<鼻歌で散歩>

くも膜下出血で受け死にかけました。鼻歌を歌って散歩しながら体力つけて100まで生きるつもりです。

今のロボットは、かってのシンセサイザーのようだ

2005-12-10 11:06:46 | ガルマルの鼻歌で散歩
昨日のロボットの顔です。横から見ると、人間との区別がつかないのですが、正面から見ると確かに、ロボットだとわかります。ロボットにとっては、その方がいいのでしょうか。あまりに人間との区別がつきにくいといろいろな問題が起きそうですね。でも、ロボット技術者としては、いかに人間に近づけるかというのが腕の見せ所なんでしょうね。

これは、ウォルター・カーロスあらためウェンディ・カーロスがスイッチオンバッハを出した頃のようです。彼(女)は、いかに本物の音にシンセサイザーを近づけるかに腐心していたような気がします。でも、聞いている側からすれば、本物とシンセサイザーの違いが面白かったというか、違いを楽しんでいたと思うのです。ところが、いまは、シンセサイザーのような合成音と本物の音楽の違いがなくなってしまいました。たぶん、はやりの歌の伴奏はほとんどが合成音の時代になってしまったのです。こうなったら、なんとなく、面白くないのです。

ロボットもそれと同じような気がします。今は、ロボットと人間との違いを楽しんでいますが、いつかは違いがわからない日が来るでしょう。つまり、人間とロボットとの区別がなくなる日が来るのかもしれません。ちょうど、合成音だらけの音楽を本物の音楽と思って聞いているようなもんです。そうなれば、高齢化問題は、一挙に解決するかも知れないですね。

でも、ほんとうに、そんな日が来たらどうしよう。やっぱり、ロボットは人間と違いがあるほうがいいな。ちょうど、ドラえもんくらいのロボットがいいですけど。これは、私が保守的だからでしょうかね。