀略の死角)』)というのがあるが、本作では流石のゴルゴも運に助けられている。一方の報酬を自宅の生垣に返却された准将、運悪く報酬を第三者に持ち去られていないといいのだが・・・
ズキューン
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