行政書士中村和夫の独り言

外国人雇用・採用コンサルティング、渉外戸籍、入管手続等を専門とする26年目の国際派行政書士が好き勝手につぶやいています!

自己研鑽無し=後進の方々に抜き去られてしまう?

2011-09-01 08:34:34 | 多言語行政書士協会

 ブラジル・ポルトガル語が達者で、在日ブラジル企業や在日日系ブラジル人の方々などの入国・在留手続や各種渉外手続を専門にしている開業4年目になる青柳りつ子さんというご同業の方がいます。

 私自身、中南米スペイン語圏日系人手続を長年行っていた(今は、殆どの方々が永住や日本国籍を取得されていて、事業関係の手続や相談に変わって来ています。)こともあって、中南米系日系人の入国・在留手続について、多少お教えしたこともありましたが、昨今はお教えすることは殆ど無くなってしまいました。

 一方、私が代表を務めるボランティア団体の多言語行政書士協会の運営を事務局長として積極的にお引き受け頂いており、こちらの活動も青柳さんやその他の女性メンバーの方々に最近はほとんどお任せしている状態です。

 そんな中、青柳さんご自身がご自分でお作りになったHPサイトを久しぶりに拝見致しました。その中の「国際手続の相談室」なるコーナーでは、逆にこちらが勉強させて頂きました。

 たとえば、ブラジルに移民した人の消息探しです。日本の何倍もあるような広大なブラジルへ移民した人なんか本当に探し出せるの?と思うのが普通でしょうが・・・・。ところが青柳さんの「国際手続の相談室」によると何と、探し出せた!・・・と、あるのです。

 驚きながら、「さすがですね!」と思わず唸ってしまいました。

 詳しくはご本人のHPをご覧頂くとして、

 http://www.officeaoyagi.sakura.ne.jp/note_no2.html

 もう、青柳さんとは呼ばずに、そろそろ「青柳先生」とお呼びした方が良いのかなぁ?などと思う一方で、同業としての技量の目覚ましい進歩に驚くと共に、迫り来る若い後進の方々のパワーを感じました。

 うかうかして慢心していたら、私の知識・経験などはあっという間に風化して、後れをとってしまうかも・・・と、自己研鑽の更なる必要性を痛切に感じたご同業のHPを拝見した感想でした。

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コメント
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