行政書士中村和夫の独り言

外国人雇用・採用コンサルティング、渉外戸籍、入管手続等を専門とする26年目の国際派行政書士が好き勝手につぶやいています!

海外は危険が一杯!

2012-09-10 09:56:58 | 海外事情

 もう、35、6年も前の話であろうか。M国に滞在していた頃、

 後に現地女性と婚姻して事実上現地移住してしまった友人のK君が

 英国からM国へ始めてやって来た時の話なのであるが・・・。

 首都の空港で親切な親子連れホテルまで送ってやる

 といわれて、これはラッキーだと思って乗せて貰ったのだそうだ。

 ところが、その親子連れが、突如として強盗に変身し、

 持ち物すべてを奪われて、放り出されたそうだ。

 命を奪われなかったことは、誠に幸いなのだが、

 当時はまだ、金品を奪われても命を奪われる様な事件は

 まず無いようなM国だったのだが・・・。

 それでも大変危険な体験だったと、当時私達も震撼したのだった。

 その後、私が出張で海外に頻繁に行っていた時期である

 1980年代中頃から、2000年頃まででは、慣れている土地を除いて、

 基本的には、流しのタクシーや、まして、白タクを使うことは

 決して行わなかったのである。

 タクシーは、空港公式のタクシーか、宿泊先の一流ホテル

 に常駐しているタクシーしか乗車しなかったのである。

 タクシー代が高くとも、これが私の鉄則であった。

 ちなみに、今でも使えるかどうかは不明だが、」

 以下の鉄則を守っていたので、ご参考まで!

 1.見知らぬ人に声を掛けられても、むやみに対応しない事

 2.現地の警察官は信用するな!

 3.夜間の不要な外出は極力避けること!

 4.流しのタクシーは決して乗るな!乗るのなら、

   高級ホテル前に常駐しているタクシーや

   無線タクシーにせよ!

 5.行動は、極力複数人数ですること(誘拐予防策)

 6.歩道では、道路寄りや建物よりに歩かないこと!

   極力歩道の中央を歩くこと!カバンも道路側に抱えるな!

 7.タクシー乗車前には、左右を確認して、不審者がいないかを

   必ず確認せよ!(銃を持った強盗が同乗してくることがある!)

 8.小さな親切が命取りになることもある!

 9.強盗に遭って、所持金全額を奪われた場合のタクシー代は

   予め、隠しポケットなどに用意しておけ!

10.銃を突きつけられたら、むやみにポケットに手を入れたりしないこと!

   また、手を過敏に動かすと誤射されるリスクがあるので、

   手は挙げたままで、必ずゆっくりと指だけで指すこと!

11.クレジットカードは必ず2枚は持参し、1枚は旅券とともに

   必ずホテルの貸金庫に預けておこう!

12.出張中滞在先のホテルの蛇口の水で、

   決して歯磨きしないこと!

   下痢を避けたいのならば、高くとも必ず

   ミネラルウォーターで歯磨きをすること!

13.高くとも、ホテル内レストランか有名なレストランで食事を!

   安いレストランでの食事は、下痢、油あたり等のリスクが沢山!

14.生野菜、フルーツ、油分の多い食べ物、

   中途半端な日本食などは極力さけること!

15.ホテルの部屋の中でも時計、貴金属など放置した時点で、

   盗難に遭うと思え!財布や現金を放置したらチップだと思え!

   面倒でも、貴重品は必ずフロントへ預けるのが基本!

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コメント
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