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車椅子で卓球@渡邊剛

2013年より車椅子卓球をスタート。備忘録の意もこめてここにブログを綴ります。
内容は基本パラ卓球、時々食文化。

この場をお借りして、歩行者の当たり屋への注意喚起

2023年07月27日 09時48分54秒 | 日記
以前書いた「歩行者の当たり屋に遭遇!」だけど、あの人、なんと、本当の当たり屋だった(笑)

なぜそれが判明したのか?

そのブログを読んだ方から連絡いただいたから。

結論からすると、実は警察も動いていて、その男の情報はしっかり把握しているらしく、その話も聞かせていただいた。

連絡くださった方は僕と全く同じ場所で同じ被害に遭われたそう。

その方も僕同様に警察へ連絡し、警察を動かしてくれたという次第。

今その現場には警察署からの注意喚起の看板が立てられている。

実は、警察はすでにその当たり屋の情報を把握しているとのこと。

刑事事件として捜査されていて、交通課と共に捜査しているそうです。

氏名、年齢、住まい、そしてこれまでの複数の主な犯行現場等も把握しているそうです。

僕も知ってます(笑)

ちなみにその現場は江戸川区内、千葉県松戸市や市川市もあるそうです。

僕が遭遇したのは葛西警察署管轄の東葛西でした。

これをお読みの方で付近を走行される方はくれぐれもお気を付けください。

そういうケースもあると認識していれば、その後の対応がガラリと変わり冷静に対処出来ると思いますので。

その状況を携帯なんかで録画しておくといいでしょうね。

音声だけだと証拠として弱いかもしれないから、ほんの一瞬でも顔を映すように撮影しておくといいように思います。

恐らくはそれを嫌って何かしらのアクションを取るでしょうし、場合によっては交渉におけるイニシアチブを取れるかもしれませんので。

だから、今後は事故を含め誰かと交渉するようなシーンにおいては録画するのが良いというか、むしろ必要になるのかもしれませんね、時代の流れとして。

内容や規模はともかく、オンラインミーティングも今や必ずと言っていいほど録画するものです。

これまでの会議室でのミーティングに録画や撮影なんてことは無かったか、少なくとも一般的ではなかったと思います。

せいぜい文字記録。

でもこれはもはや前時代の話。

ですので、録画というのはこれまでとは違った手段として取り扱う時代になったのだと思います。

もちろんそのデータの取り扱いも十分に注意が必要になりますが。

とにかく、あらゆるシーンで「録画します」と伝えることで、何かしらの予防効果になることも考えられます。

いずれにせよスマホなど録画できるツールは今やだれもが手にしているので、そうした手段を前提としておく、その操作方法を事前に確認しておくことが日常のトラブル回避行動になると言えるのかもしれません。

世知辛いですが。

ちなみに僕はまた同じような現場に遭遇したら、あるいは目撃したら「もしかして〇〇さんですか?」と聞いてみようと思います(笑)

同じような被害が出ないことを切に願いますし、そういう犯罪が起こらない世の中を心から願います。



余談ですが、車でもバイクでも誰もが「安全運転」を心がけていると思います。

そもそも安全運転って何でしょう?

一般的には事故らない、加害者にならない、迷惑をかけない運転と認識されているものだと思います。

僕はそれにもう一つのポイントを提案します。

それは、「事故られない運転」です。

自分は法定速度で車線を守ってルールを守って真っ当に運転していても、例えば逆走車とか信号無視とか飛び出しとか、そういう事案は多々発生している訳です。

それで大怪我とか命を落とした事例なんて多々ありますし。

めちゃくちゃ不幸な話です。

そういう不運を回避するためには、常日頃からの「事故られない運転」を心がけることが大切だと思います。

この当たり屋もまさにそれで、想定していれば回避できるだろうし、万が一があっても対応が違ってくると思います。

それでも想定外は起こるもの。

だから、事故られない為に出来る限りの想定をし、そのアップデートを繰り返し、運転スキルアップも心がけ、交通社会の中で生き抜いていく。



余談ですが、先日の練習に向かう途中でのエピソードです。

僕がよく通るその道は信号のない横断歩道が複数ある、道幅も広く見通しの良い直線道路です。

目の前を走るのは水素自動車。

すると、先の交差点でおばあさんが横断歩道を前に立ち止まっているのが見えます。

前を走る水素自動車、その交差点をなんと素通り。

このドライバー、地球には優しいけど歩行者には優しくないのね、と笑っちゃいました(笑)

気づかなかったのか意図的なのかは分かりませんが、こういうルールやマナーを守らないドライバーもいるわけで、でももし「守る」を前提として横断歩道を渡ろうとしていたら?自転車やバイクが横から出てきていたら?

赤信号だって止まろうとするから止まるわけで、その操作をしなかったら止まることはありませんから。

だから、「事故られない」になるわけです。

そして、こんな感じで社会の目に自分の姿は常に写ってるわけです(笑)

いつどこで誰から見られても恥ずかしくない姿でいたいものです。



人を騙して、人に嘘をついて自分が得をしようとするのは社会の目にも誰の眼にも良くは映らないものです。

今回の事案でいろいろなことを考えさせられたし、学ばせてもらいました。

ルールを守る。

そしてマナーも守る。

そうやって、社会の中で共存していきたいと思いますし、そうする自分が社会を支える一員になるのだともあらためて思いました。

偉そうに言う僕は、若い頃はバイクでやんちゃしてましたけど(笑)

とにかく、詐欺を含め「事故らない」、そして「事故られない」よう気をつけて交通社会を生き抜きましょう!

みなさんもどうぞくれぐれもお気を付けください。

横浜大会の失敗・・・

2023年07月20日 22時25分20秒 | 日記
2023年横浜パラ卓球大会に出場してきました。

結果は準決勝敗退。

やらかしてしまったと反省しています。

何をやらかしたのか?

同じ過ちです。

その前までは良かった。

今までやってきたことがちゃんと?かどうかは別として、自分なりにはしっかり出来ていたし、試合運びも今までにない手ごたえで練習の成果を発揮できていました。

がしかし、準決勝ではそれがまったくリセットされちゃって、従来の負けパターンを展開。

情けない試合をしてしまい、一応のフルセットではあったけれど、内容はダメダメでした。



なぜそうなる?

なぜでしょう?(笑)

そうなるかもよと想定をし、どうすべきかも事前に準備を行っていたにもかかわらず、それをうっかりしてしまう失態。

それは集中していなかったとか、気が抜けていたとか、甘えがあったとか、そういうレベルのミス。

まだまだ自分自身を管理できていないということ。

それじゃぁ発揮できるパフォーマンスもたかが知れている。

普段からそういう点もしっかり意識して、心がけて取り組んでいなければ、試合の時にこそそういうミスが生じるものだし、ここぞという時に発揮できずに終わってしまうことになる。

雨降って地固まる、としたい。



でもこうして自己評価、自己分析する内容も今までとは違っていて、だからこそ反省も出来ればより質の高い修正も出来る訳で、それもまた今までの積み重ねがあればこそ。

結果は残念なものだったけど、だからこそそこから得られたものもあり、それをどう生かすか、どう伸ばしていくかが重要な訳で、次が、その先が楽しみになるというもの。

競技の世界の難しさをあらためて実感するとともに、その楽しさ、喜びもまた大きく実感できたのでした。



この大会、シングルスとダブルスも開催され、僕はダブルスにも出場。

ベスト8まで勝ち進みました。

同じ卓球場に通う選手と初めてのペア。

本当は今年3月の大会でダブルスを組む予定にしていたけれど、僕が体調不良で棄権したため、そのリベンジを果たすべく出場。

試合を楽しむことが出来ました。

ここでも新たな課題を得られ、今後の糧とすべく取り組んでいきます。



今月はもう1試合を予定。

また県外遠征です。

少しずつかもしれないけれど、求めているものは得られていると実感するし、形になってきているとも思えている。

それが結果を得られるレベルにあるかどうかは別として、でも着実に前進は出来ている。

前進するだけの力を有していて、そのパワーをマネージメント出来ている。

それも様々なコーチ陣の指導、存在のお陰。

これからも着実に前進していき、目指すゴールへと進んでいきたい。

その為には、まずはコンディショニングの徹底。

それこそ自己管理。

この暑さは過酷なものではあるけれど、それに屈することの無いように注意して活動していく。

その為にはまず食事。

うなぎだな、うなぎ(笑)

少し前までは近くの市場で早朝に並べばうなぎと肝の串焼きまで買えたのに、今はその店もなくなってしまった。

うなぎは買って食べることが出来るけど、うなぎの肝はそう簡単には買えないのが残念。

最近はもっぱら鶏レバーを食べるようにしたり、野菜も旬のものを意識するなどもしている。

江戸川区民として小松菜も欠かせない(笑)

そうそう、最近マイブームになっているのがクスクス。



じゃぁここからは食事ネタということで(笑)



クスクス、輸入物を扱う食料品店でたまにセールされているのを見かける。

で、買う(笑)

クスクスの食べ方として紹介されているのは、「サラダの具材として」ばかり。

そもそも、「クスクス」と呼ばれる粒上のパスタ、これは正しい呼び名ではありません。

「クスクス」というのは料理名です。

少なくともフランスでは。

その粒上のパスタ、正しくは「スムール」と呼びます、フランスでは。

クスクスというのは、そのスムールに肉や野菜、ひよこ豆が入ったスパイシーなスープ(ラグー)をかけて食べる料理です。

肉は羊が一般的かな。

もしくはチキン。

元は北アフリカの料理。

ついでを言えば、そのラグーを煮る際の鍋の蒸気でスムールを蒸すのが正当なクスクスだそう。

まぁそれは余談として、そのラグーが問題。

その為のスパイスが売っていない。

だから、「クスクス」という「料理」は一般的ではない。

実は僕が以前勤めていたお店はクスクスの名店と言われていた、業界ではちょっと知られた店だった。

シェフがこだわって作っていたから。

その際もスパイスは国内では買えないから、シェフがパリで直接買って来ていた。

だから、そのサービスにもこだわりがあったし、僕もそれを学び心がけていた。

「カレーライスとは違うんだから!」

がシェフの口癖だった。



で、スムールを売っているお店でも、それらしいスパイスを探すけど、やはりない。

ではどうするのか?

シンプルに、カレー粉で代用。

そこに好みでスパイスを追加する。

僕はカルダモンを多く入れる。

クミンやクローブも良いと思う。

それでスープカレーを作る感じ。

ルーは入れない。

ルーとスムールは相性が良くないと思うから。

重たくなるイメージ。

野菜はカレーと同じ感じで良いけど、ジャガイモは入れない。

それも重たくなるから。

パスタの具材にじゃがいもが入らないのと同じかな、と。

でもひよこ豆は欠かせないイメージ。

僕は代わりに蒸し大豆を入れたりもする。

それっぽくなるから(笑)

そのスープをスムールの真上からたっぷりかけて、後は辛みとしてアリッサという唐辛子ペーストのようなものを好みで加えて食べるのがクスクス。

添え物として焼いたソーセージ(メルゲーズだったかな?)などがあると尚良し。



そんなクスクスがマイブームになっている。

だって、時短だから(笑)

スムールはレンチンで手軽にできるし、ラグーも作り置き出来るから楽。

季節的にも良い。

メルゲーズの代わりになるソーセージは、ちょっといいやつをを買えばいくらでも代用出来る。

残念なのは、スパイスが手に入らないことと、スムールを売っているお店のスタッフもそれのサラダ以外の食べ方を知らないんじゃないか?ということ。

今思えば、シェフのあの「クスクス・ロワイヤル」は見事な一品だったと思う。

著名な料理人やパリ滞在の長かったジャーナリストなどもよく食べに来られていたし。

ちなみに、スムールも大きさがいくつかあって、日本で出回っているのはミドルサイズのモワイヤン。

それよりも細かいのと大きいのがあるらしい。

細かいのはファン。

僕はこれが好き。

でもなかなか見かけない。



だいぶ長くなってしまった(笑)

まぁとにかく、食は大事。

栄養価を考え、バランスを考え、更には体温調整も考慮し、何を食べるかのマネージメントで明日の自分が変わってくるはず。

自身をマネージメントし、トレーニングを順調に重ねていき、コンディションを整え試合に挑む。

身体の健康が思考の健康を生むし、思想の健康が肉体の健康をリードしていく。

真っ当な食事。

その繰り返しでこの夏を乗り切る。

料理を楽しめる自分に感謝(笑)

次から次へと・・・

2023年06月29日 21時42分51秒 | 日記
毎度毎度ながら、一つの課題を克服できたかなと思うと、すぐにまた新しい課題が出てくる。

一つやったらまた新しいものが一つ見えてくる。

一つやったら、別の新しいものに気づく。

別の新しいものが芽を出している。

雑草か(笑)

ブラインドコーナーに差し掛かり、クリッピングポイントを過ぎてアクセルを開けはじめると、そこにはまたすぐに先の見えないブラインドコーナーがあった・・・みたいな感じ(笑)

なかなか思うように気持ちよく走れない。

そんな時を繰り返す。

でもそれでいい。

成長ってそういうものだと思うから。

自分自身が成長出来ていて、視野も広がっているから、感覚が研ぎ澄まされているから、そうした新しい芽、新しい課題に気づけるわけだし、新たな壁にぶち当たることが出来るのだと思う。

それをネガティブに捉えるのか、ポジティブに捉えるのか、ただその違いだけ。

それがその後の人生という道の分岐点となるのだと思う。

そして、後は選んだその先を楽しめばいいだけの話。

草刈りだって、コーナーを走ることだって、楽しむことが出来れば効率的に捗った作業ができるし、コーナーリングだってタイムが伸びると思う。

楽しめればそもそも、苦にはならない。

そうでなければ、そのアクションはただ面倒な作業、消化するだけの時間に終わると思う。

そんな作業では身につかないし、次へも繋がらない。

だから、次から次へとやってくる課題に対しても、ポジティブに受け止め、その向こう側に存在するであろう世界をイメージし、それを楽しむ。



それにしてもまぁよくもこれだけポンポンと出てくるものだ(笑)

「え?また?」

と思うほどに出てくる。

キリがない。

で、その内容も求められる精度も以前より増しているように思える。

より細分化され、求められるレベルが上がっている感がある。

マジか、と思うけれど、それでいいとも思える。

そこも捉え方次第。

頂に向かって山を登っていけば、道はより険しくなり空気も薄くなるなど環境はより過酷なものになっていくのと同じこと。

だから、進む価値がある。

環境面も日々変化しているので、そこに対応する柔軟性も不可欠だし、そうした能力が「生き抜く力」であり、それを身につけるからこその「進化」だと思う。

それが無ければ、その力が足りなければ、それは淘汰されることになるのだと思う。

生物学的な話(笑)

話が逸れちゃったけど、今までの積み重ねが結果を生んでいる訳で、過去の自分が作り上げたのが今の自分なのだから、今を否定するのは過去の自分を否定することにもなるし、でも過去を否定したところでその過去は変えられない訳だから、であれば肯定し、あるいは肯定できる点を見出し、そこからプラスに導くべきだし、そうするとその過去も財産として生かすことが出来るようになる。

と思っている(笑)

過去の自分が今の自分を作り、今の自分が未来の自分を作る。

その道の途中で、課題が生じ、壁にぶつかり、頑張って克服したらすぐに次・・・という状況も自分がその道を選んだからなのだ。

自分の選択の結果。

だから、それで良いじゃないか。

あとは、そこから逃げずに、正々堂々正面突破を挑み続けるだけ。

それこそが自分磨きだと考える。



あくまでも自分なりでしかないけれど、耐え抜いたからこそ獲得できたもの、得られた感覚があると思っている。

それも経験という名の財産。

人から見てベストとは言えない選択であっても自分に必要と思えばそれを敢えて行い、それを貫くことで、その後でベストチョイスが出来れば、遠回りしたからこその価値や意味の捉え方が出来、受ける恩恵の大きさが桁違いに異なるはず。

人から言われてのチョイスと、自分で考え抜いたチョイスとでは同じ選択であってもその意味合いや価値は全然違う。

どの道を選択し歩むかもまた自分次第。

また、進む歩幅やギアの選択も自分でするもの。

今ようやくそう思えるレベルに到達できたのかもしれないし、そう思い込んでいるだけかもしれないけれど、いずれにせよ、目の前に次から次へと表れる課題に正面から挑んでいく。

未来の自分を後悔させないために。

なんて、かっこよく締める(笑)

鰻が食べたい(笑)

愛知遠征その2

2023年06月15日 21時50分30秒 | 日記
2週続けて、週末を愛知県で過ごしました。

もちろん試合です。

前週は豪雨に見舞われ初日を棄権する結果となりましたが、2週目は予定通り無事に移動出来、土曜日の団体戦、日曜日の個人戦と共に出場することが出来ました。

結果は団体戦が準優勝、個人戦は3位でした。

どちらも課題の残る結果です。

でもその課題は先の為にもクリアすべきものなので、それを痛感出来たことは大いなるプラスであり、そもそもそれを「痛感出来た」ということ自体にこれまでの取り組みの成果を実感できてもいるので、結果はともかく、手ごたえを得られた遠征となったのでした。



今回の大会、実に素晴らしいものでした。

第42回東海障害者卓球大会という大会で、42回ということはそれだけ長く続いている、続けている大会ということになります。

主催は社会福祉法人名古屋市総合リハビリテーション事業団で、今回あらためて僕が驚いたのはそのサポート体制です。

まず、愛知県の卓球協会がサポートについているので、審判が全て公式審判であるということ。

それも各台それぞれ主審と副審がついている!

中には海外の試合でお見受けしたことのある国際審判員もいらして、まずその質の高さに驚愕しました。

だから、サーブを出す際に障害が理由でルール通りに出せない選手は事前に「サービス緩和措置申請書」の提出が義務付けられるなどし、一見すると厳しい基準のようにも見えますが、ではなく、競技性を高める為でもあり、公平な競技の為のインフラ整備が意識高くされているなという印象を受けました。

そしてサポート体制は複数の大学や企業にも及んでいて、ボールパーソン等競技中のサポートから会場の設営や撤去まで多くの方々が協力してくださっていました。

そういう団体や組織との関係性が綿密にしっかりと築けているからこその42回だろうとか、いろいろな点において勉強になった大会でもありました。

この大会に出場するのは数年ぶりでしたが、以前はその素晴らしさを理解できなかった、気づけるだけの価値観を有していなかった、ある意味当然のこととして気にも留めていなかったのかもしれません。

でも今回こうして感謝・感動出来たのは、自分がそれだけ大人になったことだと評価したい(笑)

いずれにせよ、素晴らしい大会でした。



団体戦はダブルスのパートナーと、更にそのチームメイトと3人で。

今回は団体戦個人戦共にエントリー数が例年よりも少なかったようで、その分進行もスムーズで心地よくプレー出来ました。

団体戦は誰が何番目に出るかというオーダーが重要になるのですが、今回僕はそこには一切口を出さずに試合に挑みました。

なぜ?

なんとなく、です(笑)

自分の考えがないわけではないのですが、この試合はチームメイトに余計な気遣いをさせるべきではないないという判断でした。

個人戦もひとつ壁を超えることが出来た感があります。

でも、逆にダメな部分が露わになったし、それを今までにないレベルで認識出来たのがむしろ今回の一番の収穫のように思います。

その課題をコーチ陣と共有し、修正に取り組む中で「あぁ、そういうことか」と腹落ちし、それを磨いていく。

ただただ、その繰り返し。

でもそのループが上向きなのか下向きなのか、大切なのはそこ。

その判断は誤らないようにしたい。



今回の試合に挑むにあたり、僕自身、技術やフィジカルの部分でチェックしたいという思いが複数ありましたが、それは概ね良い結果を得られたので良かったです。

逆に試合だからこそ得られた想定外のポイント、それこそがまさに課題となるわけですが、それをクリアできるかどうかも試合でしか試せない。

それに取り組み、磨いていく。

そしてまた試合でチェックする。

試合とは、試し合い。

磨いた自分を試し合う。

昔で言うなら、研いだ刃が、磨いた己がどれほどのものなのか試す、試し合う。

そう言うことだと思います。

本番に向けて、磨き続け、試して、反省し、修正し、また磨き、試す。

確実に前進は出来ている。

考え抜いたトライは収穫を得ている。

でもそれだけじゃぁ不十分。

まだまだ足りないものがある。

だから、磨き続ける。

成長はいくつになっても出来るし、し続けていける。

そうやってチャレンジし、活動していけるのは本当にありがたいこと。

そういう環境に身を置けることを幸運に思う。

これからもしっかり磨いていきたい。

考えてみれば、どれだけ右往左往しても結局見ているものは最初から変わっていないものだと思った。

よく言えば軸がブレていない。

悪く言えば、頑な、頑固(笑)

それでいい。

それが僕なのだから。

なんて思えたのは愛知遠征の成功だと思う。

まだまだ足りていない。

もっともっと磨き、積み重ねていけなければならない。

頑張る。

団体戦、2大会連続棄権・・・

2023年06月06日 21時17分40秒 | 日記
先週末に愛知で開催される大会にエントリーしていた。

土曜日は団体戦、日曜日がダブルスというもの。

障害者も健常者も一緒に参加する大会で、ローカルな大会ではあるけれど、パラ代表選手も多数出場するなどしてやりがいのある僕としてもありがたい大会。

と言っても実は初めての参加。

ということで、金曜日はいつも通りホームでの練習を終えて、夜の愛知入りを予定していた。

のだけれど、それがそうはいかなかったのだ。



あの豪雨ですよ。

台風2号と前線によるもの。

予報は把握していたので、それに対応するマイナーチェンジのプランを立てていた。

で、東京を出発しようとするも異常な雨。

線状降水帯発生の報道があちこちから聞こえてくる。

しかも複数個所。

大丈夫か?と思いながらもとりあえず給油。

その間に高速道路情報をチェックすると、既に静岡では通行止めの区間が。

これはやばいなと思い、宿泊先のホテルへキャンセルの連絡を入れ、いったん帰宅し様子を見ることに。

その判断をするまで、車の中、頭の中でものすごくグルグル廻っていたのが思い出される。

決断し自宅駐車場にたどり着くも、その時はとんでもない豪雨で、車を降りずにこのままここで過ごそうかと思ったほど。

でも意を決して下車すると、自宅の駐車場の移動だけなのに、あり得ないくらいのひどいびしょ濡れ(笑)

ここまで濡れたのは雨の中合羽を着ないでバイクで走った時以来だと思う。

最高の「開き直り」を実感する瞬間(笑)

余談だけど、その時マンションエレベーターで合羽を着てこれから出かけようとする女性と鉢合わせる。

「これからですか!?」

と伺うと、「子供のお迎えなんです」と言う。

母親の強さ、女性の強さを目の当たりにする。



で、帰宅してからテレビの報道を見つつネットで道路状況を確認していると、高速道路はどんどん通行止め区間が拡大していったし、東名新東名だけでなく中央道までも通行止め区間が出ていて、愛知県東部はテレビでもものすごい報道がされているし、東名と中央道のルートは途中の下道もやばいなと判断、であれば関越から日本海経由でいくか?なんて考えたけど、すると石川県でも大雨洪水警報か何かが発令されたとテレビで字幕が出て、あぁこれはアウトだと判断。

デッドラインは午前3時の出発と考えていたので、そこまでの天候の回復をと思ったけれど、それはなさそうだなとも思えたし、無理をすればなんとかという抜け道的なルートも見いだせなかったので、結局夜のうちに棄権の決断。



早朝も通行止めエリアは変わらず、でも時間の経過とともにその範囲は短くなっていき、昼前には東名もいけそうな気配。

でも中央道の方が早く全線復帰していたので、昼前に東京を出発し中央道で愛知を目指すことに。

関東では渋滞していたけど、そこを抜ければ流れはスムーズで、無事に愛知へ到着できた。

3月に続き2大会連続の棄権。

それも団体戦。

申し訳ないし、悔しい。

でも無理をしても仕方ないし、チームメイトを含め周囲に迷惑をかけることにもなりかねないので、それは賢明な判断だったと自分に気休めを。



で、出場したダブルスの試合は、予選を勝ち上がり準決勝敗退。

結果はともかく、自分としては内容がボロボロだったので深く反省。

練習であれだけやってることが全然出来ていないのだから、そんな自分にすごく腹が立ってしまった。

でもそうして課題を明確に出来たのは良かったし、参加した意義はあったと思う。

それにしても、酷かった(笑)

まずダブルスという競技をもっと深く考察していく必要があるし、自身の技術もフィジカルもメンタルも、これじゃぁいかん、もっと考えないといかんと思った。

練習で出来てるからそれで良しと満足してちゃいかんということだ。

自分に優しいから、それがダメよということか。



そしてこの大会でひとつ、アクシデントがあった。

足を怪我した。

といっても切り傷や擦り傷といったものではなく、打撲?によるあざを作ってしまっていたのだ。

会場の卓球台は車椅子対応のものではなかった。

だから、車椅子を前に動かすと卓球台の脚に自分の足が当たる。

気を付けなきゃとは思うものの、プレー中はいつも通りに動こうとするから、練習の時から度々卓球台の脚に自分の足をガツンとぶつけてしまっていた。

そしてダブルスの試合中に、思いっきりガツン!とぶつけてしまって、卓球台が少し動いてしまったほど(ブレーキで固定されていなかった)。

「今のはやばいな」

と思ったけれど、試合後にチェックしたら切れてもいなければ内出血もしていない。

じゃぁ大丈夫と思ったけれど、帰宅したら赤くなっていて、翌朝には少し青あざっぽい感じになっていた。

でもその程度で済んだからよかった。



僕は車椅子のブレーキをかけずにプレーする為、車椅子対応でない卓球台の場合にはどうしてもそういうリスクが生じてしまう。

以前はそこまで動くことは無かったので、そこまで心配はしていなかった。

けれどいまはより動けるようになったということか、危険を感じる。

自分がプレーする台がそういう台だと知った時は、怪我のリスクを抑える為にプレー内容を意識するようにはしている。

けれど、試合中はなかなかそうも言ってはいられない。

かといって怪我をしてたら元も子もない。

特に筋肉の少ない膝周りは下半身まひのチェアウォーカーにとってケガのリスクが格段に大きいというし。

だから、動くことでリスクのある選手は、その部分にタオルを巻くなどして予防対策をする必要がある。

自分が環境に適応していかなければならない。

そうやって生命は種を存続させてきたのだから。

今回はそれを怠ってしまった。

気のゆるみです(笑)

だから調子も悪いのだな。

そういうところも反省。



今回は中央道を通ったことで、諏訪湖に立ち寄ることが出来た。

豪雨の直後だったからか、湖面はかなり澱んでいた。

でも空は青くて空気も清々しく心地よかった。

だから?ワカサギの唐揚げを衝動買いした。

宿泊先で食べたそれは思った以上にオイリーだったけど、その栄養価を想像しながら食べると味わいは増すもので、すると、ビールが合うんだろうなとか思えてきて、持って帰ってビールと一緒にとか妄想し楽しみも増してくる。

ちなみにその場で合わせたのは水。

いつも持参しているミネラルウォーター。

それも悪くない(笑)



今回の棄権は残念だったけど、逆にそれから得られたものもあったし、結果的にそれでよかったのかもという思いもあったりもする。

シングルスだと足がやばかったと思うから。

そして何よりも、課題を明確に出来たのもまた良いことで、次に向けて取り組んでいきたい。



まさに積み重ねだとあらためて思った。

そしてさらに、ただ積み重ねるだけでなくマイナーチェンジやアップデートもその時々で小刻みにタイミングよく行っていかなければならない。

いい勉強になった。

これは練習ではなく試合だからこそ学べるものなのかもしれない。

これを繋げていく。

これから梅雨を迎え、暑さに湿度が加わる厳しい季節。

体調管理も自分次第。

どう自己主張したって、地球環境は変えられない。

少なくとも自分ひとりの力だけでは。

自分が自分を管理していくしかない。

自分が変わろうとせずにただ環境の変化を求めるのは他力本願なだけで、それはただのお子ちゃま。

ではなく、環境に適応できる自分である為に、努力と工夫を行っていかなければならないと思う。

なんて偉そうに(笑)

とにかくまずは毎日の積み重ね。

そして、その為にも体調管理の徹底。

では、次にむけて自分を磨いていく。