けいおんカフェでの昼食を終え、けいおんコーナーの見物に移りました。展示の中心である楽器群は、ファン有志によって定期的にメンテされているそうで、いつみても綺麗に手入れされています。
二階の展示棚にあった、映画視聴特典のポストカードを撮影するナガシマさん。私は映画版を3度観に行きましたが、特典のポストカードが貰えたのは2回だけでした。いまも手元にあるそのカードは、平沢唯、秋山澪の2種です。
この部屋に来れば、いつでもHTTの面々に会えます。なにか、ホッとする空間です。
ナガシマさんが欲しがっていた、秋山澪パネルです。座姿勢なので、パネルも半分以下のサイズです。かつてTBSが「映画けいおん!」 関連の限定品として販売していたもので、たまに中古ショップやネットオークション等で見かけます。
一通り見物して、旧校舎の「軽音部部室」へと移動しました。上図左側にホシノが小さく写っています。 (上図はナガシマさん撮影)
南側階段の一階側にて兎と亀のオブジェと共に。 (上図はナガシマさん撮影)
あまり時間が無くなってきたので、「軽音部部室」に入ってすぐに、今回の訪問の最大の目的であるフィギュア撮影にとりかかりました。私が持参したねんどろいど5体は、3分ほどでセットが完了しましたが、ナガシマさん持参のフィグマは組み立てに時間がかかるので、5体全てが揃うまでに25分かかりました。
フィグマの一体一体をじっくりと組んでポーズにも細心の注意を払うナガシマさん。秋山澪には特にこだわっているようで、ポーズやベースの角度などを何度か微調整していました。
一度台座上に立たせて、さらにポージングを調整して秋山澪らしさをトコトンまで追求してゆくナガシマさん。もともとドール趣味が長かった方ですので、気合の入れようが半端ではありませんでした。流石。
かくして、ねんどろいど、フィグマのHTTの共演が実現しました。聖地豊郷小学校でけいおんフィギュアを撮影するという行為自体は、ファンのなかでは当たり前のことになっていますが、今回のような組み合わせでの撮影事例は、先行撮影例においては見当たらないようです。
なかなか豪華ですね。前夜に嵐山の宿で陳列および撮影の予行演習をやっておいたため、並べ方やセッティングもうまくいった感じです。
場所が場所ですから、HTTの演奏がリアルに脳裏に響いてまいります。素晴らしいとしか言いようがありません。ナガシマさんにとっては、悲願達成でもありましたから、感慨もひとしおだったことでしょう。 (続く)