<鼻歌で散歩>

くも膜下出血で受け死にかけました。鼻歌を歌って散歩しながら体力つけて100まで生きるつもりです。

狭いところにいる恐怖

2007-04-08 21:31:06 | ガルマルの鼻歌で散歩
ああ、マイクロソフトのワードなどの開発をしてきた人が何十億も払って宇宙に行ったそうです。二週間くらいの予定ということで。

ところで、あたしは閉所恐怖症なんですね。狭いところに閉じこめられると気が狂いそうになるんです。宇宙船のように狭い空間(といっても入ったことはないんですけどね)に閉じこめられるのはたまらんなあと思います。そんな怖い思いをするために何十億も払うというのが信じられないです。あたしゃ、何十億円とか、何十兆円を積まれても宇宙旅行なんかに行きたくないですね。

というわけで、ハワイに住む人に日本は狭い島だから、住んでると恐怖を感じないかといわれたことがあります。そういうことはあると思いますが、ハワイの人に言われたくないですよね。

ただ、広い宇宙から見ると、地球ってのは狭いですよ。宇宙旅行に行ったって、地球のちょっと外側です。宇宙全体に比べたら、遊びみたいなもんです。ようするに、いくら宇宙船に乗ったからって、地球から脱出したわけじゃない。

私たちは、地球という狭い星に閉じこめられているのに、恐怖を感じることが無いんです。でも、宇宙の大きさを考えたら、ちょっと怖い感じもするんです。宇宙船に閉じこめられているより、怖いかもしれない。そんな恐怖を感じないように、わざと自分たちの気持ちをごまかしているんでしょうかね。

テトのキンカン

2007-04-08 18:22:50 | ガルマルの鼻歌で散歩
まあ、というわけで、北部ベトナムはとっても中国の影響を受けているんです。ここでは、テトといいますが、これも、中国語のチエットから来ているそうで、春節の節と同じです。つまり、ベトナムの正月は日本でいう旧正月、中国の春節と同じであります。

ところで、日本は暦を旧暦から太陽暦にしたわけですが、これは、一年13ヶ月ある旧暦よりも12ヶ月しかない太陽暦にすることで公務員に対する給料を減らしたかった明治政府の作戦だったそうですね。そうではあっても、正月を迎えることですべてが新しくなる、すべてが清算されるというのは、旧暦を使っていた時と同じです。

正月に対する気持ちというのは、ここベトナムでも同じようで、テトに備えて様々なものを買ったり、飾ったりします。写真は、味は全然違いますが、キンカンだそうです。テト前に道端でたくさん売っています。一年かけて作った農家はこの時期に売りさばくわけです。

でも、このように、木全体にキンカンがなっている様にするテクニックというのは素晴らしいと思います。

指と箸

2007-04-08 18:07:57 | ガルマルの鼻歌で散歩
食事中に指を使う文化と箸を使う文化ってのがあるんですかね。たとえば、マレイシアでは、マレー系やインド系の人は指を使います。あるいは、スプーンとフォークです。たとえば、ラオスでは、麺を食べる時は橋を使いますが、米を食べる時は指を器用に使います。

ベトナムでは、指を使いません。指を使うのは野蛮というイメージがあります。中国も指は使いません。箸です。韓国の人も橋を使います。もちろん、日本人も箸です。

ってなわけで、東南アジアンに限るとインドシナというくらいでインドと中国が拮抗しているのが、指と箸に象徴されているんではないでしょうか。といっても、東南アジアの中でも、北部ベトナムほど、中国文化にドッブリ浸かっている地域はないと思います。

回る線香

2007-04-08 16:57:38 | ガルマルの鼻歌で散歩
先日、ベトナム正月の時に、買って日本人街があったホイアンでの話です。さすがに、かっての貿易港だけありまして、日本人をはじめいろいろな国の人が住んでいたようです。外国人の中では、中国人が一番多かったと思います。日本人街も中国人街の一角にひっそりあったと聞いています。

中国人が多かったせいでしょう、福建会館とか、中華会館があります。写真は福建会館で見た回る線香です。同じものをクアラルンプールの中華街にあるお寺で見ました。日本ではお正月といえば神社ですが、中国の人はやっぱりお寺なのでしょう。

この回る線香の起源について気になるのです。

クチのトンネル

2007-04-08 11:45:26 | ガルマルの鼻歌で散歩
ホーチミン市の北にベトナム戦争(ベトナムではアメリカ戦争といいます)の時に作ったトンネルが観光名所として残っています。そのトンネルの模型が、冒頭の写真です。これを見ながらアリの巣を思い出しました。といいつつも、そういえば、沖縄にも第二次世界大戦に使われたトンネルが残っていますね。沖縄のほうは、中に入れるのですが、クチのは部分的にしか入れません。どっちにしても、閉所恐怖症の私としては、こんなところに閉じこめられるのはごめんだと思うのであります。