好事、魔、多し？

　絵に描いたような幸せな人生を送っていた

　小林麻央さんが進行性の癌と闘っていると聞いて、

　自分の子供の頃を思い出してしまいました。

　５０年以上も前、順風満帆な可愛い同級生のHさんに、

　授業中に、突然お父様が亡くなられたとの知らせが来て、

　泣きながら帰っていった姿を思い出してしまいました。

　その泣きながら帰って行く姿を、今も鮮明に覚えています。

　私も、その翌年、突然の難病で１年半に渡る

　闘病生活で苦しめられました。

　その病を無事克服した年には、TVコマーシャルにも

　出演していて、女優さんのようなお母様のいた

　人気者のI君が、突然私の家を訪ねてきて、

　急に転校することになったと、悲しそうな顔で

　帰って行った姿を、今でも鮮明に覚えています。

　後で、母に聞いた話では、ご両親が離婚したので、

　お母様に引き取られてることになったとか・・・。

　また、私が中学３年生の時には、妹が大病をして、

　やはり１年近くの闘病で、妹と両親は苦しみました。

　更には、私が子供の頃、飛ぶ鳥を落とす勢いで、

　羽振りの良かった母方の叔父が落ちぶれたりと、

　まさに、好事、魔、多し、的な人生の浮沈を見、

　また、自らも経験してきました。

　しかし、一つ確実に言えることは、何も人生は

　悪いことばかりは、決して続かないということです。

　どうか、真央さんには、この難局を

　是非乗り越えていただきたいと思います！

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