大地震発生から1週間経ちました・・・被災地の方々にはあらためてお見舞いを申し上げます・・・まだまだ大変な方がたくさんいらしゃることは存じておりますが自分に(自分たちに)出来ることを考えながらそして内容に気をつけながら書かせていただきたいと思います・・・
お茶ブログとしては丸々1週間閉鎖状態でしたがその間もここを訪れてくれる方はたくさんいらっしゃって【極】自身のことで休んでいると誤解される方もいらっしゃったようですので(特に海外の方から)少しづつ元通りにしていきたいと思います・・・
本格的な新茶の準備が始まるこの時期・・・ほとんどの方たちはそろそろ春整枝となるわけですが【極】の場合はワイドスクリーンの直掛け被覆の撤去からのスタートです・・・
12月中旬から1ヶ月半ほど降雨がなかったこの冬は茶にとっても厳しい冬でした・・・寒干害(青枯れ)も根群の浅い幼木園や成木園であっても樹勢が悪かったりする園では被害も見受けられます・・・
今年のように冬が厳しい年には直掛け被覆の効果がハッキリと分かります・・・
保温効果はゼロですが遮光と風除けで茶樹からの蒸散量が減り被害を防ぎます・・・
周囲の茶園との色の差がかなりあるのが分かります・・・
もっとも【極】の茶園は秋整枝で摘採面までならしてあり周囲のそれは春整枝ですから刈り落とすと褐色の部分のほとんどはなくなるのですが・・・
逆にいえば周囲の茶園は刈り落とす部分が摘採面を守っているといえます・・・
【極】の一番の目的は秋のうちに一番茶の摘採芽を確定させることなので被覆が絶対条件と言えるぐらいでしょうか・・・