ステップ2では、車輪類を組み立てます。ガイドの指示通りに進めます。
パーツを切り出して準備しました。
組み上がりました。下の5個が外側転輪、上の4個が内側転輪、右上が起動輪および誘導輪です。これらが片側のワンセットになります。
左右両方のセットを組み立て終わりました。
ステップ3では、車輪類を下部車体のサスペンションに取り付けます。ガイドの指示通りに進めますが、その前に下部車体パーツにおけるガルパン仕様への修正が必要です。
上図の、下部車体パーツの前端に、溶接痕がモールドされています。実車の状態を忠実に再現していますが、ガルパン仕様では存在していません。
劇中のワンシーンです。赤枠内に示した通り、車体前端の溶接痕がありません。車体の上面や側面後端にある溶接痕も劇中車にはありませんので、後に上部車体パーツにおいても同様の修正が必要となります。
溶接痕を、上図のように消して修正しました。まず0.5ミリのブラ板を溶接痕のサイズにほぼ合わせてカットして貼り付けました。その上に薄くパテを盛り、乾燥後にタイラーやサンドペーパーでヤスって整形しました。
続いて、ガイドの指示にしたがっての取り付け作業に移りました。
全ての車輪類を取り付け終わりました。接着直後に定規をあてて、車輪の並びに乱れが無いかチェックしました。
接着剤が乾かないうちに水平に置いて車輪の歪みや隙が無いか確かめました。さしたる問題も無く、足回りの組み立てが完了しました。
ティーガーⅡは、車輪類が全て鋼製でゴム部分が無く、劇中車においては車体と同一のカラーに統一されるため、組み立て後の塗装も楽に済みます。 (続く)