<鼻歌で散歩>

くも膜下出血で受け死にかけました。鼻歌を歌って散歩しながら体力つけて100まで生きるつもりです。

規制緩和と偽装マンション

2005-12-07 10:12:53 | ガルマルの鼻歌で散歩
政府の強度偽装マンションに対する支援策が決まったようですね。まあ、問題は山積みなんでしょうが、これからですね。

ところで、気になる記事が今朝の朝日新聞にありました。財務省の官僚の中には、安くて広いマンションを買った人たちに政府が公金を使うのは良くないという輩がいるのだそうです。そういえば、サンデープロジェクトに出てきた建築学会の元副会長という人が「安物買いの銭失い」なのだから、自己責任だ、といっていました。さて、この人たちの頭の中はどうなっているのでしょう。


結局、悪いのは、安い住宅を提供できる仕組みを作れなかった政府と、20年経つと立て替えることを前提にした家作りをしてきた建築学会だと思います。財務省の人たちは都内のいいところに宿舎があるから、自分でマンションを買う必要もないですよね。しかも、天下りやらなんかで、定年後は高級なマンションを買うことができるでしょう。建築学会の元副会長だってどうせ、業界の利益を吸い上げて自分だけは安全で高級なマンションに住めるでしょう。政府の役人と建築学会という今回の悪人が、偉そうに安いものを買った消費者の自己責任を言い出すのは言語道断といわねばなりません。

普通に働く人々が普通に買える家がないことが問題です。これは、政府の失策です。しかも、家は建築学会の陰謀で20年くらいで立て替える仕組みになっている。もし、家が丈夫で何十年、何百年でも住めるものならば、中古住宅市場が潤沢にあるため、安いマンションなんてそれほど需要がないと思います。政府と建築界が共同して、100年でも200年でも住むことができる住宅を考えるべきだったのです。

それも、これも、規制緩和のせいじゃないのでしょうか。規制緩和によって得をしたのは、民間企業ではなくて、官僚のような気がします。自分たちの施策の失敗を民間に押し付けることができます。責任をとる必要がなくなったのです。でも、本当は規制緩和によって、政府はもっと、忙しく厳しい目にさらされなければいけないのではないでしょうか。

ルワンパバーンに新しい街燈が

2005-12-07 09:54:00 | ガルマルの鼻歌で散歩
ラオスの古都、ルワンパバーンが工事だらけになっていると書きましたが、メインの通りの街燈も取り換えていました。真新しい街燈が、ビニールをつけたまま立っていました。古くなった街も、それはそれでいいような気がしましたが、やはり、街の雰囲気を壊さないようなリノベーションが必要なようです。