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「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

ゆるキャン△の聖地を行く10 その6  カピバラとカピバラごはん

2020年08月24日 | ゆるキャン△

 ゆるキャン△の聖地の一つ、伊豆シャボテン公園のカピバラ露天風呂です。冬季のみ露天風呂として公開されますが、夏季も水浴施設として稼働し、御覧のようにカピバラのプールとして使われています。カピバラは寒さに弱いですが、しかし日本の暑すぎる夏も苦手ですので、水浴びが出来ないとバテてしまうのだそうです。

 

 ですが、今年の夏はとにかく暑かったと思います。京都で38度とか39度とか、他の地での最高気温が40度越えだったとか聞きました。人間の我々でも参ってしまいますから、カピバラも御覧の通り、水に浸かったままバテていて、微動だにしないのでした。

 

 ですが、さっきからずっと露天風呂の端あたりに陣取る貫禄ある1匹は、悠然として時折辺りをゆっくりと見回すのみで、私がデジカメを構えると、カメラを一瞥して上図の姿勢のまま、動かなくなりました。
 観光客に撮られるのには慣れっこになっているようで、私がさらに距離を詰めても、じっとしていました。周囲の水に全く波が生じない静けさでした。

 

 気がつくと、子供とみられる小さなカピバラがいつのまにかケージの壁のすぐ下に来ていて、私のほうへ鼻を突きだしてフンフンと嗅ぎつけてきました。奥の壁の日陰に横たわっていた3匹のうちの1匹のようでした。
 それならば、とカピバラのエサを買ってきて食べさせることにしました。ニラみたいな草束をほどいて一本ずつ差し出すと、すぐにモシャモシャと食べ始めました。

 

 するともう一匹も近寄ってきました。こちらのケージにはあまり観光客が来ていないので、エサを貰える回数も少ないのかもしれませんが、いずれにしてもこの2匹は空腹だったようです。私が一本ずつ差し出すエサを代わる代わる食べてゆきました。

 

 ですが、露天風呂にじっとしている貫禄ある1匹は、微動だにしませんでした。試みに私が草を延ばしても、目もくれませんでした。

 

 見事なほどの悠々たる姿でした。私がこの場所を立ち去るまで、ずっとこの姿勢のままでした。

 

 同じカピバラをタブレットで撮影してツイッターに上げたのがこちら。その時のツィートはこちら。伊豆伊東エリア巡礼中のツィートのなかで最も多くのインプレッションをいただきましたので、やっぱり人気があるのだと改めて思いました。

 

 この時あげたエサ、カピバラのごはんは、ケージの横のこのような小屋の中で販売されていました。一束200円です。

 

 御覧の手順でエサをあげます。私自身は手袋をはめて行ないましたが、先に行った「カピバラ虹の広場」では手袋をはめないで素手でエサをあげている人がけっこう居ました。
 カピバラはネズミ科の動物で、現生種の齧歯類では最大の種であり、噛まれたり齧られたりすると怪我をしかねません。手袋は必ずはめてエサやりをしましょう。

 

 この日あげたエサは、パッとみた感じではニラのような草でしたが、試しに葉をかじってみたところ、ニラとは全然違いました。カピバラの代表的な食べ物は水中や水辺にあるイネ科の植物などだそうですので、今回のカピバラごはんもイネ科の草だったのでしょう。  (続く)

 


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