中国国内で続いていた、
反日的な破壊活動がやっと収束に向かい始めた。
しかし、今回の事件で、中国の人々の
反日感情の根の深さを再確認した日本国民は多いようだ。
そして、今回の暴動・略奪行為が、結果として、
日本国民の反中国感情を新たに生み出し、
中国という国への不信感・不快感を突如として増長させ、
場合によっては、致命的な関係にまで進もうとしている。
中国政府は、すべてが日本政府の責任だと
言い切っているが、それは果たしてどうであろうか?
おそらく9割以上の日本国民は、
お互いの国民感情を悪化させた最大の責任は
中国政府にあると思っている筈だ。
かつて、東京に山のような焼夷弾を投下し続け、
広島・長崎に原爆を投下した米国に対して
今もなお、反米意識を持つ日本人はおそらく少ないであろう。
パールハーバーで奇襲攻撃を仕掛け、
太平洋戦線で何万人もの米兵を死傷させた日本に対して、
今もなお反日意識を持つ米国人も、おそらく今は少ないと思う。
これは日米両政府と日米両国民の長年の努力の結果だと思う。
いずれにしても、このまま世界第2位、第3位の経済大国が、
いがみ合い続けることは、世界の国々に対して、
決して歓迎される事態ではない筈だ。
ましてや、日本国民の対中感情を良化させるどころか、
むしろ悪化させるような施策を採り続ける
中国共産党政府の動きに大きな疑問を抱かざるを得ない。
50年後の歴史検証で、それが中国、日本、或いは世界にとって
大変な間違いであったと言われるぬようして欲しいものである。