気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く36 その14 「さよならインフォです!!」

2020年08月25日 | 大洗巡礼記

 ショップタグチを辞した後、リゾートアウトレット施設まで送っていただきまして、そこでAさんと別れました。かねて連絡を取り合っていたガルパン仲間の方が大洗に来て、サザコーヒーにて会う予定でしたが、結局急な仕事が入って来られなくなったとかで、三年ぶりの再会はかないませんでした。
 とりあえずサザコーヒーに入るのは止めて、まいわい市場へ移動しました。店内の脇に、上図のように角谷杏生徒会長とアリクイさんチームの3人が居ました。

 

 その近くの、以前は転輪焼きとかを売っていた売店が、鯛焼きのコーナーに様変わりしていました。
 まいわい市場では幾つかのお土産を買いました。模型サークルの仲間やモケジョさん達に配るには相当の量が必要でしたので、財布が一気に軽くなりました。持ち帰るのは無理なので、全て宅配便にて家まで送ってもらいました。

 

 これでこの日のミッションは完了したので、水戸の宿に向かうべく大洗駅に行きましたが、列車の時刻まで約30分ほど余裕があったので、インフォメーションコーナーのさよなら展示をのぞいてみました。以前のように出入り自由ではなく、上図の入口から入って検温とアルコール消毒を行ない、一方通行の形で改札側の戸口から出る、という形になっていました。

 

 私が入った時、先客の見学客2人が、係員らしき方の説明を聞いていて質疑応答もしていました。内部を見学しつつ彼らの話に耳を傾けていましたが、それによりますと、このインフォメーションコーナーは、駅前の再整備事業に伴って隣に新設される「うみまちテラス」に観光案内所の機能を移すのだそうです。しかし、現在たくさんあるガルパングッズや寄贈品類は、声優さんの色紙など一部を除いて、全て撤去するのだ、という内容でした。

 その処置に納得がいかないのか、若い方の見学客が「撤去するんですか?新しい施設のほうに移して展示やってくれたらいいと思うんですが」と問いかけていましたが、それに対する返答は「そういうスペースが「うみまちテラス」にはありませんので・・・・」でした。
 つまり、「うみまちテラス」は大洗町の総合観光案内所として新たな装いで設けられる、ガルパンコーナーとしての扱いは計画には無い、ということだろうな、と理解しました。

 

 そうなると、いま内部に溢れている数々のガルパン関連品、寄贈品類は当然ながら行き場を失います。どうするのだろうと思っていると、それについても見学客2人と係員らしき方の間でやり取りがありました。それによりますと、基本的には元の持ち主や寄贈者に返却する、ということだそうです。

 なるほど、それしか無いだろうな、と納得しました。鹿島臨海鉄道さんは、これらのガルパングッズの全てを「預かりもの」として認識しているのだろう、と受け止めました。ならば、寄贈品であっても返却するから、厳密には寄贈にはなり得ず、私たちがカノウヤ応援作戦で実施していた寄託に近いものになるんだな、と漠然と思いました。

 この鹿嶋臨海鉄道さんからの寄贈品返却については公式サイトでも「ご寄贈品並びに「ただいま~大洗」木札のお引き取りのお願い」として公表されています。こちら

 

 つまり、いま私が見ている数多くの品々は、全て見られなくなるというわけです。まあ、時代の流れでしょうね。

 

 新設の「うみまちテラス」には、声優さん関係の一部の色紙などが移される程度であるそうです。要するに「うみまちテラス」の施設内の壁面に関しては一部にスペースがある、ということでしょう。総合観光案内所ですから、一般的な観光案内所としての体裁に作られるわけで、その基本計画のなかにはガルパンコーナーは無い、ということでしょう。

 個人的には、そのほうが大洗という地域が東日本震災前の観光水準に戻るためには良いのかもしれないな、と思います。しかし、コロナ禍が全国的に影響を及ぼしているなかで、その回復基調を期待するのも難しいなあ、と思います。

 

 なので、このパネルも今回が見納めでしょう。

 

 というわけで、さよならインフォ、と相成りました。もとは喫茶店だった場所なので、駅舎内においてはテナントスペースであったわけですが、その基本的性格のゆえにガルパンコーナーとしても成立し得たのかもしれません。
 ですが、今度新設される「うみまちテラス」は鹿島臨海鉄道および大洗町の観光振興事業による公的施設として出発するそうなので、そのなかにテナント的なスペースは最初から存在しないのでしょう。

 なので、「うみまちテラス」にてガルパンに関する媒体が告知材として置かれるかどうかは、当局の本気度いかんによるのだろう、と思います。既にガルパンの聖地として全国的に認知されている大洗町ですから、その玄関口の大洗駅の総合観光案内所にガルパン関連の情報が全く無い、というのも違和感があるだろうと予測します。寄贈品類は完全にシャットアウトするでしょうが、公式発の関連品はある程度受け入れざるを得ないのではないかな、と推測しますが、果たしてどのような成り行きになるでしょうか・・・。  (続く)

 


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