カサブランカといえばやっぱり「君の瞳に乾杯」でしょうか。英語では、そんなことをいってないような気がするのですが。たとえば、皆様の健康に乾杯といえば、皆様が健康でありますようにということでしょう。じゃあ、「君の瞳に乾杯」は、君が瞳でありますようにとなります。ふうーん、わかったような、わからないような。
実際にゲリークーパーがいっている英語は、私のつたない耳には「ここで君を見ているよ」のような気がします。これを、「君の瞳に乾杯」と訳した人は偉いと思います。しかも、日本人は原文を離れて「君の瞳に乾杯」というせりふでカサブランカという映画を評価しているんです。日本人というのは、他の文化を独自の評価で、もともとのもの以上に価値をあげてしまうということをします。
たとえば、原子心母。これは、ピンクフロイドのアルバム「Atom Heart Mother」を直訳したものです。でも、なんだか、原子心母ということばがあまりにもはまりすぎていて、はじめに日本語で原子心母という言葉があって、それを、ピンクフロイドが英語に直訳したのだ、という風な錯覚を起こしそうです。
というわけで、カサブランカというユリも何だかゲリークーパーのようにきざな花と思います。
実際にゲリークーパーがいっている英語は、私のつたない耳には「ここで君を見ているよ」のような気がします。これを、「君の瞳に乾杯」と訳した人は偉いと思います。しかも、日本人は原文を離れて「君の瞳に乾杯」というせりふでカサブランカという映画を評価しているんです。日本人というのは、他の文化を独自の評価で、もともとのもの以上に価値をあげてしまうということをします。
たとえば、原子心母。これは、ピンクフロイドのアルバム「Atom Heart Mother」を直訳したものです。でも、なんだか、原子心母ということばがあまりにもはまりすぎていて、はじめに日本語で原子心母という言葉があって、それを、ピンクフロイドが英語に直訳したのだ、という風な錯覚を起こしそうです。
というわけで、カサブランカというユリも何だかゲリークーパーのようにきざな花と思います。