車椅子で卓球@渡邊剛

2013年より車椅子卓球をスタート。備忘録の意もこめてここにブログを綴ります。
内容は基本パラ卓球、時々食文化。

春が来る

2019年03月01日 00時17分53秒 | 日記
いや、自分自身のことを言っているのではありません(笑)

春という季節が近づいていると言いたいのです(笑)



日本では年度が変わる重要なシーズン。

地球規模で見れば、冬が終わりを告げる時期だから、動植物すべてがその生命力を外に向けて動き出すパワフルな時期だと考える。

人間も本能的に、よりアクティブになる季節だと思うのだ。



そんな季節だけど、今月からパラ卓球のワールド・ツアーもいよいよ始まる。

来年にパラリンピックを控えた、それに出場するための、今年は勝負の年。

世界中全ての選手がそうなのだ。

だから、どの試合もいつも以上にエントリー数が多いと思われる。

実際、今月最初の試合はエントリー数をはるかに上回る申し込みがあったようで、出場できない国が3か国あったらしい。

実は日本もその一つなのだが。



春という季節に、今年は特別な一年ということもあり、世界はものすごい勢いで動き出している。



冬眠する動物たちは、秋にしっかりと蓄え、冬を耐え忍び、そして春に元気よく活動を始める。

ちゃんとマネージメントをしているということだ。

そうしなければ生きていけないから。



スポーツ活動を勤しむ僕らにも同様のことが必要だ。

プロ野球選手は毎年テレビでその活動ぶりが報道されているけど、彼らだけでなくすべての選手がそう取り組まなければならないはず。

もちろん競技によって様々だろうけど、そういったマネージメントの上で活動をしている選手とそうでない選手では、活動の内容も掴む結果も、大きく差が開くんじゃないかと思う。

分度器の1度の差理論で、分度器上では1mmの差も、その方向へ1m進んだ時の差は1mmどころじゃないということ。



じゃぁ自分はどうなの?



どうだろう?(笑)



でも、現状は良い感じを掴めている。

去年夏ころからの新たな取り組みが功を奏してきていて、その手ごたえをコーチともども感じている。

多分、自分一人では「自分なり」の努力しか出来なかったはず。

だけど、僕には一緒になって考えてくれるその道のプロフェッショナルがそばにいて、様々なアドバイスを与えてくれる。



それらコーチ達と共に考え、行動し、そうやって今、冬を超えようとしている。



いよいよ、春が来る。



芽吹く時が来た。



畑で、人の手によって「生かされ」、そして「育てられた」野菜ではなく、僕はどこかの山の中で静かに、でも自らの力で強く芽吹く山菜のような、そんな力強い選手でいたいし、そういう人間でありたい。



僕を取り巻く環境もさらに変化している。

それに伴い、結果を含め求められるものもよりシビアになっていく。

でも、そこにプレッシャーはさほど感じてはいない。

だって、求めるものと求められるものが同じなわけで、そのベクトルは完璧なまでに一致しているのだから。



さぁ、華やかに活動を開始する春が来る。

冬の間に蓄えたものを、一気に解放させる時が来た。

それが十分なのかどうかは分からない。

だって、ライバルたちもみんな同じように蓄えているはずだから。

でも、自分の持ち得るものを最大限に発揮できるように、準備を怠らず、胸を張って挑んでいきたい。



桜の美しい春にするのは自分なのだ!

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