ようやく「お引越し」作業も終盤になり改めて前オフィッスと比べて狭さを感じています。銀座は今ビル再開発のラッシュ、この6年間で3箇所目の移転、銀座5丁目からスタートし8丁目、7丁目このたび又7丁目です。バブル崩壊後の最悪期から今の好景気を日本のど真ん中でオフィス移転を経験しながら経済の動きを肌で感じています。今このあたり「貸し手市場」です、「貸す方」が強気なのです。人が集まるところに情報が集まりお金や物が動くのは古今東西共通です、最近は地方と交流する機会を増やしていますが益々東京一極集中は増える傾向にありますね。世の(経済)学者や政策担当公務員はやはり本当の経済を知りません、知識の量や海外の翻訳で「偉そうに?」しておられますが、本当の生きた経済をつかむには「裸になって」現場で仕事をしないと分からないでしょうね。最近、今日もそうですがなぜ株が下がっているのか、また今後の見通しはどうか、マスコミ(新聞、テレに、雑誌)はいつも大衆をミスリードします、それはセンセーショナルにあおる事で儲かるからでしょう(新聞や雑誌が売れる)。つまり大衆はマスコミ報道に振り回される「宿命」にあることを認識すれば自然と「自分はどうしたらいいか」分かります。予断ですが銀座のど真ん中で売っているお弁当の値段、景気回復して高いものがどんどん売れてる時代に、何と350円、よく売れてます。量や質はほとんど他の弁当屋さんと比べて遜色ありません。日本の株式市場、予定通りアメリカ連動型の下げ基調。「村上ファンド」の崩壊など下げる理由は後からついてきます、株式市場は経済活動の先行指標であることは常識。経済の基調を知らないで本当の動きは分かりません、「チャートは実態の陰」、陰を追いかけて実態が分かるわけありません。今日の出社は12時30分、出勤途中占いの「銀座の母」の事務前を通ります、お昼から並んでました、1回3,500円との看板。仮に1日10人みて35,000円、20日お店開けて70万円か・・・。街の様々な現象をみることが経済のお勉強、こんなこと教科書や専門書には書いてませんよね、だから最近の専門家と言われるマスコミに登場する人たちは間違えるのです。こう言う格言があります「先生と言われるほど馬鹿じゃなし」つまり一般的な解釈ですが「先生、先生」と言われ続けると本当のことが分からなくなる、と言うことです。事務所移転に伴い、またゼロからの出発で色々考えとりとめのない本日の日記。