気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

知波単学園 九七式中戦車(西絹代車) 完成です!!

2020年02月29日 | ガルパン模型制作記

 履帯を取り付けました。今回のキットの履帯は連結組み立て式なので、私の製作では4つのパーツ(上面部、起動輪巻き付け部、誘導輪巻き付け部、底面部)に分けて組み立てて28番の黒鉄色で塗っておいたのを上図のように固定しながら組み合わせました。

 

 接着剤が固まってきましたが、繋ぎ留めのテープはしばらく付けたままにしました。

 

 塗装後の組み立てに進みました。背面のワイヤー束、排気管網カバーを取り付けました。後者はエッチングパーツですが、ファインモールドのそれは柔らかくてすぐに曲がったりへこんだりしますので、取り付けに手間取りました。車体の穴に挿しこむツメ部分が片方で曲がって折れてしまい、完全な接着には至りませんでした。

 

 スコップと鶴嘴を合わせたものを左側面後方に取り付けました。

 

 反対側の右側面にはジャッキとパールをセットしました。

 

 次に、最終章シリーズにおける西絹代車の公式画にも描かれていた三色信号灯を塗りました。一番上が525番の緑、真ん中が49番のクリアーオレンジ、一番下が47番のクリアーレッドです。最終章第2話上映時の劇場パンフレット下巻の表紙の通りに合わせました。

 

 前照灯の内側を8番のシルバーで塗り、クリアパーツのレンズを付けました。その下の星章は9番のゴールドで塗りました。

 

 デカールは、公式キットですので上図のセットがついています。

 

 その1番と2番を使用しました。砲塔の左右に貼ります。

 

 砲塔左側面に貼りました。西絹代車に限らず、知波単学園チームの戦車においては迷彩パターンと校章マークの位置をなるべく合わせる必要がありますので、迷彩を塗る際に校章マークの位置をイメージしながら塗りました。

 

 砲塔右側面に貼りました。

 

 以上で、全ての作業を完了しました。私が仕上げた初めての知波単学園車輌でした。元々はずっと作る計画が無かったチームの車輌だっただけに、製作して完成させてみると感慨深いものがあります。

 

 側面観です。ガルパン戦車の中では最も迷彩が複雑ですので、塗装が大変なように感じられましたが、いざやってみると、あっさり出来たという感じでした。

 

 斜め前からのアングルです。意外にカッコイイです。小さな戦車砲が頼りなく見えるきらいはありますが、軍用車輌としての風格はなかなかのものです。

 

 第二次大戦中の交戦各国の主力中戦車のなかで唯一、砲塔が片側にオフセットされていますので、独特の外観、雰囲気がただよいます。

 

 背面も隙がありません。日本軍戦車独特の三色の信号灯もポイント高いです。劇中車にも見られる無線アンテナ線伸長用ボールの掛具も再現しましたが、それが細かいパーツながらも意外に目立ちます。

 

 以上で、知波単学園チーム隊長西絹代の搭乗車、九七式中戦車チハ(旧砲塔)が最終章仕様にて完成しました。製作期間は、2019年7月14日から2020年2月20日まででした。組み立ては7月31日に完了し、それから半年ほど保管したのち、2020年2月5日から塗装にとりかかりました。迷彩塗装を一色ずつ塗って乾燥させ、更に1日寝かせた後に次の色を重ねる、という方法でゆっくり進めましたので、塗装だけで12日を要しました。塗装後の組み立てには1日を要しました。

 使用キットはファインモールドの公式キットでした。元キットのCGデータが劇中車のモデルに採用されたと聞いていますので、ストレート組みでほぼ劇中車を再現出来ます。追加工作は、車体前面の星章の円座の追加、左側フェンダー後端内側の無線アンテナ線伸長用ボールの掛具の2ヶ所のみでした。
 元々日本軍戦車の大半をキット化している意欲的なメーカーさんの製品だけに、精度は良く組み立ても楽に出来ます。元キットの製品にはインテリアパーツ付きの限定品が含まれており、いまでは入手困難になってきているものの、確保出来れば、劇中の操縦シーンなどをリアルに再現して楽しむことも可能となります。

 最近は公式キットの市場在庫が少なくなっているようで、入手しづらくなっているかもしれませんが、元キットのほうはまだ流通しているようなので、モデルカステンのガルパンデカールセットと合わせれば、容易にガルパン劇中車の再現製作が出来ます。ストレート組みでも楽しめるあたり、知波単学園チーム車輌の入門キットとしては最適といえましょう。

 


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