ゴルゴ13総合研究所『俺の背後に立つな!』

ゴルゴ13の全ストーリーを解説

ゴルゴ13第132巻-2 新法王の条件

2009-02-28 23:54:32 | 第131巻~第135巻

■新法王の条件(第437話) 発表1999年4月

評価   ★★★

依頼人 マリオ・ヴィリャーノ枢機卿

ターゲット 旧KGB狙撃手ユーリー・ゴルスキー

報酬   不明

今回弾丸発射数       1/ 通算弾丸発射数 2,372

今回殺害人数      1/ 通算殺害人数   4,656

今回まぐわい回数     0/  通算まぐわい回数   108

<ストーリー>
バチカンの次期法王と目される『エヴァンス枢機卿』の暗殺計画が進行しているとの情報がもたらされる。バチカンは暗殺を防ぐべくゴルゴに接触するが・・・

<この一言>
この話は無しだ・・・

<解説>
ローマ法王庁『マリオ・ヴィリャーノ枢機卿』に、次期法王と目される『エヴァンス枢機卿』の暗殺計画が進行しているとの情報がもたらされる。ヴィリャーノはすぐさまバチカンの情報網を駆使して暗殺者が元KGB狙撃手『ユーリー・ゴルスキー』であることを突き止める。ヴィリャーノはゴルゴに接触、ゴルスキーの始末を依頼する。

ゴルスキーは旧KGB時代、ヨハネ・パウロ二世の暗殺未遂に関わった過去を持つ。当時のKGBは、ソ連最最高峰のスナイパーであるゴルスキーをたてて、ヨハネ暗殺を計画していたが、狙撃手をゴルゴに変更した経緯があった。ゴルゴへの依頼はゴルスキーによってなされたが、ゴルゴは情報漏れを理由にこの依頼を拒否。KGBはロング・キル(長距離狙撃)からショート・キル(短距離狙撃)に作戦を変更、スナイパーとしてトルコの極右テロリストをたてるが、ヨハネ暗殺は未遂に終わった。ゴルスキーは屈辱的なゴルゴとの交渉を思い返し、超ロング・キルでのエヴァンス枢機卿狙撃を企てる。

ヴィリャーノから依頼を受けたゴルゴは、ゴルスキーが超ロング・キルで狙撃すると読み切る。ゴルスキーの狙撃ポイントがエヴァンス枢機卿の演説台から1200メートルの距離であること推測、中間地点にあるプール付きホテルを閉鎖する。エヴァンス枢機卿の演説が始まる前から、プールに熱湯を注ぎ込むよう指示を出したゴルゴであるが、これは陽炎を発生させるための工作であった。ゴルスキーは狙撃直前にゴルゴを視認するも、陽炎に揺れたゴルゴを仕留めることが出来ず、ゴルゴに返り討ちにあう。

ロング・キルの名手ゴルスキーの性格を見抜いて、超ロング・キルで攻めてくると読み切るのはまだいいにしても、プールに熱湯を注いで陽炎を発生させて妨害する、というのはちょっとやり過ぎの感がある。陽炎発生による妨害のネタを先に思いつき、ストーリーを後付けした作品であろう。新型狙撃銃『BARRETT MODEL95』、対空機関砲用『MZブローニング重機関銃弾』など兵器マニアをにやりとさせるネタはそろっているが、作品の完成度としては高くない。

ズキューン

ゴルゴ13 (132) 巻掲載
ゴルゴ13 (151) 巻(最新刊)
★ゴルゴ・グッズ紹介 デイブ・マッカートニーの店★

<script type="text/javascript"> </script> <script type="text/javascript" src="http://pagead2.googlesyndication.com/pagead/show_ads.js"> </script> <script src="http://www.google-analytics.com/urchin.js" type="text/javascript"> </script> <script type="text/javascript"> _uacct = "UA-792331-1"; urchinTracker(); </script>

ゴルゴ13第132巻-1 特権は諸刃の剣

2009-02-27 23:56:01 | 第131巻~第135巻

■特権は諸刃の剣(第436話) 発表1999年3月

評価   ★★★

依頼人 ①DEA(麻薬取締局)アリゾナ支局長 ハミルトン ②マリア

ターゲット ①マフィア幹部 ルチアナとペドロ ②依頼成立せず

報酬   ①不明②-

今回弾丸発射数       5/ 通算弾丸発射数 2,371

今回殺害人数      5/ 通算殺害人数   4,655

今回まぐわい回数     0/  通算まぐわい回数   108

<ストーリー>
アメリカの覚醒剤密造のメッカ・アリゾナ州。麻薬取締局が特権を振りかざす一方、押収した麻薬を横流ししていた・・・

<この一言>
俺は、依頼人の嘘を決して許さない・・・

<もう一言>
販売捜査を生業とするFBIと、非合法の諜報活動をするCIAでは、自ずと目付きや身のこなしが違ってくるものだ・・・

<解説>
アメリカで流通する覚醒剤の90%が密造されているというアリゾナ州。DEA(麻薬取締局)アリゾナ支局の『ラルフ』と『ジョンソン』は、麻薬密売・製造常習犯の『アンディ』と『マリア』のアジトをガサ入れする。抵抗したアンディを容赦なく殺したラルフとジョンソンへの復讐を誓うマリア。釈放されたマリアは、カジノオーナーである『ロドリゲス』に相談に行き、暗殺者の紹介を依頼する。ロドリゲスはゴルゴ13への接触方法を教える。その方法は、カジノの”G13番”台でジャックポットを連発させるというものであった。

ロドリゲスを盗聴していたDEAは、支局長『ハミルトン』に報告、ハミルトンはラルフ、ジョンソンとともに対策を練る。実はこのハミルトン、ゴルゴに仕事を依頼したことがあったのだが、依頼内容に嘘があったため、ゴルゴとの接触を避けていた。部下が狙われているとあれば、自己の偽りにも累が及ぶと考えたハミルトンは、DEAの特権を利用しゴルゴを麻薬容疑で指名手配するようFBIに働きかける。

しかし、ハミルトンから連絡を受けたFBIはCIAと大統領に報告、ハミルトンを見捨てる判断を下す。ゴルゴはCIAに接触し、ハミルトンがDEAアリゾナ支局の地下に籠城していることを把握するや、ウイルス入りピザをDEAに配達する。ウイルスの拡散を恐れたCDC(疾病管理予防センター)は、アリゾナ支局を隔離する。法定伝染病の緊急隔離についてはCDCが全権を握っており、ハミルトンとラルフ、ジョンソンが支局内に取り残される。ここに防護服を着たゴルゴが登場、ハミルトンに制裁を下す。

麻薬捜査局の特権を利用しようとしたハミルトンが、特権により窮地に追い込まれるストーリー。ゴルゴを欺き、嵌めようとしたハミルトンに勝ち目がないのは明らかなので、とりたててストーリーに面白みはない。この作品で特筆すべきは、バカ丸出しのパワハラ上司がハミルトンを通じて描かれていることだろう。職場で思い当たることも多い、ダメ上司の典型的台詞が笑わせてくれる。
”今度の事は、だいたいお前たちが招いたピンチなんだぞっ!!”
”お前たちのしでかしたとばっちりを受けるのを心配しての事なんだっ、ばかめっ!!”
”おい、貴様じゃあ話にならんっ!!責任者を電話に呼び出せっ!!”
”おいっ、どうしてこんな奴を入れた!?すぐにつまみ出せっ!!”
よくいます、こんな上司・・・。
こんな上司に殺意を抱いた場合の、ゴルゴへのコンタクト方法が記されている。
・ラジオ局に賛美歌13番をリクエストする(第17巻-1)(第75巻-3)
・G13型トレーラーの募集広告を新聞に出す(第17巻-1)(第75巻-3)
・G13番台のスロットマシンでジャックポットを出す(第75巻-3)

ズキューン

ゴルゴ13 (132) 巻掲載
ゴルゴ13 (151) 巻(最新刊)
★ゴルゴ・グッズ紹介 デイブ・マッカートニーの店★

<script type="text/javascript"> </script> <script type="text/javascript" src="http://pagead2.googlesyndication.com/pagead/show_ads.js"> </script> <script src="http://www.google-analytics.com/urchin.js" type="text/javascript"> </script> <script type="text/javascript"> _uacct = "UA-792331-1"; urchinTracker(); </script>

ゴルゴ13第131巻-3西洋の狭間に

2009-02-22 23:11:42 | 第131巻~第135巻

■西洋の狭間に(第435話) 発表1999年1月

評価   ★★

依頼人 台湾政界黒幕 王基明

ターゲット 在パナマ台湾公使 張万長

報酬   不明

今回弾丸発射数       1/ 通算弾丸発射数 2,366

今回殺害人数      1/ 通算殺害人数   4,650

今回まぐわい回数     0/  通算まぐわい回数   108

<ストーリー>
1999年、パナマ運河がパナマ共和国へ返還される。共和国と国交のある台湾と中国が水面下でつばぜり合いを演ずる・・・

<この一言>
俺は、依頼人が俺に隠し事をするのを好まない・・・

<もう一言>
お前じゃなく、本当の依頼人であるあの男から、話を聞かせてもらおう・・・

<解説>
1999年12月31日、パナマ運河がアメリカよりパナマ共和国に返還される。パナマ共和国は自国の存在をアピールすべく、パナマ運河世界会議を開催し、世界各国の首脳を招聘を試みる。が、パナマ共和国と台湾が国交を結んでいることから、中国は各国に圧力をかけ会議へ参加を妨害、首脳クラスの参加は台湾総統『李昇輝』だけとなった。

会議直前にその『李昇輝』の命が狙われているとの情報がパナマを駆け巡る。『東洋通信社』の『梶本』は、このネタをもとに李総統暗殺の瞬間をスクープすべく、会議取材そっちのけで狙撃ポイントに張り付くも、肝心の船を撮影することさえできない。

厳重な警備体制が敷かれる中、パナマ運河を航行する船上でのレセプションで、『在パナマ台湾公使 張万長』が狙撃される。張が中国に寝返ったスパイであることに気がついた『台湾政界黒幕 王基明』がゴルゴに張の殺害を依頼していたのである。台湾側は、張を見せしめとすることで、中国を牽制し、各国にも実力行使をする態度を表明したのであった。

パナマ運河返還を題材とした作品。とりたてて見所はなく、ゴルゴに狙撃を依頼する必然もないようなストーリーである。本作で気になるのが、梶本を案内するタクシーの運転手。彼は作者である『さいとう・たかを』をモチーフに描かれているのではなかろうか・・・?

ズキューン

ゴルゴ13 (131) 巻掲載
ゴルゴ13 (151) 巻(最新刊)
★ゴルゴ・グッズ紹介 デイブ・マッカートニーの店★

<script type="text/javascript"> </script> <script type="text/javascript" src="http://pagead2.googlesyndication.com/pagead/show_ads.js"> </script> <script src="http://www.google-analytics.com/urchin.js" type="text/javascript"> </script> <script type="text/javascript"> _uacct = "UA-792331-1"; urchinTracker(); </script>

ゴルゴ13第131巻-2神の滴

2009-02-20 23:57:30 | 第131巻~第135巻

■神の滴(第434話) 発表1998年12月

評価   ★★★

依頼人 シャトー・ラ・ミッション当主ジャン・エミール

ターゲット 78年ものシャトー・ラ・ミッション試飲の妨害

報酬   不明

今回弾丸発射数       1/ 通算弾丸発射数 2,365

今回殺害人数      0/ 通算殺害人数   4,649

今回まぐわい回数     0/  通算まぐわい回数   108

<ストーリー>
伝説のワイン”シャトー・ラ・ミッション78年もの”が発見された。しかし、シャトー・ラ・ミッション社は伝説のこのワインの回収に走る。ミッション78年ものの謎とは・・・

<この一言>
あんたは自分の仕事に・・・励む事だ・・・

<解説>
ワイン・メーカー”シャトー・ラ・ミッション”当主”ジャン・エミール”は、先代より社を引き継いでワイン作りに励んでいた。ミッション社は零細ながらも上質のワインを作ることで知られたシャトー。そのミッション社の伝説のワインと言われる78年ものが発見されたことで、ジャンは苦悩する。

78年ものは天候に恵まれ、ミッション社の名を轟かせるのに十分なで出来であった。が、ジャンは全ての78年ものを廃棄する。敵対するシャトーに買収されたミッション社の職人が、二束三文のワインを78年ものとして紛れ込ませていたことが発覚したためである。しかし、8本が混乱に乗じて市場に出回ってしまう。そのうちの7本は回収することができたが、残る1本が未回収のままであった。その最後の1本が発見されたというのだ。しかも、発見されたワインは偽物の印がついているとのこと。このワインが試飲されれば、シャトー・ラ・ミッションの名は地に落ちる。

ジャンは先代の遺言を思い出し、ゴルゴに接触を図る。ジャンからゴルゴへの依頼は、瓶を割ることなく試飲を妨害すること。ゴルゴは『軟質性の木で作られた非致死性の特殊弾』を用いて、開栓直前のボトルを狙撃する。栓を開けようとしていた者がボトルを落とし、澱が攪拌されて、最後の78年ものは飲める状態でなくなってしまう。更には慌てふためいて栓を開けてしまい、伝説の78年ものワインは誰にも飲まれることがなくなり、シャトー・ラ・ミッション社は窮地を脱するのであった。

ゴルゴが人を殺傷せずに、ミッションを完遂する作品。ワイン通の気取った男達を揶揄するかのような描写と、静かなエンディングの対比が面白い。今回のような平和的ゴルゴ利用法があると知っていれば、某国(亡国?)のゴルゴ好きという総理大臣も、財務金融大臣の辞任を防げたに違いない。財務金融大臣が酩酊した際、特殊弾で撃って酔いを覚ますようゴルゴに依頼していたら、今回の失態を回避できたはずである。まあ、危機管理意識の欠如した某総理に、そんなリスクヘッジを期待するのも無理な話だが・・・

ズキューン

ゴルゴ13 (131) 巻掲載
ゴルゴ13 (151) 巻(最新刊)
★ゴルゴ・グッズ紹介 デイブ・マッカートニーの店★

<script type="text/javascript"> </script> <script type="text/javascript" src="http://pagead2.googlesyndication.com/pagead/show_ads.js"> </script> <script src="http://www.google-analytics.com/urchin.js" type="text/javascript"> </script> <script type="text/javascript"> _uacct = "UA-792331-1"; urchinTracker(); </script>

ゴルゴ13第131巻-1 シャーロッキアン

2009-02-16 20:58:33 | 第131巻~第135巻

■シャーロッキアン(第433話) 発表1995年5月

評価   ★★★★

依頼人
①サー・フレッド・バーンウェル
②サー・フレッド・バーンウェル
③ディック・ターナー(ペーター・シュトラウス)
④スーザン・セントクレア

ターゲット
①ディック・ターナーのザイル
②労働党下院偽委員 リック・スミス
③サー・フレッド・バーンウェル
④ディック・ターナー

報酬
①£1,000,000(銀行振り込み)
②£500,000(古い紙幣で現金払い)
③不明
④依頼人の命と”まだらの紐”の原稿(後に現金化)

今回弾丸発射数       5/ 通算弾丸発射数 2,364

今回殺害人数      4/ 通算殺害人数   4,649

今回まぐわい回数     0/  通算まぐわい回数   108

<ストーリー>
シャーロック・ホームズ愛好家の集うベイカー街。ホームズ・シリーズ”まだらの紐”のように、交錯する人物模様にゴルゴは・・・

<この一言>
で・・・俺に、何を言いたいのだ?俺への用件は?

<もう一言>
むだ話はいい。用件を聞こう・・・

<さらに一言>
こんなエレベーターで、五十階まで昇ってくるほど、俺の仕事は”柔和”じゃない・・・

<解説>
スイスの観光会社の英国支社長”ペーター・シュトラウス”は、過去の記憶を失っていた。シャーロック・ホームズ愛好家が集うベイカー街を社用で訪れた際、気分が悪くなりホームズ愛好家グループ『ベイカー・ストリート・イレギュラーズ』のメンバーに助けられる。新聞記事が”サー・フレッド・バーンウェル”の当選を報じているのを見て、ペーターは自身の過去を思い出す。

ペーター・シュトラウスの本名は”ディック・ターナー”であり、かつてこのベイカー・ストリート・イレギュラーズに属していた。そして、バーンウェル議員もこの会のメンバーで、”スーザン・セントクレア”という女性を巡って二人は鞘当てをしたのであった。ターナー、バーンウェル、セントクレアは3人でホームズが落ちたという滝壺を見に旅行に行ったが、この旅行の途中にターナーがセントクレアに求婚、セントクレアがこれに応じた。嫉妬に狂ったバーンウェルは、ゴルゴにコンタクトをとり、翌日のロッククライミングの最中にロープを狙撃し、ターナーを滝壺に落として欲しいと依頼をする。この”事故”によりターナーは死亡したとされ、後日、バーンウェルとセントクレアは結婚したのである。さらには、ターナーが狙っていた”まだらの紐”の原稿をオークションで競り落としたバーンウェルは、ターナーの願いを根こそぎ奪っていたのであった。一方のターナーは命は助かったものの、記憶喪失となり以後”ペーター・シュトラウス”としての人生を歩んできた。

すべてを思い出したターナーは、ゴルゴにバーンウェル殺害を依頼。自社ビルの竣工式にバーンウェル夫妻を招待したターナーは、セントクレアにバーンウェル殺害を見せつける。シュトラウスがターナーであることに気づいたセントクレアは、忌まわしい愛憎劇に決着を着けるべく、ゴルゴにターナー殺害を依頼。報酬として、自身の命と”まだらの紐”の原稿を差し出す。果たしてゴルゴはターナーを殺害、”紐”を用いたトリックでターナーのビルを後にする。その後”まだらの紐”の原稿を現金化したゴルゴは、ロンドンから去っていく・・・

シャーロック・ホームズ・シリーズの”まだらの紐”を題材にした作品。登場人物の過去と現在が交錯、男女の愛憎と相まって展開されるストーリーが見事。要所要所にちりばめられる”まだらの紐”にまつわるエピソードも、ドラマにほどよいスパイスを与えている。近年のゴルゴ・シリーズは、時事問題・社会問題に特化したり、最新鋭のテクノロジーに拘りすぎたりするきらいがあるが、本作のようにストーリー展開そのものに重きを置いた”劇画”的展開こそがゴルゴ・シリーズの原点であろう。往年の名作を彷彿させる、良質な作品。

ズキューン

ゴルゴ13 (131) 巻掲載
ゴルゴ13 (151) 巻(最新刊)
★ゴルゴ・グッズ紹介 デイブ・マッカートニーの店★

<script type="text/javascript"> </script> <script type="text/javascript" src="http://pagead2.googlesyndication.com/pagead/show_ads.js"> </script> <script src="http://www.google-analytics.com/urchin.js" type="text/javascript"> </script> <script type="text/javascript"> _uacct = "UA-792331-1"; urchinTracker(); </script>