伊豆シャボテン公園の中央部に点在するピラミッド形の温室です。全部で5棟あって、グリフォンの入口から全て地下通路で繋がっています。上図の温室はアメリカ館と呼ばれます。
アメリカ館の内部です。アメリカ原産のサボテンが集められています。原作コミック第9巻124ページ3コマ目の描写はこのアングルであるようです。ここは大垣千明と各務原なでしこにならってサボテンになり切りましょう。
もともと観葉植物が趣味のひとつで、一時期はサボテンも育てていたので、こういうサボテンの展示はとても興味があり、あちこち眺めました。
個人的にはとても楽しい空間です。サボテンは育てるのが難しく、私の場合は挿し木に失敗してダメになってしまったので、このような立派な生育状況を見ていると、メンテナンスが大変だろうな、というのはよく分かります。
温室から外に出ました。ここはどこでしょう、どこの国でしょう、というような錯覚すら覚えてしまう、ちょっと異様な景色です。大室山も巨大なピラミッドみたいに見えます。
この区画では動物や鳥類が放し飼いにされているので、あちこちで数種類の鳥を見ることが出来ました。
続いて、園内の奥にあるカピバラ露天風呂へ行きました。原作コミック第9巻125ページにて登場し、犬山あかりが一番楽しみにしていた場所です。ゆるキャン△聖地巡礼の定番スポットとして絶対に外せません。
上図左端の掲示のように、カピバラの露天風呂は11月下旬から4月初めまで、となっています。ですが、水浴施設そのものは夏季も稼働していて、暑さにも弱いカピバラの水浴びゾーンになっています。
なので、冬季の露天風呂シーンと大して変わらないカピバラの水浴シーンを間近で見られます。冬季の露天風呂は湯気も多くて撮影にちょっと苦労するかもしれませんが、夏のこの時期ですと上図のような状態ですから、撮影も楽です。見学客も夏場はあまりこちらに来ません。
こちらにもカピバラがたくさん居ました。水浴びしていたのが2匹、奥の石壁の日陰にはりついていたのが3匹、上図右奥の穴小屋の中にも2匹ほど見えました。いずれも暑さに参っているのか、動きが少なく、グターッとした雰囲気がケージ全体にただよっていました。 (続く)