黒い水が出ていたぞ

先日、メコンデルタを6日間で1600キロの旅をした時のことです。写真のように地面に掘った溝に黒い水が流れている箇所がありました。これと同じものを、ブルネイやマレー半島の泥炭湿地で見たことがあります。たぶん、メコンデルタの泥炭湿地なのでありましょう。もしそうだとすれば、強い酸性を示すはずです。

溝の周りに植栽されているのはメラルーカというユーカリの一種です。酸性の土に植栽しても平気なんだそうです。湿度の高い条件でも腐らないので、家の土台として使われるんだそうです。ただ、あちらこちらで植栽されてたくさんあるので、供給量が需要量をはるかに上回って値崩れしているようです。

このメラルーカはメコンデルタのかなりの面積に植栽されていて、この木の土台以外の利用開発を急ぐ必要があります。炭やユーカリオイル、チップパルプとしての利用も考えられるのですが、あまりいい材料ではないようです。いってみれば、北海道の落葉松のように、厄介者にならなければいいのですが。

カンボジアとベトナムの国境の海

ベトナムから見て、カンボジア国境の町にハーティエンというところがあります。日本でも有名になってきたリゾート地であるフーコック島の対岸の町です。写真はハーティエンの海の様子です。かなり、カンボジアに近いところです。国教のせいでしょうか、軍隊の大きな基地もありました。

さあくらあ さあくらあ

今桜はどの辺で咲いているんでしょうか。私の生まれ育ったところは、五月の連休頃に梅と一緒に咲いていました。

ああ、ところで、NHKでもやっていましたが、ベトナム　　ハノイでも日本から持ってきた桜が満開でした。