■赤いトロフィー(第466話) 発表2000年10月
評価 ★★
依頼人 ①②米国政府 親中国派
ターゲット ①国防総省 国家画像地図作成局 ブラントン・カーチス局長②FBI本部書類庫
報酬 ①②不明
今回弾丸発射数 2/ 通算弾丸発射数 2,540
今回殺害人数 1/ 通算殺害人数 4,873
今回まぐわい回数 0/ 通算まぐわい回数 113
<ストーリー>
米中接近の裏で、公にされたくない対中国工作の資料隠滅の動きが・・・。一方、空港で荷物を盗まれたゴルゴは・・・。
<この一言>
・・・
<解説>
ニューアーク空港に降り立ったゴルゴ。しかし、ゴルゴの荷物は盗まれて故買屋に持ち込まれてしまう。ニュージャージー警察のゲティ警部は、故買屋に踏み込み盗品を回収、ゴルゴの荷物であった”赤いトロフィー”を飾っておく。ゲティ警部が席を立った隙に男がトロフィーを持ち出されると、ゲティ警部は男を泳がせ後を追う。男がゴルゴにトロフィーを渡すのを見るが、ゲティ警部はゴルゴの眼光にに怯み、何もすることができなかった。
ゲティ警部は米中接近の背後に潜む、下記のような政治的な証拠隠滅が進行していると推測し捜査を進める。
①NATO軍がベオグラードの中国大使館を誤爆した事件は、誤爆ではなく狙ったものだった。
②しかし、米中接近を妨げることとなるこの爆破事件は、誤爆と処理する必要があった。
③誤爆の原因は誤った地図の作成にあったことにする。
④そのため口封じのために地図作成局長を殺害した。
⑤さらに、証拠書類を隠滅する可能性がある。
ゴルゴは取り返した”赤いトロフィー”をベースにレーザー銃を用い、FBI本部の書類庫をレーザー照射することで火災を発生させ、すべての証拠書類を消失させる。局長殺害と書類抹消の実行犯がゴルゴであることを確信するがゲティ警部であるが、闇の深さを知りそれ以上の追求をあきらめざるを得なかった。
レーザー照射による火災を描きたいが故に作られたストーリー。”赤いトロフィー”などという陳腐なギミックを用いたり、過去のスパイ事件や大使館誤爆事件を無理矢理からめようとしているため、展開がぎくしゃくしている。唯一の見せ場は、ゴルゴがゲティ警部にガンを飛ばすところか。それだけで、ゲティ警部は汗だくになっているのが可笑しい。
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