行政書士中村和夫の独り言

外国人雇用・採用コンサルティング、渉外戸籍、入管手続等を専門とする25年目の国際派行政書士が好き勝手につぶやいています!

昔も今もある、海外プロジェクトでのテロや誘拐の危険性!

2013-01-18 09:28:11 | 海外事情

 アルジェリアの天然ガスプラント建設現場での、

 武装ゲリラによる人質事件で、アルジェリア軍が急襲

 したそうだが、どうなったのか大変心配である。

 27年前、まだ31歳で独身だった私は、給料の良さに惹かれて

 当時左翼ゲリラや麻薬組織によるテロや誘拐が頻発していた

 (今は、安全だそうです)南米コロンビアの片田舎に赴任した。

 Serrejoncolombia1986

 この日は、3000人近くの労働者が働くこの火力発電所建設現場で、

 大規模なストライキが行われたのだった。

 この事態に憂慮した発注者の現地電力会社が、

 ストライキに便乗したテロや誘拐を心配して、

 コロンビア軍にも警備を依頼したものとみられる。

 決して、受注した日本企業側が要請した訳ではない。

 しかし、会社側はテロや誘拐を常に憂慮していた記憶がある。

 私自身も、同じ行動パターンを採ったり、上の写真のように

 できる限りターゲットにならぬような行動を採ったものだった。

 このように昔も今も、海外のプロジェクトでは、テロや誘拐に対して

 最大限の注意を払ったとしても、どうしても一定のリスクがあることを

 決して忘れてはならないのである。

 それにしても、日揮のスタッフ(下請会社も含めて)の方々の無事を

 心より祈りたい!

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