ゴルゴ13総合研究所『俺の背後に立つな!』

ゴルゴ13の全ストーリーを解説

ゴルゴ13第81巻-2悪魔の島影

2007-07-08 23:46:42 | 第081巻~第085巻

■悪魔の島影(第278話) 発表1988年5月

評価   ★★

依頼人  PAC(パン・アフリカニスト会議)隊長アガテ

ターゲット ロニ・オバンゴ

報酬    $800,000

今回弾丸発射数      2/ 通算弾丸発射数 1,585

今回殺害人数        2/ 通算殺害人数   3,736

今回まぐわい回数    1/  通算まぐわい回数    92

<ストーリー>
南アフリカの南端ケープタウン沖合にあるロベン島監獄にゴルゴが収監された。ゴルゴの狙いは・・・

<この一言>
残念ながら・・・俺はフィリピン人だ・・・

<解説>
南アフリカ南端ケープタウン沖合10キロにあるロベン島。政治犯を収容するこの監獄島にゴルゴが収監された。ゴルゴはフィリピン人「トーゴ・ロドリゲス」を名乗り、アンチ・アパルトヘイト・デモに参加、白人取締官を殴打したためロベン島送りとなったのだった。ゴルゴはPAC(パン・アフリカニスト会議)から、PACを裏切り白人側に情報を売っていた「ロニ・オバンゴ」殺害を依頼されていた。オバンゴは、仲間を売ったことで黒人から追われる身となったが、自身の安全を確保するため南アフリカ当局の協力を得てロベン島監獄へ逃げ込んでいた。

看守長からマークされるゴルゴであるが、模範囚として行動、オバンゴとの接触機会を窺う。自ら薬を飲んで高熱を出し、はうわごとで「ロニ・オバンゴ」とつぶやいてオバンゴをおびき寄せる。ゴルゴの症状はマラリアや狂犬病のようであり、腸チフスの疑いもあるため、ヘリで隔離病棟へ移送されることに。救急ヘリが到着し、オバンゴが近くにいることを確認したゴルゴは、護衛のピストルを奪いオバンゴをヘリに押し込む。

救急ヘリはPACの差し金であり、ヘリコプター内部でオバンゴを殺害、ゴルゴはロベン島脱獄に成功する。

とりたてて見所はない。敢えてあげるとすれば、PACの依頼を受ける際、合い言葉をシマウマの学名にしているが、「ボントグアッカ・エクウス・ブルチェリ」と淀みなく答えるシーンか。ゴルゴがロベン島に収監されるのは第50巻-1『ロベン島監獄』に続き2回目。『ロベン島監獄』でも、自ら囚われの身となり監獄内で殺害を完遂した後、脱出している。

ズキューン

ゴルゴ13 (81) 巻掲載
ゴルゴ13 145巻(最新刊)
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