ホビー喫茶「sdkfz」にはフィギュアも沢山展示されています。玄関口を入ると正面に上図のガルパンフィギュア群が並んでいます。大洗の喫茶店らしい粋な展示位置です。訪れる客の大半はガルパンファンであると見込まれますから、戦車もキャラクターも一番よく見える場所を選んであるのでしょう。
他のアニメのキャラクターも並んでいます。上図の上段のフィギュア群は何のアニメのキャラクターであるかちょっと分かりませんでした。下段に並ぶのはポケモンシリーズのキャラクターです。
ガルパンフィギュア群に視線を戻しますと、どうしても上図の西住しほ、島田千代の家元ふたりが目立っていて視線が固定されてしまいます。それほどの存在感、魅力、緊迫感が備わっているキャラクターですから、圧倒される思いにもかられてしまいます。間違いなくガルパン最強のキャラクターですね・・・。このフィギュア2点は、非常に完成度も高くて、けっこう売れたんじゃないかなあ、と思います。
西住しほの手前に西住みほが居ますが、これで親子かと思うほどの、格の差みたいなものが鮮やかに感じられます。
店内の一角には模型工作用ツールやガイアの塗料も並べてあり、販売されています。ここだけが模型店の店内みたいです。もしかして、ここはホビースペースも兼ねているのですか、と店主さんに訊ねましたら、「組み立て程度なら出来ますけど、削るとか塗装とかは遠慮していただいて、あの、そういうのは大洗工廠さんのほうで・・・」と答えてきました。喫茶店ですから、まあそういうことだろうな、と納得しました。
これで、大洗の商店街エリアには、少なくとも模型関連商品を扱う店が3ヶ所もあることになります。タグチさん、大洗工廠さん、こちらのお店、です。それだけの需要があるのだろうか、と思いました。
昼食のほうは、Aさんと揃って「自家製カレー」をいただきました。店主さんこだわりのスパイシーなカレー、ということで、個人的には「おお、なかなか」と美味しくいただきましたが、Aさんはこの種のカレーは苦手だったらしく、「こういうのはちょっと・・・」と話していました。
私自身は、スパイシーなカレーは好物のひとつです。カレーというのは結構味に幅があり、作る人によっては独自の風味にこだわれる余地がありますから、たかがカレーとあなどっていると、とんでもなく美味しい品、もしくは地獄のようなピリリ味系品に直面する場合があります。それがカレーの楽しさ、魅力だろう、と思います。
その後は磯前神社へ行きましたが、雨が降り続いているので、Aさんが神社の駐車場に車を入れて、そのまま夕方まで車内で楽しく雑談をして過ごしました。
16時頃に大洗駅まで送ってもらいました。Aさんはこの日は「さかなや隠居」に泊まる予定で、17時にチェックインするということでした。私のほうは、最近よく利用している水戸駅前のプリンスホテルに予約していましたが、食事は朝のみなので、夕食は大洗のどこか、出来ればまだ行ったことがないお店でいただこうと決めていました。
とりあえず、新しい大洗駅前の様子を見て回りました。上図のオブジェには驚きました。大洗のメイン産業が漁業、水産加工業であることを立体的にアピールしているのだろう、とは思いましたが、説明板も何も無いので、正確にはどのようなメッセージを発するオブジェなのかは分かりませんでした。
とりあえず、夕食に行けるお店をタブレットで検索して探してみると、駅のすぐ近くに最近にオープンしたらしい食事処が見つかりました。初めて聞く店名でしたが、位置はよく歩いているコースの横でしたので、そこで夕食をとることに決めました。ですが、開店時間までまだ40分ほどありました。
そこで、梅原屋に立ち寄って、橋本さんに連絡事項を伝え、ついでに今回の滞在中に買おうと考えていたガルパンシャツの品定めを行ないました。
お馴染みの店内ガルパン模型展示は縮小されたままですが、中身の濃さは変わりませんでした。私自身の製作にとっても参考になる要素が豊富にあり、モチベーションが自然に上がってまいります。
個人的には、こうした独創性に満ちたオリジナルストーリーが込められたジオラマが好きなので、自分もこういうふうに何か作りたいな、と考えています。しかし、残念なことに私には空想力も想像力も足りないので、まずはそのへんを何とかしないといけません。よい方法は無いものでしょうか。
これらの作品の作者Nさんとは、明後日24日に店内で会うことになっていました。そろそろ時間が近づいてきたので、夕食をとりに退出しました。 (続く)